「混ぜる」は英語で?料理/飲み物/色などを混ぜ合わせる表現13選!
料理の材料、コーヒーなどの飲み物、そして色やカード。
私たちは、日常生活で色々なものを混ぜています。この「混ぜる」という表現、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は、色々なものを「混ぜる」時の英語フレーズをご紹介したいと思います!
料理
まずは、料理で色々な材料を混ぜ合わせる時の英語フレーズを、混ぜ方の微妙な違いも含めてご紹介します!
Mix all the ingredients well.
全ての材料をよく混ぜ合わせましょう。
“mix”は「混ぜる」の代表的な動詞です。
混ぜ合わせる元々の材料が識別できる場合と識別できない場合のどちらにも使うことができ、色々な混ぜ方に対応できる比較的広い意味を持っています。
日本語でもミックスサラダ=”mixed salad”やミックスジュース=”mixed juice”と言いますから、馴染みのある覚えやすい英語ですね。
A: OK. I finished cutting carrots.
(にんじんを切りました。)
B: Then, mix all the ingredients well.
(では、全ての材料をよく混ぜ合わせましょう。)
Toss the salad.
サラダを軽く混ぜ合わせましょう。
“toss”は、サラダなどを「軽く混ぜ合わせる」という意味の動詞です。
バレーボールで、サーブを打つアタッカーにパスするためにオーバーハンドでボールを上へ投げることを「トス」と言うように、”toss”には元々「下から上へ軽く投げる」という意味があります。
ドレッシングが全体に行き渡るように、ボールの中でざっくりと上下に混ぜ合わせるイメージです。
A: I dressed the salad.
(サラダにドレッシングをかけたよ。)
B: OK. Toss the salad.
(オッケー。サラダを軽く混ぜ合わせよう。)
Combine soy sauce, vinegar and sugar in a bowl.
ボウルに入れた醤油、酢、砂糖を混ぜます。
“combine”にも「混ぜ合わせる」という意味があります。
”combine”は「結合させる」「化合させる」という意味があり、材料を混ぜ合わせて一体化させ、新たに別のものを作る時に使えるフレーズです。
A: Tell me how to make this dressing.
(このドレッシングの作り方教えて。)
B: Sure. First, combine soy sauce, vinegar and sugar in a bowl.
(いいよ。まず、ボウルに入れた醤油、酢、砂糖を混ぜて。)
Blend until smooth.
滑らかになるまで混ぜます。
“blend”は「むらなく混ぜ合わせる」という意味の動詞です。
ジュースなどを作る時のミキサーのことを”blender”と言うことからもわかるように、細かく滑らかになるまでむらなく混ぜ合わせる、というニュアンスを持っています。
例文の”until smooth”は「滑らかになるまで」という意味です。料理の際に使えるフレーズですので、あわせて覚えてくださいね。
A: OK. Put banana, yogurt, milk and honey into a blender.
(オッケー。バナナ、ヨーグルト、牛乳、ハチミツをミキサーに入れるんだね。)
B: Don’t forget to add lemon juice. And blend until smooth.
(レモン果汁を入れるのを忘れないでね。そして、滑らかになるまで混ぜるの。)
Beat two eggs, milk, salt and pepper until it becomes foamy.
卵、牛乳、塩コショウを泡立つまでよくかき混ぜます。
“beat”は「強くかき混ぜる」という意味の動詞です。
特に卵をかき混ぜる時にセットで使われることが多く、”beat eggs”を決まり文句として覚えておくと便利だと思います。
“foamy”は「泡立つ」という意味の形容詞です。料理で使える英単語に加えてくださいね。
A: Beat two eggs, milk, salt and pepper until it becomes foamy.
(卵、牛乳、塩コショウを泡立つまでよくかき混ぜます。)
B: We need an egg-beater.
(泡立て器が必要ですね。)
Whip fresh cream in a chilled bowl.
冷やしたボウルで生クリームを泡立てます。
“whip”は「強くかき混ぜて泡立てる」という意味の動詞です。
日本語で「ホイップクリーム」と言うように、主に卵白や生クリームなどを強くかき混ぜて、メレンゲやホイップクリームなど別の形状にする時に使われます。
英語で発音する時は「ホイップ」ではなく「(フ)ウィップ」に近いので注意してくださいね。
A: Whip fresh cream in a chilled bowl. Do you have a whipper?
(冷やしたボウルで生クリームを泡立てます。ホイッパーはお持ちですか?)
B: Yes, I do.
(はい。持っていますよ。)
Whisk egg yolks and sugar until ribbon stage.
