「飽きた」を英語で!やる気がなくなったりうんざりした時の表現16選
食べ過ぎてもう要らなくなったり、やりすぎて興味をなくしたりする事ってありますよね。そんな時は「飽きた」って言いたくなりませんか?英語でも色々な表現方法がありますよ。
今回は英語で「飽きた」をどう表現するのかをシチュエーションごとに紹介しますね。
基本の「飽きた」
ずっと同じことをやり続けると、飽き飽きしてしまいますよね。そんな時の「飽きた」気持ちを英語でどう表現するのか知っていますか?
ここではそういう時にピッタリな基本のフレーズを色々と紹介しますよ。
I’m tired of ○○.
私は○○に飽きました。
仕事などをやりすぎてやる気がなくなってしまった時はこのフレーズを使ってみてください。
知っている方も多いと思いますが“tired”には英語で「疲れた」という意味がありますよね。でも、他にも「飽きた」という意味があったということは知っていましたか?是非覚えておいてくださいね。
A: I’m tired of studying.
(私は勉強をするのが飽きたよ。)
B: You’ve been studying for hours. You should take a break and refresh your mind.
(あなたはもう何時間も勉強しているもんね。休んで気分転換したほうがいいよ。)
他にもこんな英語表現が。
I grew tired of ○○.(私は○○に飽きました。)
I’m sick of ○○.
私は○○に飽きました。
このフレーズは歌などに聞き飽きて、もう聞くのが嫌になった時などにピッタリな表現ですよ。
“sick”はよく英語で「病気な」などの意味で使われるんです。でも、“of”で文章を続けると「飽きた」という表現になるんですよ。
A: Why are you blocking your ears?
(なんで耳を塞いでいるの?)
B: I’m sick of your jokes. They are so stupid.
(私はあなたのジョークに飽きたの。すごくバカバカしいからね。)
I got bored of ○○.
私は○○に退屈しました。
もうゲームなどに飽きて退屈に感じてしまう時はこのフレーズを使ってみてくださいね。“got bored”は英語で「うんざりした」や「退屈した」という意味なんですよ。
A: Do you want to go and play tennis?
(一緒にテニスをしに行かない?)
B: I got bored of that. Let’s go for swimming today.
(私はそれに飽きたな。今日は泳ぎに行こうよ。)
他にもこんな英語表現が。
I’m bored of ○○.(私は○○に退屈しました。)
I’m weary of ○○.
私は○○に飽き飽きしています。
このフレーズは同じことの繰り返しでうんざりした時などに使ってみてくださいね。“weary”は英語で「飽き飽きして」や「うんざりして」という意味の形容詞なんですよ。
A: I’m weary of this repetitive work.
(この繰り返しの作業には飽き飽きだよ。)
B: Stop complaining and continue your work. At least you are getting paid for it.
(愚痴るのはやめて作業を続けな。給料を貰えているだけましでしょ。)
I lost interest in ○○.
私は○○への関心をなくしました。
今まではハマっていたけど、もう興味がないものにはこのフレーズがピッタリですよ。“lost interest”は英語で「関心を無くした」という意味の表現なんです。
A: Do you want to go to this concert? Isn’t she your favorite singer?
(このコンサートに行きたい?彼女はあなたのお気に入りの歌手でしょ?)
B: No thanks. I lost interest in her.
(いいや、大丈夫。私は彼女への関心がなくなったんだ。)
すごく「飽きた」
もう見るのも嫌になるほど飽きる事もありますよね。そんな時は今まで紹介したフレーズじゃ少し物足りません。
ここではすっごく飽きてうんざりな時に使いたくなる英語のフレーズを紹介しますね。
I’m sick and tired of ○○.
私は○○にうんざりしました。
先ほど紹介した二つのフレーズを合わしたのがこちらになります。この英語表現はよくネイティブの人が使っているんですよ。
飽き加減も二倍になるので、本当に嫌になるくらい飽き飽きしたものに使うのがピッタリです。
A: I’m sick and tired of my manager. She doesn’t like me so she always criticizes me unfairly.
(私は部長にうんざりしているよ。彼女は私の事が嫌いだから私の事をいつも不当に批判するの。)
B: I think you should find a new job.
(新しい仕事を探した方がいいと思うよ。)
I’m fed up with ○○.
私は○○にもううんざりしています。
もう見るのも嫌になった参考書などを表現したい時はこのフレーズを使ってみましょう。こちらもよくネイティブの方が使うのでドラマで聞いた事あるって言う人もいるかもしれません。
“fed up”は英語で「もう嫌」や「もううんざり」という意味なんですよ。
A: I’m fed up with all the news about the election.
(選挙のニュースにもううんざりしているよ。)
B: I agree. I just want to block my eyes and ears.
(同感だね。目と耳を塞いじゃいたいぐらいだよ。)
I’ve had enough of ○○.
