「バイク」は英語でなんて言う?自転車との違い&関連フレーズを紹介
ヘルメットを着けてバイクにまたがり、颯爽と道路を走り抜ける…。
とってもカッコいいですよね!特に男性なら一回は誰でも憧れたことがあるのではないでしょうか?
しかしせっかく自慢のバイクを紹介したくても、”bike”と言ってしまっては別の意味になってしまうので注意が必要!今回は「バイクの正しい英語表現とその関連フレーズ」についてお話します!
「バイク」は英語で何て言う?
「バイク」を”bike”と表すと別の意味になる!?
エンジンのついたオートバイのことを日本では「バイク」と呼びますよね。しかし同じ調子でオートバイのことを英語で”bike”と言ってしまうと、別の意味に受け取られてしまう可能性があります!
実は日常会話で使われる”bike”は「自転車」を指します。
「自転車って”bicycle”じゃないの?」と思った人もいるのではないでしょうか。確かに「自転車」は”bicycle”で間違いありません。しかし“bike”の呼び方の方が短いため、「自転車」を表す際には”bike”という英語が頻繁に使われます。
最近では日本でも、サイクリングが趣味でスポーツ仕様の高級な乗っている人の間では、「自転車」を「バイク」と呼ぶようになりましたよね。“bike”は基本的に「自転車」を意味すると覚えておきましょう!
英語で「バイク」は”motorcycle”!
では「バイク」のことを英語で何と言うのでしょうか?
正解は“motorcycle”!
または“motorbike”!
どちらでも構いませんが、”motorcycle”の方がややメジャーでしょう。
「原動機」や「エンジン」を意味する”motor”がつくことで、ただの二輪でなくオートバイであることが分かりますよ!
またスラングで“moto”と言うこともあります!バイク仲間の間では通じる英語ですので、上級者はこちらもオススメ。
ただし”bike”は”motorcycle”を意味することも!
先ほど”bike”は「自転車」を意味するとお伝えしましたが、一応定義上は「オートバイ」を指す英語でもあります。
“bike” = 自転車 or オートバイ
というのも、”bike”の頭にある“bi-“には、「2つの」という意味があるのです。ここで指している「2つ」は車輪のこと。自転車もオートバイもどちらも二輪車。ということで、車輪が二つあるという意味では、自転車もオートバイも大して変わらないわけです。
しかし日常会話では”bike”=「自転車」の方がメジャー。日本では「バイク」と言えば「オートバイ」が定番なので、そういう意味では英語圏と日本は真逆というわけです。
誤解を避けるためにも、オートバイの話をする際は、”motorcycle”の英語を使うといいでしょう!
【フレーズ①】バイクの基本動作
I ride a motorcycle.
バイクに乗る。
オートバイに乗ることをシンプルに表現するなら、”ride”を使いましょう!”ride”には「何かに乗って移動する」、「乗りこなす」というニュアンスがあります。
自己紹介として「オートバイに乗るよ」と言う時や、「昨日オートバイを運転したよ」というような行為を表現する時に使えますよ!
No one can ride a motorcycle like I can.
(誰も自分がやるみたいにオートバイを乗りこなすことはできない。)
他にもこのような英語で「乗る」を表現できます!ただしこちらのフレーズは「自分がバイクに乗る人間だ」という意味で「バイクに乗る」と言いたい時には、若干不自然になるのでご注意を!
I ride on a motorcycle.(オートバイに乗る。)
I get on a motorcycle.(オートバイに乗る。)
I get off the motorcycle.
バイクから降りる。
“get off”は「降りる」ことを意味し、通常はバスや電車などの乗り物から乗客が降りる時などに使われます。そのため自家用車などから降りる時は”get off”は使わず、”get out”と表現するのが一般的です。
しかし自転車やオートバイなどの二輪に対しては、例外的に「降りる」という意味で使うことが可能。またがっていたものから降りるといった感覚で使われるのですね!
When I get off the motorcycle, my hair smells really bad.
(オートバイを降りた時の私の髪は凄く臭い。)
“get off a motorcycle”というように”a”を使う場合、それは「オートバイから降りる」という行為を漠然と指している時に限ります。つまりどのバイクかを特定していない状況です。
通常は”get off my mototcycle”(自分のオートバイから降りる)や”get off the mototcycle”(そのオートバイから降りる)というように、乗っている対象を明確にする機会が多いので、状況に合わせて言い換えをしましょう!
“a”と”the”の違いについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!
aとtheの違いって理解できてる?冠詞の使い方をマスターしよう!
I park my motorcycle.
