「迫力がある」を英語で!威圧感や衝撃を表すフレーズ16選!
「わぁ~、すごいな。迫力あるなー。」
映画を見てたり、大きな建物を見たり、遊園地で驚いたり、威圧感のある人に出会ったり。色んな場面で「迫力がある」って言いたくなりますよね!
でも、ピッタリな英語の表現方法が思いつかない場合も多いのではないでしょうか?
英語では、微妙なニュアンスの違いで複数の表現方法があります。今回は英語でどのように「迫力がある」を表現するのか紹介しますね!
熱意の「迫力がある」
実力のある役者さんの演技は見ていると鳥肌が立つほどの迫力が伝わってきますよね。そんな時は英語でその感じられた熱意を伝えたいと思いませんか?
ここではそんな時に言いたくなる「迫力がある」のフレーズを色々と紹介しますよ。
○○ is spectacular.
○○は迫力があります。
演出やビジュアルで迫力を感じた時に、まずネイティブが使う定番の形容詞が “spectacular”でしょう。
“spectacular”には英語で「壮観な」や「劇的な」という意味があるんですよ。迫力満点のものを見た時に使ってみるのがおススメです。
A: This concert is spectacular. Thank you for taking me here.
(このコンサートは迫力があるね。ここに連れてきてくれてありがとう。)
B: I knew you would like it. I should ask you to come with me more often.
(あなたが気に入るって分かっていたよ。もっと頻繁にあなたを誘ったほうがいいね。)
○○ was stunning.
○○は迫力がありました。
「迫力がある」でもう一つよく使われる表現が“stunning”なんです。感動するような迫力が感じられた時に使うのがいいと思います。
“stunning”には、他に英語で「美しい」や「魅力的な」という意味もあるんです。
A: Well done. Your speech was stunning.
(よくやったね。あなたのスピーチには迫力があったよ。)
B: Thank you. I hope I didn’t make anyone bored.
(ありがとう。誰も退屈させてないといいけど。)
○○ is moving.
○○は感動的です。
演技に迫力があって感動した時にはこのフレーズを使うのがいいと思います。
“moving”には英語で「動いている」という意味があります。でも形容詞として使うと他にも「感動させる」という意味もあるんですよ。
A: His performance is moving.
(彼の演技は感動的だよね。)
B: Yes, I’m getting goose bumps on my arms.
(うん、私の腕に鳥肌が立っているよ。)
○○ is amazing.
○○にはすばらしいです。
力の入ったパフォーマンスを見たりすると「すごい!」って思ったりしますよね。“amazing”には英語で「すばらしい」という意味があります。
迫力があると感じた時にこういうフレーズを使って表現するのもおススメですよ。
A: Have you seen this musical?
(このミュージカル見た?)
B: Yes, it is amazing. You should definitely see it. And get the front row.
(うん、それはすばらしいよ。絶対に見に行った方がいい。あと前列をとるといいよ。)
○○ is powerful.
○○は説得力があります。
このフレーズは演説などに迫力があって、心を動かされた時に使います。“powerful”は英語で「説得力のある」や「影響力のある」という意味なんです。
その他にも「力強い」や「高性能の」という意味で使われることもありますよ。
A: He is a good president. A lot of people respects him.
(彼はいい大統領だよね。沢山の人が彼を尊敬している。)
B: Yes, his speech is powerful. I think he is a wise man.
(そう、彼の演説は説得力があるよね。彼は賢明な人だと思うよ。)
力の「迫力がある」
満点の星空を見ると「迫力があるな~」って感動しますよね。こういう時に近くにいる人に英語で感じた事を伝えたくなりませんか?
ここでは圧倒されるような「迫力がある」時の英語表現を紹介しますね。
○○ is impressive.
○○は印象的です。
“impressive”は英語で「印象的な」や「感動的な」という意味なんです。迫力がある星空などを見て強い印象を受けた時に使うのがピッタリですよ。
A: Look at the sky. You can never see so much stars in the city.
(空を見て。都会ではこんなに沢山の星は絶対に見れないよね。)
B: This is impressive. Oh, was that a shooting star?
(これは印象的だね。あ、今のは流れ星かな?)
I’m overwhelmed by ○○.
私は○○に圧倒されます。
このフレーズは迫力がある建物などに圧倒された時や感動した時に使います。
“overwhelm”は英語で「圧倒する」という意味の動詞なんです。そして今回のフレーズのように“overwhelmed by”(圧倒される)と受け身にして使う事が多いんですよ。他にも“overwhelming”と形容詞にして使う事もあります。
A: Oh my god! This building is so beautiful.
(すごーい!この建物はとっても綺麗だね。)
B: Wow, I’m overwhelmed by the size of it.
(おー、この大きさに圧倒されるよ。)
○○ blew my mind.
○○は私を圧倒しました。
このフレーズを直訳すると「○○は私の心を吹き飛ばしました。」という意味なんですよ。イメージどおり圧倒された時にこう言ったりする事があるんです。他にも「驚いた」という意味もあるんですよ。
この表現はよくネイティブの方が使うので耳を澄ましてみてくださいね。
A: That was a great movie. I want to watch it again.
