「暖かい/温かい」の英語!気候・物・気持ちを伝える表現12選!
「あたたかい」と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?
秋や春の陽気だったり、ポカポカお風呂だったり、心があったまる出来事だったりと、「あたたかい」と感じる瞬間は様々ですよね。
そんな「暖かさ/温かさ」を英語ではどう表現するのでしょうか?今回は、「暖かい/温かい」の英語フレーズを対象別にご紹介していきます!
気候が「暖かい」
まずは、天候が暖かな様子を伝える英語フレーズを紹介していきます!
It feels warm.
暖かいね。
“warm”は、英語で「あたたかい」という意味。シンプルな表現ですが、暖かさを伝えるならこの単語が一番伝わりやすい、まず間違いのない一言です。”feel”を使うことで「暖かく感じる」と言っていますよ。
A: It feels warm today. The temperature is just right.
(今日はあったかいね。気温がちょうど良い。)
B: Shall we have lunch outside?
(外でランチにしようか?)
It feels so nice and warm!
とてもぽかぽかで快適!
“warm”(あたたかい)だけでももちろん伝わりますが、快適さをより表現したい時には “so nice”(とても良い)を付け加えてあげましょう!
ちなみに、”It feels so nice.”だけでも、天候や日差し、風などが「気持ち良い」というニュアンスで使うことができますよ。
A: It feels so nice and warm!
(とてもぽかぽかで快適!)
B: The weather’s too good to go back to office.
(オフィスに戻るにはもったいないくらい良い天気だ。)
It’s mild today.
今日は暖かいね。
“warm”の他に「暖かさ」を表す単語が “mild”です。ただし、どちらかというと、寒さが和らいだ感じの暖かさを表現する単語なので、以前と比較して暖かかったりする時や、寒くはなく過ごしやすい時に使いたい英語フレーズになります。
ちなみに、「暖冬」は英語で “mild winter”なので、あわせて覚えてみてください。
A: It’s mild today.
(今日はあったかいね。)
B: Yeah, finally no jacket today.
(ね、やっと上着なしで大丈夫だよ。)
It’s a balmy ○○ degrees today.
今日は○○度と暖かいよ。
“balmy”は、英語で「ぽかぽか陽気な」「穏やかな」などの意味を持つ形容詞。”balmy weather”という使い方も出来ますが、もう一つ定番な使い方として覚えておきたいのが、”balmy 〇〇 degrees”(〇〇度と暖かな)という表現です。
A: It’s a balmy 20 degrees today in Tokyo.
(東京は今日は20度とあったかいね。)
B: I hope it stays warm for the rest of the week.
(この一週間ずっとこの調子で暖かければいいな。)
物が「暖かい/温かい」
続いて、衣類や食べ物など、物が「あたたかい」と表現する時のフレーズを紹介していきます!
It’s warm and comfy.
暖かくて気持ちいい。
天候の暖かさだけでなく、身に付けるものなど、肌で感じるあたたかさも、英語では “warm”(あたたかい)を使って表現します。
特に衣服やお布団など、ふわふわと暖かくて気持ちがいい物を表す際には “comfortable”を省略した口語 “comfy”(快適な)をつけてあげるといいですよ!
A: Isn’t that sweater a bit too big on you?
(そのセーター、ちょっと大きすぎるんじゃない?)
B: I bought men’s size so I can curl up in it. It’s warm and comfy.
(ぬくぬくしたくて男性用サイズを買ったんだ。暖かくて気持ちいいよ。)
It’s warm and cozy.
暖かいし心地いいね。
暖かさを表す “warm”という英語と合わせて使いたいのが “cozy”(心地いい)という単語です!
ヒーターが効いていて快適な部屋や肌触りの良いニット服、さらに日本でいえばコタツなど、ぬくもりが心地よく感じる物を形容するのにピッタリなんです。
A: It’s a perfect snuggle weather today. I can’t get out of bed.
