「元気ですか?」の英語!How are you?以外のフレーズ11選!
「元気ですか?」と相手の調子を聞くときの表現といえば何でしょう?
まっさきに”How are you?”を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか?もちろん、この英語フレーズも使われますしきちんとした表現です。ただし、”How are you?”以外にも「元気ですか?」と尋ねることのできる表現がたくさんあります。
今回は「元気ですか?」を尋ねる英語フレーズを紹介します!
カジュアルな表現
まずは、友達同士や親しい人に対して「元気ですか?」と聞きたいときの英語フレーズをご紹介!
How’s it going?
調子はどう?
“How are you?”よりも砕けた印象のある表現です。親しみを持ってもらうために、初対面の相手に対しても使うことがあります。相手の調子を聞くときの表現ですが、「あなた自身の体や心の状態」というより、「あなたの生活や人生の状態」を聞いているニュアンスです。
そのため主語がitとなっているんですね。なので、答えるときは”I’m”ではなく、”It’s”を使って答えましょう。もし「どっちだっけ?」と迷ってしまったら、”Pretty good.” “Not bad.”などで答えてしまっても大丈夫です。
A: Hi. How’s it going?
(やあ。調子はどうだい?)
B: It’s going very well./Very well.
(すごく順調だよ。)
How are you doing?
元気?
“How’s it going?”よりもカジュアルな印象のある「元気ですか?」の英語フレーズです。ただ、あまり神経質になる必要はなく、どちらを使っても大差はありません。
ただし、こちらは”you”を使って「あなた自身のこと」を聞いているので、答えるときには”‘I’m”を使います。
How’s things?
調子はどう?
“How’s it going?”と同じように「相手の生活や人生」について尋ねている表現です。「”things”って複数形だから、”How are things?”じゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんね。
実はこのthingsというのは、「たくさんの出来事を集めて一つにまとめている」イメージなんです。「things=life」という考え方をしてます。もちろん、たくさんの出来事をバラバラに考えて”How are things?”という表現もありますよ。捉え方の違いということです。
What’s going on?
元気?
“How’s it going?” “How are you doing?”と同様にカジュアルな表現で、友人など親しい人の間で使われています。状況によっては「何が起こってるの?」と直訳のニュアンスそのままで使われることがあります。
What’s up?
最近どう?
「元気ですか?」と相手の調子を聞くときのフレーズで最もカジュアルで砕けた表現ですね。アメリカで、特に若い人がよく使います。調子を聞くだけじゃなく、単に「やあ!」など挨拶として使われることも多いです。
What are you up to?
どうしてた?
こちらの英語フレーズは”What’s up?”のもとになっている表現です。「何か新しいことがあったか」という気持ちが込められている表現ですが、特に細かく答える必要はありません。
ちなみに、言い方や状況によって「何するの?」と単に予定を聞くニュアンスだったり、「何か企んでるの?」なんてネガティブな意味になったりすることもあります。
A: What are you up to?
(どうしてた?)
B: Not much.
(特に変わりないよ。)
What’s new?
最近どう?
こちらも”What’s up?”や”What are you up to?”と同じように、「最近何か変わったことはなかったかな?」という気持ちを込めて相手の調子を尋ねることができる英語フレーズです。
フォーマルな表現
親しい人の間でも使えて、かしこまった場面や目上の人と会うときなどに使えるフォーマルな「元気ですか?」を伝える英語フレーズを紹介します!
How are you holding up?
その後、調子はどうですか?
こちらのフレーズは、ちょっと体調を崩していた人や何かがあって落ち込んでいた人などに対して使われます。大変な事情を知っていた上で、「その後はどうなのかな?「がんばれているかな?」という気持ちを伝えることができます。
深刻な状況に限らず、ちょっとした声掛けとして相手を気遣うフレーズです。
How are things with you?
最近どうですか?
直訳すると「あなたの身の回りの事はどうですか?」という意味になるこの英語フレーズ。”How’s things?”とは違って、様々な出来事をバラバラに考えて聞いています。
そのため、”things”を複数形として”are”を使っています。こちらもある程度相手の状況などを知ったうえでの気遣いを示すフレーズとして使われます。
May I inquire as to how you are doing?
いかがお過ごしでしたか?
かなり丁寧な「元気ですか?」のフレーズです。親しい相手に使うと「え?どうしたの?」と違和感を持たれるか、わざとふざけて言ってるという印象を与えます。
I hope you are well.
お元気のことと思います。
こちらは会話よりはメールや手紙で相手の調子を気遣うときに使われる丁寧な英語フレーズです。同様の表現で”Hope you are doing well.”というフレーズもあります。こちらを使うと少しカジュアルなニュアンスになりますね。
おわりに
今回は”How are you?”以外に使える「元気ですか?」を尋ねる英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
もちろん、”How are you?”を使うのがダメなわけでありません。自分でいろいろなフレーズを使えるようにすることはもちろんですが、相手から”How are you?”以外の表現で聞かれたときに戸惑わないように、たくさんのフレーズを知っておきましょう!