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「エアコン」は英語で何て言う?よくある間違い&関連フレーズを紹介!

 

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夏と冬に欠かせない「エアコン」。部屋の温度を快適にしてくれる生活の必需品ですね!

ただし英語圏で”aircon”と言っても、実は通じないのです…。ではネイティブスピーカーは一体どのような単語を使っているのでしょうか?

今回は「エアコンの英語表現とその関連フレーズ」を学んでいきましょう!



「エアコン」は英語で何て言う?

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「エアコン」は”air conditioner”

冷暖房で部屋の温度を快適にしてくれるものを日本では「エアコン」と言いますよね。しかし実はこれは立派な和製英語

実際の英語では“air conditioner”<エアー・コンディショナー>と言います!その音を聞けば分かる通り、日本語の「エアコン」は英語の「エアー・コンディショナー」を短くしたものだったのです。

“air”(空気)“condition”(調整する)機械なので、”air conditioner”と呼ばれています。”conditioner”はシャンプーをした後に、髪の毛の状態を整えるコンディショナーと同じ単語ですね。調整/調節してくれるもの指すので、とっても分かりやすくてシンプル!

“air conditioner”は略して”A/C”

「じゃあ英語圏でも”air-con”って略せばいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。確かにネイティブにとっても“air conditioner”は長い単語なので、日本人と同様に短くして使うという思考が働きます。しかしその略し方は残念ながら”air-con”ではありません

英語圏では”air condition”を縮めて、“A/C”と呼ぶのが一般的。表記方法は”A/C”、もしくは単純に“AC”となります。読み方はそのままのアルファベット読みで<えぃしぃー>と呼びましょう。

日本の「エアコン」よりも、はるかに短い呼び名でしたね!


「エアコン」の豆知識

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「エアコン」は冷房のみを表す!?

日本で「エアコン」とは冷暖房の両方を表します。しかしアメリカで言う“AC”は、基本的に冷房に対してのみ使われます。つまり室温を下げる時にしか”AC”という言葉は使えないということ!

ただ日本のエアコンもそうですが、一つの機械で冷房と暖房の両方を行ってくれる機械が多いですよね。その場合は冷房機能を指して”AC”暖房機能を指して”heater”という英語を使い分けるのです。同じ機械なのに季節によって名前が変わるなんて面白い!

「クーラー」も通じない!?

「エアコン」以外に「クーラー」という呼び方もありますよね。確かに「クーラー」は”cooler”と表記できるので、いかにも通じそうです。

しかし「エアコン」を意味して”cooler”を使っても、想像しているような意味で相手は理解してくれないでしょう。確かに英単語としては存在しますが、「エアコン」を指しての「クーラー」は完全に和製英語です。

英語圏で”cooler”は「氷を入れて食べ物や飲み物を冷やしておくクーラーボックス」「アルコールが入っている冷たいドリンク」などを指す時に使われます。”air conditioner”を指して「クーラー」とは言わないんですね!


「エアコン」の英語フレーズ

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Could you turn on the air conditioner?

エアコンつけてくれる?

エアコンをつけて欲しい時は、”turn on”(作動させる)という英語表現を使いましょう。”air conditioner”でも”AC”でも構いませんが、”AC”の方がより一般的!

もうちょっとカジュアルにお願いする時は”can you”で始めても大丈夫です!
Can you turn on the AC?(冷房をつけてもらえる?)

Could you turn off the air conditioner?

エアコンとめてくれる?

“turn on”の反対で、「切る」を意味するのが”turn off”。

さらに丁寧に言いたい場合は、”would you”を使いましょう!
Would you please turn off the AC?(冷房を消して頂けますか?)

Could you turn up the AC?

エアコンを強めてもらえますか?(設定温度を下げる

この英語表現は多くの日本人が恐らく騙されてしまうかもしれません!“turn up”は「上げる」、「強める」という意味で、エアコンをよりガンガン作動する時に使われます。つまり「冷房を強くする=より涼しくなる」という状況なのです。

しかし”up”の部分に気を取られて、つい設定温度を上げがち。そうしたら「冷房を弱める」ことになり、向こうが意図していたことと逆のことをしていることに!

Could you turn down the AC?

冷房を弱めてもらえますか?(設定温度を上げる

先ほどの”turn up”の反対は、“turn down”。「下げる」、「弱くする」という意味の英語です。ガンガンにきいていた冷房の威力を小さくしたい時に使われます。つまり「冷房を弱くする=涼しさをやわらげる」という状況です。

“down”と言っていますが、間違っても設定温度を下げないようにしましょう!相手はより凍えてしまうかも!

Could you set the AC to 28℃?

28℃に冷房を設定してくれますか?

明確に「この温度にして!」と言いたい時は、”set”(設定する)を使いましょう。温度の前に”to”をお忘れなく!

「28℃より下にしないで」と言う時は、こんな英語表現も。
Could you set the AC to no lower than 28℃?(28℃より下げないでエアコンを設定してくれますか?)

Please don’t set the AC to lower than 28℃.(エアコンを28℃より下にしないでください。)

The AC is on in this room.

この部屋はエアコンが作動してるよ。

エアコンがついているかどうかを伝える時は、”on”を使えばOK。be動詞と合わせることで、冷房がきいていることを表現できます。

You left the AC on.

冷房つけっぱなしだったよ。

お出かけしているのに冷房のつけっぱなしは良くないですよね。もしルームメイトがエアコンを消さずに出て行ったら、リマインドと忠告もかねてこの英語表現を使ってみましょう。

“leave ○○ on”(○○を作動にしたまま置いておく)」という意味なので、”You left the TV on.”(テレビつけっぱなしだったよ。)という表現もできてしまいますよ!

「忘れる」を使っても似たような発言ができますね。
You forgot to turn the AC off.(冷房消し忘れてたよ。)

This air conditioner isn’t working.

このエアコンは作動しないです。

ずっとつけてるのに涼しくならなかったり、スイッチを押しても動かない時は、エアコンが壊れている可能性があります。”work”(正常に機能する)を否定形で使い、エアコンが動かないことを伝えましょう。

「今試してみたけど、動かない」というように、今現在まさに起こっている状況を説明する時は、例文のような現在進行形で!

「ああ、このエアコンね。壊れてて動かないから、使えないよ。」というように、もう以前からそれが作動しないことを分かっていて、その話をする場合は現在形を使うのが自然です。
This air conditioner does’t work.(このエアコンは作動しません。)

おわりに

いかがでしたか?
たかがエアコンの話題でしたが、予想以上に学べることが多かったと思います。とにかく英語圏では”AC”という言葉を使い、冷房のみを表すということを覚えておきましょう!

また温度の上げ/下げに関する英語表現を、日本人は逆に勘違いしがち。次回からは意識して聞き取ってみてくださいね!

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