「もう一回言って!」英語で聞き返す時の自然なネイティブ表現17選!
英語のレベルに関係なく、会話の中で聞き返したい時ってありますよね。まだ英語に慣れていなくて聞き取りづらい場合、ボーっとしていて聞きそびれた場合など、日常会話では誰でも「もう一回言って!」と言いたくなるものです。
もちろん英語のネイティブだって、会話の中で聞き返すことは当然あります!
ということで今回はネイティブスピーカーが使う「聞き返す時の英語フレーズ」をご紹介します!
超カジュアルに聞き返す時
親しい友達の間で使えるカジュアルな聞き返し方を紹介します!間違っても上司などに使わないようにしましょうね。
Huh?
え?
聞き取れなかった場合、日本語で瞬間的に「え?」という言葉を使いますよね。その英語版がこの”Huh?”になります!超カジュアルな返し方なので、親しい相手に使いましょう!
What?
何?
日本語でも「何?」だけで聞き返されるとそっけないですよね。決して汚い言葉遣いではありませんが、丁寧さに欠けてぶっきらぼうな印象になります。
その感覚は英語でも同じ。”What?”だけで済ませられるのは、仲の良い友達くらいと考えておきましょう!
Say that again?
もう一回言って?
“Say that again.”だと「もう一回言って。」というシンプルな命令文ですよね。命令をしている口調ですから、やはり非常にカジュアルな英語表現となります。
そのフレーズの最後に「?」をつけることで、「もう一回言って?」と聞き返している形を取れるのです。語尾を上げる感じで言ってみましょう!
普通に聞き返す時①
すごくカジュアルなわけでもなければ、馬鹿丁寧なわけでもない聞き返し方がこちら!日常会話でもビジネス会話でも登場するような安心して使える英語表現です。
What’s that?
何て?
普通に直訳すると”What’s that?”は「あれは何ですか?」になりますよね。ただこの英語フレーズは日常会話の中で、他の使い方がされることが多いのです。
それは人と話していて、言葉が聞き取れなかった時!聞き逃した直後に相手に対してこの英語フレーズを使います?そうすると「今何て?」といったニュアンスになるのです。
もう一回言って欲しい時にネイティブがよく使う表現なので、覚えておきましょう!
I’m sorry?
ごめんなさい、もう一回言って?
もう一回言って欲しい時は、語尾をしっかり上げて”I’m sorry?”と聞きましょう。イントネーションに気をつけないと、ただの謝罪の言葉になってしまいますよ!
ここで言う”I’m sorry”は「ごめん、聞き取れなかった、もう一回言って?」という意味なんです。なので語尾を上げることをお忘れなく!
“I’m”を省略してもOK。その場合は比較的親しい相手に対して使いましょう。
Sorry?(すみません。)
Excuse me?
すみません、もう一回言って?
先ほどの”I’m sorry?”と似たような英語表現ですね。こちらもきちんと語尾を上げて言うようにしましょう!
カジュアルな会話でもフォーマルな会話でも、もう一回言って欲しい場面で使える便利なフレーズです。
What did you just say?
今何て言いました?
“What did you say?”(何て言いました?)だけでもいいのですが、”just”(今しがた)をつけることで今まさに発せられた言葉を指して使うことができます。
ただ注意したいのは、この英語表現はケースによっては挑発的に聞こえることがあるのです。例えば何かムカつくことを言われたら、「お前今何て言った?は?」という空気になりますよね。
こういったシチュエーションにも”What did you just say?”は使えてしまうのです。誤解を避けるためにも、使う時は会話の流れに気をつけましょう!
Can you say that again?
もう一回言ってくれますか?
“Can you”を使って相手にお願いをするフレーズ。”Could you”や”Would you”に比べてカジュアルな印象がありますが、比較的丁寧な英語表現なので、色んな場面で使える便利な言葉です!
“again”を”one more time”に変えても良し。ただし”again”の方が短いので、こちらの方が多用されている印象があります。
Can you say that one more time?(もう一回言ってくれますか?)
Can you repeat that?
もう一回言ってくれますか?
“repeat”は「繰り返す」という意味の英語。これを”Can you”のお願い表現と組み合わせることで、「さっきの言葉を繰り返し言ってくれますか?」という意味になるのです。
“Can you say that again?”に似た別の表現方法として覚えておきましょう!
