「結局」は英語で?最終的にどうなったかを伝える表現14選!
話のオチや状況の結末を知りたい時・伝える時など、色々なニュアンスで使われる「結局」ですが、英語ではどのように表現されているのでしょうか?
今回はそんなバラエティーに富んだ「結局」の英語表現を、2つのカテゴリーに分けてご紹介します!
最終的にどうなったか
いろいろな経緯があった結果の、「結局こうなった」の英語フレーズをご紹介します。
○○ ended up with △△.
結局○○は△△になったよ。
いろいろな経過を経て最終的にたどり着いた「結局」という意味であるこの英語表現は、ある場所や状況に落ち着くというニュアンスで使えるフレーズです!
A: I heard you had a rough night after we left you at the bar last night.
(昨夜私達がバーから帰ってから大変だったらしいね。)
B: Yeah, I met some cool guys, but I ended up with the worst possible one.
(そうなの、何人かいい感じの人と会ったんだけど、結局私はとんでもない最悪な人と一緒に飲む始末になったよ。)
“end up in”という形でも使えますよ!
I don’t want to end up in failure.(失敗に終わりたくない。)
After all, ◯◯.
なんだかんだ言って、○○。
「予想していたけどやっぱりそうなったか!」言いたい時に使える英語のフレーズです!
A: I thought I had a chance with her. I even got her some flowers!
(彼女と付き合えると思ってたのに。花まで買ったのに!)
B: Well, she realized that after all, he was the one for her.
(そうね、彼女も気が付いたんだよなんだかんだ言って、元カレが一番だったって。)
「なんだかんだ言って」にはこんな表現もあります!
After all is said and done, I like living here!(なんだかんだ言って、私ここでの生活好きよ!)
In the end, ◯◯.
やっぱり、○○。
予想通りの結果になってしまったことについて、改めて触れる時にピッタリの英語フレーズです。「分かってはいたけど…」というニュアンスになります!
A: Did you hear that Marc is now off the market?
(マークが独身じゃなくなったんだって聞いた?!)
B: I guess, in the end, good guys never stay on the market so long.
(やっぱりいい男ってそうそう売れ残らないってことなんだね。)
As it turned out, ○○.
結局○○ってことになったよ。
予想外の出来事や、びっくりな展開が起こった場合に使われるフレーズです。「ふたを開けてみれば」というニュアンスになります。
A: How did you spend the boredom of staying with your cousin yesterday?
(昨日はどうやって従妹との退屈な時間を過ごしてたの?)
B: As it turned out, I didn’t have to visit him. So I went swimming with my sister.
(結局従妹のところには行かなくていいってことになったの。だから妹と泳ぎに行ったの。)
To make a long story short, ◯◯.
結局のところ、○○。
直訳すると「長い話を短くすると」というコチラのフレーズ。話すと長くなってしまう内容を、結論だけ抜き出して伝える時に使われます。
A: How did you meet with your boyfriend?
(彼とはどうやって出会ったの?)
B: To make a long story short, he hit on me at a bar when we first met.
(早い話が、初めて会った時にバーでナンパされたのよ。)
Finally, ○○.
結局、○○。
長い時間がかかった時の表現で、結果が良かった場合と悪かった場合の両方のシチュエーションで使える英語のフレーズです。
A: So, did you get to try her pie that people are raving about?
(それで、みんなが賞賛している彼女のパイを食べることはできたの?)
B: Finally, I didn’t! I’m so disappointed!
(結局、食べれなかったんだ!本当にがっかりだよ!)
○○ at the eleventh hour.
最終的に○○。
これは直訳すると「11時間目に○○」となります。「12時直前」ということから、「ぎりぎりになって」「瀬戸際で」「最終的に」の意味で使われる英語表現です。
A: I heard your date was yesterday. Did he show up?
(昨日デートだったんでしょ。彼は来たの?)
B: Yeah, he was late, but he did show up at the eleventh hour.
(まぁ、遅れはしたけど、最終的に来たよ。)
つまるところ
色々考えたあげくに辿り着いた考えを伝える時の英語フレーズをご紹介します。
At the end of the day, ○○.