○○はもうたくさんです。
このフレーズもよく使われることがあります。今までたくさんやりすぎて、もう十分だと思った時に使うのがいいですよ。
“enough”は英語で「十分な」という意味なんです。
A: It’s going to rain tomorrow too. We should change our plan.
(明日も雨なんだって。私たちの予定を変えた方がいいね。)
B: I’ve had enough of the rain. I can’t do anything.
(雨はもうたくさんだよ。何にもできない。)
I’m burnt out.
私は燃え切りました。
仕事や勉強をやりすぎて、もうやる気がなくなってしまった時にはこのフレーズがいいかもしれませんよ。
“burnt out”は英語で「焼き尽くした」という意味なんです。でもここでは「燃え切った」や「精力を使い果たした」という意味になりますよ。
A: Did you work overtime yesterday?
(昨日は残業をしたの?)
B: Yes. I’m burnt out.
(うん。私は燃え切ったよ。)
I’m hacked off with ○○.
○○はもううんざりです。
この英語のフレーズはスラングなんですよ。何かに飽き飽きした時に友達に言ってみてくださいね。
“hacked off”は英語で「うんざりした」という意味になりますよ。
A: I’m hacked off with all the readings I have to do.
(読まないといけない本がいっぱいでもううんざりだ。)
B: Is that for your assignment? I feel sorry for you.
(それはあなたの課題のため?かわいそうに。)
I can’t stand anymore of ○○.
私はもう○○には耐えられません。
飽きすぎてもう我慢できないぐらい嫌なものを表現する時はこのフレーズがおススメです。
“I can’t stand”は英語で「立てない」という意味ですよね。でも、後に名詞などを付けると「耐えられない」という意味になるんですよ。
A: I can’t stand anymore of her talking.
(私は彼女の話にはもう耐えられないよ。)
B: I told you she is very talkative.
(彼女はおしゃべりだって言ったでしょ。)
味に「飽きた」
カレーが何日も続いたり、好きな物を食べ過ぎてうんざりする事ってたまにありますよね。そういう時は英語でどう「飽きた」と表現したらいいのでしょうか?
ここではそんな時に言いたくなる英語のフレーズをたくさん紹介しますよ。
I’m sick of having ○○.
私は○○を食べるのに飽きました。
このフレーズは先ほど紹介したものに似ていますよね。何回も食べ過ぎて飽きてしまった食べ物に使ってみましょう。
英語で「食べる」は”eat”よりも”have”で表現することが多いんですよ。なので、さっきのフレーズに”having”をつける事によって食べ飽きているという事を伝えられるんですよ。
A: I had pizza for breakfast, lunch and dinner. Now, I’m sick of having pizza.
(私はピザを朝食と昼食と夕食に食べたの。もう、ピザを食べるのに飽きたよ。)
B: I can’t believe you had pizza for breakfast.
(ピザを朝ごはんに食べたなんて信じられないね。)
I’ve had enough of ○○.
○○はもうたくさんです。
こちらのフレーズも先ほど紹介しましたよね。これも食べ物に飽きた時にピッタリな表現ですよ。
A: I’ve had enough of cakes. I’m going to get sick if I have anymore.
(ケーキはもうたくさんだ。これ以上食べたら気持ち悪くなっちゃうよ。)
B: Was it someone’s birthday today?
(今日は誰かの誕生日だったの?)
I’m tired of eating ○○.
私は○○を食べるのに飽きました。
こちらもさっき紹介した「飽きた」のフレーズを食べ物バージョンにアレンジしてありますよ。
A: You always have sandwiches for lunch.
(いつもお昼ご飯はサンドイッチを食べているよね。)
B: Actually, I’m tired of eating sandwiches. I might switch to something else tomorrow.
(実は、サンドイッチを食べるのに飽きたんだよね。明日は他のものにしようかな。)
I’m bored of this taste.
私はこの味に飽きました。
同じような味が続いて嫌になってきた時はこのフレーズがいいですよ。“taste”は英語で「味」という意味なんです。
A: Curry again? I’m bored of this taste.
(またカレー?この味には飽きたよ。)
B: If you don’t like what I cook, you can make it yourself.
(私が料理したものが嫌なら、自分で作ればいいでしょう。)
I don’t want to have ○○ anymore.
私はもう○○は食べたくありません。
飽きちゃったからもう食べたくないという事を言いたいのなら、このフレーズがおススメです。“anymore”は英語で「これ以上」という意味なんですよ。
A: I don’t want to have hamburgers anymore. I had it for five days in a row.
(もうハンバーガーは食べたくないよ。五日間も続けて食べたんだ。)
B: How did you do that?
(どうやったらそんな事になるの?)
おわりに
いかがでしたか?「飽きた」と言いたい時に使えるフレーズは色々とありますよね。
飽きる事もたまにありますが、あまりにも三日坊主が続くとあなたの印象が悪くなってしまうかもしれません。なので、今回紹介したフレーズを使いすぎないように英語も頑張って続けてみてくださいね。