(今日はぬくぬくするのにぴったりな日だ。ベッドから起き上がれないよ。)
B: Me either. It’s so warm and cozy.
(同じく。超暖かくて気持ちいい。)
I’ll have something hot to drink.
温かい飲み物を飲もうかな。
反義語が「冷たい」になる物を英語で表す場合は “warm”よりも “hot”が適切なんです。飲み物は、アイスかホットと言って注文しますよね?そこから覚えると、覚えやすいかもしれません!
A: Do you want anything?
(何かいる?)
B: I’ll have something hot to drink.
(あったかい飲み物を飲もうかな。)
I want a hot meal.
温かい食事をとりたい。
食事の温かさも “hot”で表現します。”hot”=「熱」が通ってると考えると覚えやすいですね。”meal”は「食事」という意味の単語です。
ただし、”hot”には「辛い」という意味もあるので、”hot food”と言ってしまうと「辛い食べ物」という意味になってしまいますので要注意。”food”ではなく “meal”と言ってあげるのがポイントですね。
A: It’s freezing! I want a hot meal.
(寒すぎ!あったかいものが食べたい。)
B: Do you want some chicken noodle soup?
(チキンスープでも飲む?)
I need a hot bath.
温かいお風呂に入りたい。
お風呂が温かく適温なこともまた “hot”という単語で表すんです!また、この英語フレーズではあえて “need”という動詞を使っています。
今すぐにでも欲しかったり、特に必要としていることを伝えるには、”want〇〇”(〇〇が欲しい)より、も、”need〇〇”(〇〇を必要とする)の方がベターですよ!
A: I’m shivering. I need a hot bath.
(寒くて震えてる。あったかいお風呂に入りたい。)
B: Me too.
(私も。)
気持ちが「温かい」
最後に、気持ちや心が温まる様子を伝える英語フレーズを紹介していきます。
My heart feels warm.
心が温かい。
「心が温まる」様子を伝えているフレーズです。誰かの優しさを感じた時、心がほっこりする話を聞いた時など、優しい気持ちになった時に使ってくださいね。
A: Grandma and grandpa look so cute together. I can tell they are in love with each other.
(おばあちゃんとおじいちゃん、本当お似合いだよね。お互いを愛し合ってることが伝わってくる。)
B: My heart feels warm looking at them.
(二人を見ると心が温まるよ。)
It’s heartwarming.
心温まる。
「心が温まるよ」と伝えるシンプルな表現です。”heartwarming”は、英語で「心温まる」を意味する単語。一方で、「ハートフル」というのは和製英語ですので要注意です!
A: You should watch this video. It’s so heartwarming.
(この動画見た方がいいよ。とっても心温まるから。)
B: Oh I watched this on Youtube last night! It really touched my heart.
(あ、これ昨晩ユーチューブで観たよ!すごく感動した。)
I feel warm and fuzzy.
心がほんわかする。
微笑ましい光景を見た時、嬉しいことがあった時など、心がほんわか温まる瞬間ってありますよね。そんな、心が温まる様子を伝えるフレーズです。
“fuzzy”は英語で「綿毛(わたげ)状の」という意味。イメージとしては、たんぽぽのフワフワとした綿毛でしょうか。心がほっこりした時に使いたいスラングです!
A: I feel warm and fuzzy listening to this song.
(この曲を聴くと心がほんわかする。)
B: This makes me want to go back to my childhood.
(これ聴くと子供の頃に戻りたくなるよ。)
おわりに
いかがでしたか?
「あたたかさ」を表す英語は “warm”だけではないんですね!実は対象によって使い分けることができたり、表現力の幅を広げる形容詞もたくさんあります。
気候の「暖かさ」はこれからの季節だとあまり出番がないかもしれませんが、寒い今だからこそ使える「服が暖かい」「お風呂が温かい」など、ぜひ使えそうなフレーズから覚えていってくださいね!