バイクを停める。
“park”は「駐車する」を表す英語です。こちらの表現はオートバイ以外に、自動車や自転車などの様々な車に使うことができますよ!
I love going to a mall on Monday. I can park my motorcycle wherever I want.
(月曜日にモールに行くの大好き。好きなところにオートバイを停められるんだ。)
【フレーズ②】バイクの日常会話
I toured ○○ on a motorcycle.
○○にツーリングに行きました。
日本語で「ツーリング」は、オートバイに乗って観光地を訪れたり、純粋に走ることを楽しむ行為を指しますよね。これは「旅行をすること」を意味する”touring”の英語から来ています。
そのため本来”touring”のみではオートバイの要素を語ることができず、あくまでも「観光」を表すことになるのです。
ということで、同じような意味を英語で伝えるためには、今回紹介したように「小旅行をする」、「遠征をする」といった意味で、”tour”を動詞として使うといいでしょう!
I toured the mountain on a motorcycle with my friends last weekend.
(先週末友達とその山にツーリングに行きました。)
ただしバイク仲間同士であれば、こういった表現も理解してもらえるはずです。そこまでメジャーな言い方ではないので、注意しましょう!
I went touring on a motorcycle.(ツーリングに行きました。)
I love motorcycle touring.(ツーリング大好き。)
I went to ○○ by motorcycle.
バイクに乗って○○に行きました。
オートバイを交通手段としてどこかに行ったことを伝える時は、この基本英語フレーズを使いましょう!
I went to the cafe by motorcycle yesterday.
(昨日そのカフェにバイクで行きました。)
I got a new motorcycle.
新しいバイクを買いました。
新しいオートバイを買った際は、”get”を使って表現するといいでしょう。この英語には「買う」以外に、「手に入れる」、「自分のものにする」というニュアンスが込められています。そのため買ってもらった場合にも問題なく使えます!
もちろん”buy”を使っても構いませんが、その場合は「購入した」という印象が強くなりますよ。
I bought a new motorcycle.(新しいオートバイを買いました。)
I got my motorcycle license.
バイクの免許を取得しました。
“I got my license.”(免許を取得した)というと、何の免許か分からず困惑を招きます。移動手段の免許だと分かっていても、「自動車」を想像する人が多いので、しっかりと”mototcycle license”(オートバイの免許)と言うようにしましょう!
I finally got my motorcycle license today!
(やっと今日オートバイの免許を取得したよ!)
I commute on a motorcycle.
バイクで通勤/通学しています。
“commute”は「通勤する」もしくは「通学する」を表す英語です。オフィスや学校に関係なく、定期的に家から通っている場所があれば、「そこに行き来する」という行為として使えますよ!
I’m happy to commute on a motorcycle every day.
(毎日オートバイで通勤/通学できて幸せだよ。)
【フレーズ③】バイクの事故・事件
I had a motorcycle accident.
バイクで事故に遭った。
“motorcycle accident”は文字通り「バイク事故」を表す英語です。この表現はオートバイによってひかれた場合も、オートバイに乗っていて転倒した場合にも使うことができます。
つまりオートバイが関係する事故全般に使えますよ!
I had a little motorcycle accident yesterday.
(昨日ちょっとしたオートバイの事故に遭った。)
I fell off my motorcycle.
バイクで転倒した。
気をつけていれば大丈夫ですが、やはり二輪であるオートバイは転倒の危険が常につきまといます。バランスが崩れて転倒した場合は、”fall off”(落ちる)という英語表現を使ってみてください!
また基本的に「バイクで転倒した」という話をする時は、自分のバイクに乗っている時であると思います。そのため”my motorcycle”が自然に聞こえますので、”a motorcycle”と言わないようにしましょう。
I nearly fell off my motorcycle.
(もう少しでオートバイで転倒するところだった。)
My motorcycle got stolen.
バイクを盗まれた。
置いてあった場所に、自分のオートバイがない!そんな盗難事件にあってしまったら、この英語フレーズを使ってみましょう。”steal”(盗む)を受け身の形で使うことで、盗られた側として被害を訴えることができます。
My motorcycle got stolen today. What a day.
(今日バイクを盗まれてしまった。なんて日だ。)
こんな英語表現もアリですね!
My motorcycle was stolen.(オートバイが盗まれた。)
I got my motorcycle stolen.(オートバイが盗まれた。)
おわりに
いかがでしたか?
今回はバイク好き必見の英語表現をご紹介しました!かなりポイントを絞ったフレーズでしたので、なかなか教科書では学べない内容だったと思います。
趣味でオートバイに乗る人は自己紹介や日常会話で訳に立つと思いますので、参考にしてみてくださいね!