「緊張する」の英語例文!nervous以外にも使いたいフレーズ10選!
「緊張する」って英語で言いたいけど「nervous」くらいしか知らない…。
「tension」「worry」「mind」って表現も聞いたことあるけど、どんな時に使ったらいいの?
ここでは学生時代に一度は耳にした事がある表現から、知ってるとより正確に表現できる単語まで幅広くご紹介していきます。
一度は聞いたことのある「緊張」の英語5選
nervous 「ナーバス」
緊張した・神経質な・臆病な・不安な
必ず皆さん、学習する英単語ですよね。非常に頻繁に使われるのですが、意味が広いので様々なシチュエーションで使われます。ここでは、「慣れている事じゃないから、ドキドキしながらトライする」、そんな時に是非使ってみましょう!
I’m nervous today because I’m going to speak English to introduce our company’s products to the visitors from branches overseas.
(今日は落ち着かないんだ、だって海外支社からのお客に我が社の製品を英語で紹介するから。)
tension 「テンション」
気の張り詰め
日本人にバンバン使われている「テンション」。「朝からテンション高っ!」や、「うわーテンション低っ・・・」などなど。ですが英語では、実際に「高い」(high)「低い」(low)で表現されることはあまり無く、精神が張りつめた状態を言います。以下の例文のように、本番前は気が張りつめますよね。
During the academic meeting, he was under extreme tension because he was going to advance his new theory.
(新しい研究を発表することになっていたので、学会の間、極度に気が張っていた。)
worry 「ウォーリー」
くよくよする・イライラする・心配する
少し前に、「ウォーリーを探せ」という本がありましたが、人の名前ではありません。とにかく焦っていたり、落ち込んでいる状態を表す英語です。簡単なようで、実際どのように使えば正しいのか悩みますよね、この言葉。以下の例文はどうでしょう?
We can’t make it. Let’s get going home.
(無理だよ、もう帰ろうよ。)
Don’t worry. We shouldn’t be afraid of making mistakes.
(心配するな。失敗を恐れてはいけないよ。)
mind?? 「マインド」
気持ちに差し支える・気に障る
運動部上がりの人なら必ず言ったことがあるはず・・・「ドンマイ!」これってどういう意味なのか深く考えませんでしたよね。英語で言うDon’t mind.です。「固くなるな、気を大きく持て」と、リラックスさせる表現なのです。
Please don’t mind what he said to you. He was just joking.
(彼の言う事をどうか気にしないでください。ただの冗談です。)
We will get a cup of coffee if you don’t mind.
(お差し支えなければコーヒーブレイクにしましょう。)
uneasy 「アンイージー」
不安な・気にかかる
ソワソワして落ち着かない時にぴったりの表現です。情報過多の現代社会では、どうも気にかかることが多すぎて・・・。でも気持ちを張りつめたまま過ごしていると、下のような例文に当てはまってしまいます。適度にリラックスする時間を作りましょう。
I always feel uneasy at my office, because my boss sits in front of me and listens to me during the working hours. I’m so tired of being secretary.
(いつも会社で気が張っているのよ。だって勤務中は、ずっと上司が目の前に座って耳を傾けているんだもの。もう秘書なんかこりごりよ。)
知っているとスゴイ!「緊張」に関する英語5選
strain 「ストレイン」
緊張させる・締め付ける
高度な語彙の登場です。このstrainは、神経に関する英単語。張りつめていたり、集中している状態の時によく使われますよ。以下の例文のように、正確な表現ができますので、おススメの英単語です。
I strain my every nerve.
(全神経を集中しています。)
The relations between these countries has become strained.
(これら国家における関係が緊迫した。)
strung 「ストラング」
ピリピリしている
これも高度な語彙です。とにかくピリピリした精神状態の時にはもってこい。通常highlyを付けて高度な緊張感をニュアンスとして出します。また、upを付ければnervousと同じ意味で使えます。両方のフレーズを以下の例文でどうぞ!
His temperament was highly strung yesterday.
(昨日の彼はピリピリした精神状態だった。)
That pianist is too strung up. She should play more softly.
(あのピアニストは固すぎるね。もっと柔らかく奏でないと。)
wind up 「ワインドアップ」
緊張させる・精神を引き締める・巻き込む
「風」という意味の「ウィンド」ではありません。イメージとして、「キリキリ巻き続けて、リラックスする暇がない」という感じを持ってくださいね。一つ注意すべきは、受身形で使う、という点です。私は緊張させられる=「緊張する」ですから!
The fight was so wound up.
(とても緊迫した闘いだった。)
Why don’t you get relaxed. You’re too wound up.
(リラックスすれば?そんなにこわばらなくても・・・。)
taut 「トート」
精神が張りつめている
こんな英語、見た事なーい!と思われましたか?滅多に耳にしないかもしれませんが、知っていれば語彙力アップ間違いなし!皺やたるみがなく、ピーンと張りつめた極限状態のニュアンスです。若い頃はこんなお肌だったのに・・・。
I suddenly became taut when I felt the earth move roughly.
(地面が荒々しく揺れた時、急にドキっとした。)
That high jumper’s nerves looked taut as the strings of the guitar.
(その走り高跳びの選手の神経は、ギターの弦のように張りつめていた。)
on the rack 「オンザラック」
緊張している・産みの苦しみを味わっている
ここで出てきたrackは、ホームセンターで見るあの「ラック」です。「〇〇掛け」ですよね。ここでは、物事が落ち着かずにぶら下がっている状態をイメージしてみてください。「早く結果が知りたいのに・・・ソワソワドキドキ。」こんな例文はいかがでしょう?
Jessica and her mother have been on the rack in front of the boards of the exam results.
(ジェシカと彼女の母は、試験結果発表板の前でずっとソワソワしている。)
おわりに
いかがでしたでしょうか?「緊張する」の英語表現をご紹介しました。「ドキドキする」「不安だ」「気持ちが張り詰める」など、シチュエーションに合わせて使いたい単語が変わってきます。
あなたの状況に合わせて、今日から様々な「緊張」を英語で表現してみましょう!