普通に聞き返す時②
こちらは純粋に聞き返すだけでなく、明確なものを対象にして「何って言ってたっけ?」と質問するための英語フレーズ。その時のシーンに合わせて使い分けましょう!
What was it again?
何だったっけ?
これはもう一回言って欲しい言葉が発せられた直後に使うのではなく、ちょっとしてから「あれ何だったけ?」と聞き返す時の英語フレーズ。
“again”を最後ににつけることで、「もう一回言って欲しい」というニュアンスを出すことができますよ!
What did you say you want?
何が欲しいって言ってたっけ?
聞き返したい内容を具体的に指定したい時は、”What did you say ○○?”という形を使ってみましょう!物や事柄を指して聞き返すことができますよ。
○○の部分を変えて、色々アレンジしましょう!
What did you say your father hate?(君のお父さんが大嫌いなものって何だって言ってたっけ?)
最後に”again”をつけるのもいいですね。
What did you say you got again?(何もらったって言ってたっけ?)
Where did you say you wanna go?
どこに行きたいって言ってたっけ?
場所に関する内容で聞き返したい時は、”Where did you say ○○?”というフレーズを使えばOK。○○の部分を変えて、色んなアレンジができますね!
これにも”again”を最後につけても大丈夫です。
Where did you say she went again?(彼女がどこに行ったって言ってたっけ?)
When did you say you are free?
いつ空いてるって言ってたっけ?
時間に関してもう一回聞き返したい時は、”When did you say ○○?”を使いましょう!スケジュールなどを確認し合う時に便利ですね。
“again”をつけたバージョンがこちら。
When did you say you are busy again?(いつ忙しいって言ってたっけ?)
Who did you say you like?
誰が好きって言ってたっけ?
人物を対象に聞き直す時は、”Who did you say ○○?”でOK。
こちらにも”again”をつけてみましょう!
Who did you say you’re dating again?(誰とデートしてるって言ってたっけ?)
丁寧に聞き返す時
今度はビジネスシーンで問題なく使える丁寧な聞き返し方をお教えします!こういった英語表現は友達との日常会話で使うとものすごく不自然なので、使う場面を選んでくださいね。
Could you please say that again?
もう一度言って頂けますか?
“Could you”だけでも丁寧なお願い表現になりますが、それに”please”を加えることでよりフォーマルなフレーズを作ることができます。お客様相手に使ってみたいですね!
ちなみに”Could you”は「できることが可能か」というニュアンスがあり、”Would you”は「快く引き受けてくれるか」という意味合いが隠されています。
Would you please say that again?(もう一度言って頂けますか?)
そのため聞き返す時はどっちを使っても、結果的に問題はありません!ただ”Could you”の方が頻繁に耳にするようにも感じます。
Could you please repeat that?
もう一度言って頂けますか?
こちらは”repeat”(繰り返す)を使った丁寧表現。”say that again”(もう一回それを言う)と”repeat”(繰り返す)はどちらも大体同じ意味の英語なので、一緒に覚えておきましょう!
Pardon?
何とおっしゃいましたか?
もう一回言って欲しい時のフレーズとして、学校では”Pardon?”という英語を習ったのではないでしょうか?確かにこの表現は丁寧です。しかしアメリカなど文化で使うなら、やたら丁寧過ぎてしまいます。
そもそも”pardon”は「許し」や「赦免」を表す英語。全文だと“I beg your pardon?”で「あなたの許しを乞います。」というフレーズなのです。
つまり主従関係を築いている人同士の会話で、「失礼ですが、おっしゃったことが聞き取れませんでした。許してください。」と言っているような状況。それを現代社会で言うと、かなりやり過ぎになってしまいます。
ということで紹介こそしていますが、あまり使うことのない表現となります。
おわりに
いかがでしたか?
もう一回言って欲しい時に使える英語表現は色々ありましたよね!それに”Pardon?”ばかりを使っていた人は、「もう使うのをやめておこうかな…」と思ったはず。
実際の日常会話では教科書で習ったようなフレーズ以外の英語が出てくるもの。その場に合った表現がパッと使えるように、今のうち練習しておきましょう!