「乗り換え案内」の英語!日本で電車利用の外国人を助ける表現12選!
近年日本にどんどん増えてきているのが海外からの観光客。公共交通が整っている日本では、観光スポットを巡る時に電車を利用する人も多いのではないでしょうか?特に東京付近をまわる時は必ず使うと言ってもいいかもしれません!
とは言え、電車の乗り換えは慣れていないと利用するのが少し難しいですよね。海外から来た人が困って途方に暮れてしまうことも!
今回はそんな外国人観光客を日本で助けるために、「乗り換え案内をする英語フレーズ」をご紹介します!これで英語を使っての電車乗り換え案内もバッチリ!
助けが必要か尋ねる/受け答えする
いかにも困ってそうな外国人がいたらどうしますか?時間に余裕があって、助けてあげられる自信があったら是非声をかけてあげましょう!また勇気を出して声をかけた後は、話している時の受け答え表現も大切ですよね。
こちらでは乗り換え案内に必要な英語の「声のかけ方」と「受け答えの仕方」を紹介します!
Do you need help with anything?
何かお困りですか?
路線図を凝視していたり、いかにも困った顔をしている外国人を見かけた時に使いたいのがコレ。「何か困っていることはないか?」とザックリ聞くことができるので、非常に便利な英語表現ですよね!
乗り換え案内をしてあげる前に使いたいフレーズです。
Sure.
もちろんです。
自分から話しかけるのではなく、もし向こうから“Excuse me, could you tell me how to get to Shinjuku?”(すみません、どうやって新宿に行くか教えてくれますか?)などと声をかけられた時、あなたはどうしますか?
もし乗り換え案内をしてあげられる場合は「いいですよ」という意味で、”Sure.”と言ってあげましょう!何かを引き受ける時に使える定番の返答方法です。
A: Excuse me, could you tell us how to get to Shibuya?
(すみません、渋谷にどうやって行くか私たちに教えてくれますか?)
B: Sure.
(もちろんです。)
Right.
そうです。
外国人に電車の乗り換え案内をしてあげたとしましょう。相手が確認のため自分の理解が正しいか聞いてきたら、この英語表現で応答すればOK!「その通りです。」といった意味ですね。
A: So, do we take this train first and change the train to Tozai Line?
(じゃあ、最初にこの電車に乗って東西線に乗り換えればいいんですか?)
B: Right.
(そうです。)
“That’s”をつけてもいいですよ!
That’s right.(その通りです。)
こんな言い方もできます。
You’re right.(その通りです。)
That’s correct.
その通りです。
“Right”と一緒に覚えておきたいのが、この英語フレーズ。”correct”は「正しい」や「正解の」を表す英語。乗り換え案内をしている間に相手の理解が正しいことを示す表現ですよ!
乗り換え案内をする
さてここからが本番と言ってもいいですね!電車の乗り換え案内をする時に知っておきたい最低限の英語フレーズを紹介します。これだけおさえておけば、基本的に問題ありません!
Take the ○○ Line going toward △△.
○○線に乗って、△△方面に行ってください。
まず何線に乗った方がいいのかを教えましょう。その場合は”Take the ○○ Line”と言えばOK。
ただ反対方向に行かれては大変!より分かりやすくするために、電車の方面を明確に言った方がいいですよね。その場合は”going toward △△”という表現と最後に足して方向を伝えましょう。
A: Could you tell me how to get to Tokyo Station?
(どうやって東京駅に行くか教えてくれますか?)
B: Sure. It’s very close from here. Take the Keihin Tohoku Line going toward Omiya.
(もちろん。ここからとっても近いですよ。京浜東北線に乗って大宮方面に行ってください。)
Get off at ○○ Station.
○○駅で降りてください。
乗り換え案内をする時は、どこの駅で降りるかを指示することが大切ですよね。”get off”(降りる)という英語を使って説明してあげましょう!
Take the Marunouchi Line going toward Ogikubo and get off at Akasakamistuke Station.
(丸ノ内線に乗って荻窪方面に行って、赤坂見附駅で降りてください。)
At ○○ Station, transfer to the △△ Line.
○○駅で△△線に乗り換えてください。
具体的な乗り換え案内をするなら、降りる駅とその後に乗り込む電車を教えてあげたいですよね。その場合はこの英語フレーズを使いましょう!
A: First, take the Marunouchi Line going toward Ogikubo and get off at Akasakamistuke Station.
(どうやって東京駅に行くか教えてくれますか?)
B: Uh-huh, and what’s next?
(もちろん。ここからとっても近いですよ。京浜東北線に乗って大宮方面に行ってください。)
A: Then, at Akasakamitsuke Station, transfer to the Ginza Line.
(それから赤坂見附駅で銀座線に乗り換えてください。)
“transfer”の代わりに”change”を使っても「乗り換えする」を表すことができます!
From there, change to the Yamanote Line at Shinjuku Station.(そこから新宿駅で山手線に乗り換えてください。)
It’s about ○ stops from here.
ここから○駅くらいです。
何駅くらいで着くかの目安を伝えるなら、この英語フレーズを使いましょう!この情報さえあれば、電車に乗っている間も安心ですよね。
A: It’s about 3 stops from here.
(ここから3駅くらいですよ。)
B: Thanks for your help!
(助けてくれてありがとうございます!)
こういう英語表現もアリ!
It’s about a few stops from here.(ここから2、3駅くらいです。)
It’s about 3 or 4 stops from here.(ここから3、4駅くらいです。)
You’ll get there in about ○○ minutes.
○○分くらいでそこに着きますよ。
「3駅くらい」という情報はありがたいですが、駅と駅によって間隔が異なることもありますよね。大体かかる時間を伝えてあげれば、より親切な乗り換え案内をすることができますよ!
A: Take the Yamanote Line going toward Shinagawa. You’ll get there in about 10 minutes.
(品川方面の山手線に乗ってください。大体10分でそこに着きますよ。)
駅構内の道案内をする
電車の乗り換え案内をする時に意外に見落としがちなのが、駅構内を案内する英語表現。乗るべき電車と方面が分かっても、どのホームにどう行けばいいか分からない時ってありますよね。
ここでは駅構内を道案内するフレーズをお伝えします!
Go upstairs with the escalator over there.
あそこのエスカレーターで上がってください。
ホームを変える場合は一度エスカレーターを使って移動をしますよね。指を指して「あそこ」と示しながら、どこから上がれるか教えてあげましょう!
下がる場合はこちら!
Go downstairs with the escalator over there.(あそこのエスカレーターで降りてください。)
階段だけの場合は、シンプルに英語でこう言えばOKです!
Go upstairs.(階段で上がってください。)
Go downstairs.(階段で下がってください。)
Go to the second floor with the elevator.
エレベーターで2階に上がってください。
スーツケースやベビーカーなど大きな荷物を持っている人であれば、エレベーターで上に行くように英語で指示してあげましょう!
Go to the platform number 1.
1番ホームに行ってください。
乗りたい電車がくるホームを案内する時は、”platform”(ホーム)を使いましょう!ホームは”home”でも”form”でも通じないので、必ず”platform”という英語を使うようにしてください。
おわりに
いかがですか?
外国人に突然英語で話しかけられるとビックリしてしまいますが、冷静に考えれば電車の乗り換え案内ってシンプルにできるものなのです。
今はスマホで乗り換え情報が調べられますから、落ち着いて対応してあげましょう。基本英語フレーズをおさえれば、外国人観光客を助けるのも簡単にできちゃいますよ!