「雨が降る」の英語表現!rainy以外のお役立ちフレーズ8選!
小雨、霧雨、どしゃ降り、ゲリラ豪雨などなど、日本語で雨が降る様子を表す言葉はたくさんありますよね。それらを伝えたいときrainyだけだと上手く伝わらない・・・そんな経験はありませんか?日本語ほどではありませんが、英語にも雨が降る様子を表現するフレーズがいろいろあります。
今回は”rainy”以外に使える「雨が降る」様子を伝える英語フレーズを紹介します!
小雨が降っている様子を伝えるフレーズ
日本語では「パラパラ降ってる」「ポツポツ降ってる」「しとしと降ってる」など、小雨が降る様子を伝える言葉が豊富です。では、英語ではどうでしょう?実は日本語のように、繊細に使い分けることはしません。
小雨が降っている様子を伝える英語フレーズを紹介します!
It’s drizzling.
小雨が降ってる。
小雨や霧雨を表現するときにはコレ!非常に雨粒が小さくて静かに降っているイメージです。「パラパラ」も「ポツポツ」も「しとしと」など細かく使い分けずに、とりあえず少しだけ雨が降ってるということを伝える感じですね。
A: It has started drizzling. We’d better run.
(小雨が降ってきたよ。走った方がいいね。)
B: We don’t have to. The station will be there soon.
(大丈夫だよ。駅はもうすぐそこだから。)
にわか雨が降っている様子を伝えるフレーズ
ずっと続くわけではない短時間の雨、すぐにやむと思われる雨・・・さて、どんな風に言ったら良いでしょうか?にわか雨が降っている様子を伝えるフレーズを紹介します!
It’s only a shower.
ただのにわか雨だよ。
“shower”という英語を使って、にわか雨など短時間で終わる雨を表現することが出来ます。”only”をつけて「ただの」と強調していますが、”It’s a shower.”だけでもOKです。
A: Oh, it’s raining. I forgot to bring my umbrella.
(雨が降ってる。傘持ってくるの忘れちゃったよ。)
B: You don’t have to worry. Just wait a while. It’s only a shower.
(心配することないよ。ちょっと待ってよう。ただのにわか雨だから。)
大雨が降っている様子を伝えるフレーズ
以前と比べて、日本で大雨のニュースを聞くことが増えましたよね。実はたくさんの雨が降っていることを伝える英語というのは多いんです。大雨が降っている様子を伝える英語フレーズを紹介します!
It’s pouring.
どしゃ降りだよ。
激しくたくさんの雨が降る様子を表現します。”pour”という動詞には「激しく雨が降る」の他に「水が激しく流れ出る」などの意味があります。
A: I’m going to the supermarket.
(スーパーに行ってくるよ。)
B: Now? Be careful. It’s pouring outside.
(今?気を付けてね。外はどしゃ降りだよ。)
It’s bucketing down.
バケツをひっくり返したような雨だよ。
こちらも激しく雨が降る様子を表すフレーズです。バケツをひっくり返す・・・英語でも同じ感覚なんですね!
A: What’s the weather like in Japan?
(日本の天気はどう?)
B: It’s bucketing down now. I planned to go on a picnic, but I cancelled.
(バケツをひっくり返したような雨が降ってるよ。ピクニックに行く予定だったけど、止めたよ。)
It’s raining cats and dogs.
どしゃ降りの雨が降ってる。
もしかしたら知ってる方も多い英語フレーズかもしれませんね!なぜ”cats and dogs”なのか不思議ですよね?北欧神話で猫には雨を降らせる力、犬には風を起こす力があると信じられていたことから、この表現が生まれたと言われていますが、これには諸説あるようです。
A: Look outside! It’s raining cats and dogs!
(外見て!どしゃ降りの雨だよ!)
B: Oh, really? Unbelievable! It was really clear just a few minutes ago!
(え、ホント?信じられない!ちょっと前までいい天気だったのに!)
The heavens opened.
急に大雨が降りだした。
日本語の「ゲリラ豪雨」に近い表現です。突然、雨が激しく振り出した様子を伝えるのにピッタリ!「天国」を意味する英語”heaven”にこんな使い方があるなんて面白いですね。
A: As soon as I got into my car, the heavens opened. I was really lucky!
(車に乗ってすぐ、大雨になったんだよ。本当ツイてたよ!)
B: Good for you. There have been a lot of sudden rains recently, haven’t there?
(よかったね。最近急に雨が降ること多いよね?)
雨で自分が濡れている様子を伝えるフレーズ
雨に濡れて体や服がびしょびしょになってしまった経験ありませんか?自分が濡れてしまったことを伝えることで、雨が降っていることを表現するのもアリですね。雨で濡れてしまったことを伝えるフレーズを紹介します!
I’m soaked to the skin.
肌までびしょ濡れだよ。/服がびしょ濡れだよ。
雨によってびしょ濡れになってしまったときに使えるフレーズ。単に傘を忘れて雨に濡れてしまっただけかもしれませんし、傘をさしていても防げないほどの大雨だったか・・・。どちらの場合でも使えます。
A: Oh, what’s wrong? Why are you so wet?
(わあ、どうしたの?なんでそんなに濡れてるの?)
B: I’m soaked to the skin. I didn’t bring my umbrella because the weather forecast said it wouldn’t be raining.
(肌までびしょ濡れ。天気予報で雨が降るなんて言ってなかったから、傘持って行かなかったんだよ。)
I’m drenched.
ずぶ濡れだよ。
“drenched”という英語でも、びしょ濡れになってる様子を表現することが出来ます。
A: Terrible! I’m drenched even though I used my umbrella, but it’s no use because of these gusty winds.
(最悪!傘さしてたのにずぶ濡れだよ。すごい風のせいで意味なかった。)
B: Me too. We should have worn a raincoat.
(私も。レインコート着た方が良かったね。)
おわりに
今回は”rainy”以外に使える「雨が降る」様子を伝える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
“rainy”という言葉を使わなくても雨が降っていることを伝える表現はこんなにあるんです。雨の降り方によって表現を変えて、その様子を伝えられるようになるといいですね!