最終的に○○。
この表現は直訳すると「一日の終わりに」という意味になり、その日を振り返って話をするシチュエーションで使われます。良い結果にも悪い結果にも使えるニュートラルな英語表現です。
A: I still don’t think firing Tom and Adam is a great idea!
(トムとアダムを2人ともクビにするなんてどう考えても得策だとは思えないよ!)
B: Even then, at the end of the day, you will have to make the call.
(そうだとしても、最終的にあなたは決断を下さないといけない。)
When all is said and done, ○○.
結局○○だよ。
これは「できることも言えることも全てがなされた時」という意味の英語で、あらゆる条件や要因の全てを考慮した上で発言する時に使えます。
A: I hate to see you go out with him again!
(また彼とデートに出かけるのなんて見ていられないよ!)
B: When all is said and done, he isn’t such a bad guy to hang out with.
(結局、彼ってそこまで付合うのに悪い人じゃないんだよ。)
○○ anyway.
結局○○。
「どうせ、どっちみち」としてよく使われる“anyway”ですが、文末にもって来ると「どう転がっても最終的には○○」というニュアンスになります!
A: You saw Hanako san in the school bathroom?!
(学校のトイレで花子さん見たんだって?!)
B: Yes, but nobody would believe me like always anyway.
(うん、でも結局いつもみたいに誰も信じてくれないよ。)
○○ sooner or later.
結局のところ○○だよ。
「遅かれ早かれ」として知られるこの英語は、近い将来から遠い将来までを見据えて、「いずれこうなるだろう」と伝える時に使われるフレーズです!
A: Jay is gone! He said he would never come back!
(ジェイが出って行ったよ!もう戻って来ないって!)
B: I think he will come back sooner or later.
(結局のところ戻って来るんじゃない?)
In conclusion, ○○.
結局は、○○。
この表現は文章や発表、プレゼンやスピーチなどの締めくくりの言葉としてまとめる時によく使われる英語です。ややかたい表現で、結論や最終的な結果を表す時に使います!
A: There are so many things happened this year.
(今年は本当に色んな事があったね。)
B: Indeed. In conclusion, I’d say everything turned into good lessons for all of us.
(そうだね。結局は、起こったことすべてが私たちみんなの良い経験になったと言えると思います。)
Ultimately, ○○.
結局のところ○○。
「最終的にはこうだ」と伝える時にピッタリの表現で、連続するいくつもの出来事や物事の結果を表す時の英語フレーズです。
A: I’m not happy with the quality of my paper this time!
(今回の自分のエッセイのクオリティーには満足いかないよ!)
B: Ultimately, it doesn’t matter as the judge is not you and it is the professor.
(結局のところそれって関係ないよね、それを判断するのはキミじゃなくて教授なんだし。)
In the long run, ○○.
最終的には○○だよ。
長い目で見て判断する時の言い回しです。長期的な見方をした上で意見を伝えたい時にピッタリ!
A: I can’t decide if I should buy a bigger pack or a regular pack of my shampoo!
(シャンプーを徳用か普通サイズにするかを決められないよ!)
B: Well, in the long run, it would be a better deal if you get the bigger size than the smaller one.
(そうだね、最終的には大きい方のサイズにしておいた方が小さいのを買うよりはお得だよね。)
○○ amount to △△.
○○は結局△△。
さまざまな経過があってから、ある結果に至るという場合の「結局」の英語フレーズです。
A: Linda’s boy is so mischievous that nobody would want to babysit him.
(リンダのとこの男の子はいたずらっ子過ぎて誰も子守をしたがらないのよね。)
B: He is beyond mischievous! Kids like that will never amount to a thing.
(いたずらっ子なんてもんじゃないでしょう!ああいう子は結局将来ろくなオトナにならないよ。)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は「結局」という時の英語表現を2つのカテゴリーに分けてご紹介しました。
ひとつの日本語の表現でも英語に直すと種類も様々なフレーズがたくさんあって、本当に面白いですよね!
状況や雰囲気に合った表現を楽しく身に着けることでモチベーション向上につなげましょう!