(すごい映画だったね。もう一回見たいな。)
B: I know. The last fighting scene blew my mind.
(そうだね。最後の戦いのシーンには圧倒されたよ。)
○○ is full of impact.
○○は衝撃が強いです。
遊園地のジェットコースターなどに迫力があると言いたい時にはこのフレーズがおススメですよ。
“impact”は日本語でも使われる「インパクト」や「衝撃」という意味なんです。“full of”と前に付ける事で「衝撃に満ちている」のような表現になるんですよ。
A: Can we ride that roller coaster? It looks fun.
(あのジェットコースターに乗ってもいい?面白そう。)
B: Okay, but be prepared for it. It is full of impact.
(いいよ、でも心の準備はしておいてね。これは衝撃が強いから。)
○○ is dramatic.
○○は劇的です。
日本語でもよく使われる「ドラマチック」は迫力がある時にも使えます。英語で“dramatic”は「印象的な」や「劇的な」という意味なんですよ。
A: I’ll show you a clip I found on internet. It is very dramatic.
(ネットで探した画像を見せてあげるね。すごく劇的なんだよ。)
B: Is it the one you were talking about? Something to do with rescue?
(あなたが前に言っていたやつ?なんか救助に関すること?)
○○ was awesome.
○○は印象的でした。
“awesome”は感激した時や感動した時に使える便利な単語なんですよ。「すばらしい」や「印象的な」という意味なので、迫力があると感じたものに使ってくださいね。
A: How was the art exhibition?
(美術展はどうだった?)
B: It was awesome. They did it outdoor so the artwork was really big.
(印象的だったよ。外でやっていたから展示品がすごく大きかったんだ。)
○○ is breathtaking.
○○はあっと言わせます。
大迫力であっと言わせるようなものにはこのフレーズがピッタリだと思いますよ。
バラバラにすると、“breath”は英語で「息」という意味で“taking”は「取る」という意味なんです。
A: Have you seen the view from that window? It is breathtaking.
(あの窓からの景色を見た?あっと言わせるよ。)
B: Where? Oh my god, this is so beautiful.
(どこ?わー、すごくきれいだね。)
他にもこんな英語表現が。
○○ took my breath away.(○○は私をあっと言わせました。)
威圧の「迫力がある」
大先輩と一緒にいるとその人のオーラで威圧される事がたまにあります。こっそりと友人にこの感情を英語で伝えられたら少しはプレッシャーが和らぐかもしれませんよ。
ここではそういう時に使える「迫力がある」の英語表現を紹介しますね。
○○ has a strong presence.
○○は強い存在感があります。
迫力がある人は存在感がありますよね。そういう事を表現したい時はこのフレーズを使ってみてください。
“presence”は英語で「存在」や「存在感」という意味なんですよ。「強い」という意味の“strong”を前に付ける事で「強い存在感」という表現ができるんです。
A: Who is that person? She has a strong presence.
(あの人は誰?彼女は強い存在感があるね。)
B: She is the CEO of my company.
(彼女は私の会社の社長なんだよ。)
○○ is hard to ignore.
○○は無視しがたいです。
このフレーズはプロレスラーなど迫力がある人に使えますよ。
“ignore”は英語で「無視する」という意味なんです。“hard to”は「するのが難しい」という意味なので、あわせて「無視できない」という英語表現になるんですよ。
A: Do you see that big muscly man over there? He is my friend, Jackson.
(向こうにいるあの筋肉質の大きな男見える?彼は私の友達、ジャクソンよ。)
B: He is hard to ignore. Is he a wrestler or something?
(彼は無視しがたいね。レスラーか何かなの?)
I feel intimidated by ○○.
私は○○におじけづきました。
迫力がある人を目の前にすると誰でもおじけづいてしまいますよね。そんな感情を表現するにはこの英語のフレーズがうってつけですよ。
ここでは“intimidated”は英語で「威圧される」や「おびえさせられる」という意味なんです。他にも「脅迫される」なんて意味もあるんですよ。
A: I don’t want to go work. I feel intimidated by the manager.
(仕事に行きたくないよ。私は部長におじけづいちゃうんだ。)
B: He is not the friendliest person. But if you get to know him, he is actually nice.
(彼は一番優しい人じゃないよ。でも彼を知ってみると本当はいい人なんだ。)
○○’s presence is overpowering.
○○の存在は圧倒的です。
先ほど紹介した“presence”をこのフレーズでも使っています。この場合、“overpowering”は英語で「圧倒的」や「威圧的」という意味になるんですよ。
誰かの迫力がある存在に抵抗できないと思った時にはこのフレーズがいいと思います。
A: I don’t really like Bianca. Her presence is overpowering.
(私はビアンカがあんまり好きじゃないんだ。彼女の存在は圧倒的だよ。)
B: Me too. I feel very uncomfortable in front of her.
(私も。彼女の前だとすごく緊張しちゃうんだよね。)
おわりに
いかがでしたか?
日本語で「迫力がある」と一言で言えても、英語だと場面や状況によって、いろんな表現方法があります。
映画や景色から感じたり、人の熱意や力、そして威圧感だったり、状況に合わせて様々なんです。
ぜひ、場面に合わせて「迫力がある」の英語を使い分けてみて下さいね!