異動の挨拶英語!メールで社内連絡や取引先に報告する表現10選!
定期的に会社で行われる人事異動!その都度、社内と社外の両方に挨拶をすることになりますよね。
社内公用語が英語の時や、連絡をする取引先が海外であった場合、しっかり異動の挨拶を英語でできますか?
今回は「異動の挨拶をする英語表現」を学んでいきましょう!
異動の基本フレーズ
まずは異動を表現する基本の英語フレーズを覚えましょう!
I will be transferred to ○○ as of <date>.
<date>付けで○○に異動となります。
自分の異動を伝えるなら、この定型文を覚えておきましょう!”transfer”は「転勤させる」という意味の英語なので、受動態で使うのが通例です。また「これから」や「もうすぐで」異動というニュアンスを強めたい時は、このように未来進行形を使うとしっくりきます!
○○の部分には、部署名、オフィスの場所などを入れましょう。”as of”は日付とセットで使うと、「<日付>をもって」という意味になり、いつから異動になるかを明確にできます。
I will be transferred to the marketing department as of March 1st.
(3月1日付けでマーケティング部に異動となります。)
「今日」から変わる場合は、こんな言い方ができます。
I will be transferred to the marketing department as of today.(本日付けでマーケティング部に異動となります。)
I have been transferred to ○○, effective as of <date>.
<date>付けで○○に異動となりました。
先ほどの挨拶とほぼ一緒ですが、時制の使い方が違いますね。こちらは現在完了形を使っているので、「異動が決定した」というニュアンスを出したい時にオススメです!
I have been transferred to the sales department, effective as of April 1st.
(4月1日付けで営業部に異動となりました。)
また日にちの伝え方も別の英語が使われています。”effective”は「効力を発する」という意味を持ち、いつからその辞令が適応されるかを伝えられます。
“effective as of”でなく、”effective”だけでも問題ありません!
I have been transferred to the sales department, effective April 1st.(4月1日付けで営業部に異動となりました。)
I will be assigned to ○○ on <date>.
<date>に○○へ配属となります。
異動の挨拶をする際に使えるもう一つの英語表現がコチラ。”assign”は「任命する」、「配属する」という意味なので、人を動かす時に適した言い方です。
ここでも自分は配属される側になるので、受動態で書くようにしましょう!
I will be assigned to the Osaka office on August 1st.
(8月1日に大阪オフィスへ配属となります。)
丁寧な異動の挨拶フレーズ
異動を表す基本のフレーズを習ったところで、実際の挨拶で使う丁寧な表現方法を見ていきましょう!
I would like to announce that ○○.
○○をお知らせ致します。
“announce”は「告知する」、「発表する」という意味の英語。これを丁寧な表現である”would like to”(させて頂きたい)と合わせることで、ビジネスに適した挨拶を出すことができます!
I would like to announce that I will be transferred to the Tokyo branch as of March 1st.
(3月1日付けで東京支部に異動となることをお知らせ致します。)
I would like to inform you that ○○.
○○をお知らせ致します。
“inform”は「情報を与える」、「知らせる」を表す動詞です。”tell”の少し堅い言い方と捉えてもいいでしょう。
I would like to inform you that I have been transferred to the accounting department, effective as of April 1st.
(4月1日付けで経理部に異動となりましたことをお知らせ致します。)
こんな英語表現もできます!
I would like to inform you of my transfer to the accounting department, effective as of April 1st.(4月1日付けで経理部に異動となりましたことをお知らせ致します。)
I am pleased to announce that ○○.
○○を謹んでお知らせ致します。
“be pleased to”は「喜んで〜する」、「謹んで〜する」を意味する丁寧な英語です。人事異動を嫌々受けているのではなく、ポジティブな気持ちで受け止めている印象を出すことができます!
I am pleased to announce that I will be assigned to the head office on August 1st.
(8月1日に本部へ配属となることを謹んでお知らせ致します。)
その他の挨拶フレーズ
異動の挨拶メールで役立つ、その他の英語表現をご紹介します!
○○ will take over from me.
○○が引き継ぎます。
挨拶で大切なので、誰が後任になるのかということ。そこで便利なので”take over from”という表現。コレは「から引き継ぐ」という意味の英語です。この表現を使うことで、後任の紹介ができますよ!
Mr. Taro Yamamoto will take over from me.
(ヤマモトタロウが引き継ぎます。)
社内への連絡であればファーストネームだけで十分でしょう。社外に挨拶をする場合は、敬称付きのフルネームとその人のメールアドレスも添えておくと親切ですね!
他にもこんな英語表現が使えますよ!
Taro will take my position.(タロウが引き継ぎます。)
Taro will take over my duties.(タロウが引き継ぎます。)
Taro will take over my responsibilities.(タロウが引き継ぎます。)
My replacement will be Mr. Taro Yamamoto.(私の後任はヤマモトタロウになります。)
I would like to express my deepest appreciation for the support and cooperation.
ご支持とご協力に(お世話になりまして)大変感謝しております。
挨拶のメールでは、今までしてもらったことへの感謝も重要です!かしこまって丁寧にお礼を伝える時は、この英語表現を使ってみましょう!感謝の重みを感じられます。
Taking this opportunity, I would like to express my deepest appreciation for all the support and cooperation you have extended to me during the past 3 years.
(改めて、この3年間大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。)
社内の人向けには、こんな英語フレーズがオススメ!
Thank you very much for your great help in the office.(オフィスでは手を貸して頂き、本当にありがとうございました。)
Thank you very much for your assistance for the last 6 years.(この6年間、私を支えてくださり、本当にありがとうございました。)
I appreciate your great help in the office for the last 5 years.(この5年間、オフィスで手を貸して頂き、本当にありがとうございました。)
It has been a pleasure working with you.
一緒にお仕事ができて光栄でした。
“pleasure”は「喜び」や「満足」を表す英語。直訳すると「あなたと一緒に働くことは、ずっと喜びでした。」となり、気持ち良く仕事を共にできたことを表しています!
パートナーのような間柄で取引先と接していた場合は、もちろん社外に使ってもOKになります。ただパワーバランスとして相手方の方が上の立場にある場合は、この英語表現が無難でしょう。
It has been a pleasure serving you.(お仕えできて光栄でした。)
他にも似たような表現で、”enjoy”を使ったものもありますよ!こちらのほうが柔らかい印象です。
I have enjoyed working with you.(一緒にお仕事ができて楽しかったです。)
I hope that I will have the opportunity to work with you and your company again.
またご一緒に働ける機会があることを願っております。
こちらは社外の挨拶のみで使える英語フレーズになります。ポイントは”work wih you and your company”!つまりメールを送っている相手とその人が所属している会社を指しているわけです。
先ほど同様、もしこちらの方が立場が低いと感じた場合は、以下の言い回しがベターです!
I hope to have the chance to serve you and your company again.(またお役に立てる機会があることを願っております。)
おわりに
いかがでしたか?
人事異動は定期的にあることなので、決まった英語フレーズを覚えておくと便利!特に職場が変わる前後はバタバタして忙しいので、前もって挨拶をフォーマット化しておくと非常に楽です。
とは言うものの最後のオフィシャルな挨拶ですから、「どこかで見たような」同じ文章で留めるのではなく、自分なりの言葉も添えるようにすると好印象になりますよ!