卵の白身と砂糖をリボン状になるまで混ぜます。
“whisk”は「かき回す」という意味の動詞です。
この”whisk”も、特に卵や生クリームなどを、泡立て器を使ってシャカシャカとかき混ぜるイメージがあります。
“ribbon stage”は、卵やクリームを泡立てたときの泡立ち加減を表す表現で、日本語でも「リボン状」と言われます。泡立て器を持ち上げた時に、トロリと細いリボンがほどけるように帯状に落ちる状態を表す料理用語です。
A: Whisk egg yolks and sugar until ribbon stage.
(卵の白身と砂糖をリボン状になるまで混ぜます。)
B: It requires hand grip strength.
(握力が要りますね。)
飲み物
次は、コーヒーなどの飲み物を混ぜる時に使える英語フレーズを見ていきましょう!
This coffee is blended according to my secret recipe.
このコーヒーは私の秘密のレシピでブレンドされているんですよ。
コーヒー豆や茶葉を混ぜ合わせる時には”blend”を使うのが自然です。
複数のコーヒー豆を配合したコーヒーのことを、日本語でもブレンドコーヒー=”blended coffee”と言いますので、覚えやすいですね。
A: Wow, this coffee tastes rich.
(わー、このコーヒーは豊かでコクがあるね。)
B: This coffee is blended according to my secret recipe.
(このコーヒーは私の秘密のレシピでブレンドされているんですよ。)
Stir some milk into your coffee with a spoon.
コーヒーにミルクを入れてスプーンでかき混ぜてください。
“stir”は、液体をくるくる「かき混ぜる」という意味の動詞です。
”stir A into B”で「Bの中にAを入れてかき混ぜる」と言うことができます。
コップの中に材料を入れ、スプーンでくるくるとかき混ぜるカクテルの作り方のことを「ステア」と言いますよね。スプーンなどで液体をよく混ぜ合わせる時にぴったりの表現です。
A: Stir some milk into your coffee with a spoon. That’s the best way to taste this coffee.
(コーヒーにミルクを入れてスプーンでかき混ぜてください。それがこのコーヒーを味わう一番いい方法です。)
B: OK. Thank you.
(わかりました。ありがとう。)
色
次は、絵の具などの色を混ぜ合わせる時の英語表現を見ていきましょう!
What color do you get when you mix yellow and blue?
黄色と青色を混ぜると何色になるでしょう?
色を混ぜ合わせる時は”mix”を使うのが一般的な表現です。
“mix”は、食べ物以外にも幅広く使える便利な表現ですのでぜひ覚えてくださいね。
A: What color do you get when you mix yellow and blue?
(黄色と青色を混ぜると何色になるでしょう?)
B: I know! Green!
(僕わかるよ!緑!)
This is how to blend acrylic paint on canvas.
このようにキャンバス上でアクリル絵の具を混ぜます。
“blend”も色を混ぜて新しい色を作る時に使える英語表現です。
“blend”は異なるものを混ぜ合わせて新たに別のものを作り出すニュアンスを持っています。違う色を混ぜ合わせて新たに別の色を作り出すイメージです。
A: This is how to blend acrylic paint on canvas.
(このようにキャンバス上でアクリル絵の具を混ぜます。)
B: What a beautiful color!
(なんてきれいな色!)
カード
最後に、カードを切って混ぜる時の英語表現を見ていきましょう!
Please shuffle the cards.
トランプをよく切って混ぜてください。
“shuffle”は、カードを「切り混ぜる」という意味の動詞です。
日本語でも「シャッフル」と言いますので覚えやすいですね。
A: Please shuffle the cards.
(トランプをよく切って混ぜてください。)
B: OK. I need to randomize them enough, don’t I?
(オッケー。よく混ぜてばらばらにする必要があるよね?)
Scramble the cards and place them face down on a table.
カードをごちゃ混ぜにしてテーブルの上に裏返しにして置きます。
“scramble”は「ごちゃ混ぜにする」という意味の動詞で、カードをランダムにごちゃ混ぜにする時にぴったりの表現です。
“place ~ face down”は「~を裏返しにして置く」という意味の英語フレーズで、いずれもトランプで遊ぶ時に便利な表現ですので、ぜひ使ってみてください。
A: Let’s play one more time.
(もう一回遊ぼうよ。)
B: OK. Scramble the cards and place them face down on a table.
(オッケー。カードをごちゃ混ぜにしてテーブルの上に裏返しにして置いて。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「混ぜる」の英語フレーズをご紹介しました。
混ぜる物や混ぜ方、そして混ぜた後の状態によって色々な表現がありましたね。ぜひ違いを覚えて使い分けてください!