美容室の接客英語!予約やメニューの対応に使えるフレーズ23選!
今日ご紹介するのは、美容室の接客に使える英語フレーズ!
美容における日本人の技術の高さや細かなセンスは、海外で高い評価を得ています。日本人が経営する海外の美容室も、現地の人にとても人気!
「日本の美容室を体験してみたい!と思っている外国人観光客はきっと多いはずです。
ヘアサロンにおいて、スタイリストとお客様の意思疎通は必須ですよね!コミュニケーションに役立つ英語を身に付けて、グローバルに接客をこなしましょう!
電話予約を受ける時
まずは、電話予約の対応に使える英語フレーズをご紹介!何の予約か、いつ来店したいかなど、基本的な情報をたずねる時に役立つ言い回しです。
Do you want to have a hair cut?
ヘアカットをご希望ですか?
予約があった際にどのメニューを希望しているかを聞く英語フレーズ。”Do you want to~?”で「~ご希望ですか?、〜をしたいですか?」と言い表せます。
A: Hello. Do you want to have a hair cut?
(こんにちは。ヘアカットをご希望ですか?)
B: Yes, please.
(はい、お願いします。)
When would you like to make your appointment?
いつのご予約を希望されますか?
予約の日を尋ねる英語フレーズ。”make an appointment”で「予約する」という意味になります。
電話だと相手の英語が聞きづらい場合がありますが、わかりにくかった時は”Can you please say that again?”(もう一度繰り返してくれますか?)等と言って、正確な日時を確認しましょう。
A: When would you like to make your appointment?
(いつのご予約を希望されますか?)
B: Can I come to get my hair cut at 1pm today?
(今日の午後1時に、ヘアカットをお願い出来ますか?)
I’m sorry, but we’re booked all day.
申し訳ありませんが、今日は1日予約でいっぱいです。
予約を受けたいけど、混んでいてどうしても断らなきゃいけない時もありますよね!そんな時に使えるフレーズ。
“I’m sorry but~”は「すみませんが~」という言い回しで、何かを断る際の接客に役立ちます。”booked”は「予約されてる」を表す言葉です。
A: I’d like to make an appointment today.
(今日予約をしたいのですが。)
B: I’m sorry, but we’re booked all day.
(申し訳ありませんが、今日は1日予約でいっぱいです。)
May I have your name and phone number?
お名前と連絡先を頂けますか?
電話予約の際、相手の名前と連絡先をたずねる時の英語フレーズ。
“May I have your~”で「あなたの~を頂けますか、お伺い出来ますか?」という意味になります。丁寧な言い方なので、接客にピッタリです。
A: May I have your name and phone number?
(お名前と連絡先を頂けますか?)
B: Sure. It’s Mary. My number is xxx-xxxx.
(もちろん。名前はメアリーです。連絡先は、xxx-xxxxになります。)
スタイルを提案する時
スタイリストさんから、髪型の提案を受けたいと希望する人も居ますよね!相手が、なりたいスタイルを決めていればいちばんですが、いざ相談となった時にコミュニケーション出来るフレーズをまとめてみました。
How about a short hair?
短いスタイルはどうですか?
「髪を短くしたら?」提案する時の英語フレーズ。
“How about~?”は「~はどうですか?」を表す言い回し。短くて覚えやすいですし、接客の色んな場面で使えるので知っていると便利!
A: I can’t really decide what I want.
(どういう風にしたいか、上手く決められないんです。)
B: How about a short hair? I think that will look great on you.
(短いスタイルはどうですか?すごく似合うと思います。)
How about a perm?
パーマはどうですか?
パーマを提案する時の英語フレーズ。
“perm”はそのまま「パーマ」という意味の単語なのですが、正しい発音は「パーム」となります。種類として、”wavy(ゆるめのパーマ)”、”curly(きつめのパーマ)”、”straight(ストレートパーマ)”等があるので参考にして下さい。
A: I want to try something different.
(何か違うスタイルを試してみたいんです。)
B: How about a perm then? The wavy style would be perfect for you!
(それなら、パーマはどうですか?ゆるめのスタイルは、あなたにピッタリですよ!)
How about a hair treatment?
ヘアトリートメントはいかがですか?
髪のケアをオススメする時の英語フレーズ。
健康な髪は、よいスタイルを保つためにも欠かせないですよね!髪が傷んでいたり、相手がダメージに悩んでいる時はぜひ英語で提案してみましょう!
A: Do you have any advice for my hair?
(髪について、何かアドバイスがありますか?)
B: Your hair is quite damaged. How about a hair treatment?
(髪がかなり傷んでいます。ヘアトリートメントはいかがですか?)
I think light / dark color will suits you.
明るい/暗いカラーが似合うと思います。
ヘアカラーについて提案する時の英語フレーズ。
“light”は「明るい」、”dark”は「暗い」を表す単語。”suit”は「似合う」という意味の言葉です。
A: I want to try blonde color. What do you think?
(ブロンドカラーにしてみたいの。どう思いますか?)
B: That’ll be great. I think light color will suits you.
(すごく良いですね。明るいカラーが似合うと思います。)
カットをする時
ヘアカットの注文に対して、相手とコミュニケーションする際につかる英語フレーズです!短さや重さ、前髪はどうしたいか?など、オーダーを受ける時にぜひ役立てて下さい!
How short do you want me to cut?
どのくらい短く切ってほしいですか?
カットの際、相手の希望する短さについて尋ねる英語フレーズ。
「何センチ~」という表現もありますが、国によってセンチメーターとインチなど計り方が違うので、あまりオススメ出来ません。必要以上に切りすぎない為に、鏡を見ながら「この辺?」と指をさすとお互いにわかりやすいかも!
A: How short do you want me to cut?
(どのくらい短く切ってほしいですか?)
B: Can you cut my hair up to my shoulders?
(肩の所まで切ってもらえますか?)
Can I thin out a little?
少し、すいてもいいですか?
髪の量を整えてもいい?と尋ねる英語フレーズ。
“thin out”は「すく」という意味の言葉。美容室の接客で役に立つ単語だと思うので、ぜひ覚えてみて下さい!
A: Can I thin out a little?
(少しすいてもいいですか?)
B: Yes, please. My back hair has too much volume.
(はい、お願いします。後ろの髪にボリュームがありすぎるので。)
Can I trim the ends?
毛先を整えてもいいですか?
「髪の長さを変えたくない」と言われた場合も、毛先がすごく傷んでいてカットした方がいい!っていう時ありますよね。そんな時に「整えていい?」と尋ねるフレーズ。
“trim”は「整える」を意味する英語で、”ends”は「髪の毛先」を意味します。美容室で役立つ用語なのでぜひ参考に!
A: I want to keep the length.
(長さは変えたくありません。)
B: I understand, but your hair is damaged. Can I trim the ends?
(そうですよね、でも髪が傷んでいます。毛先を整えてもいいですか?)
Do you want me to trim your bangs?
前髪を整えて欲しいですか?
前髪について尋ねるフレーズ。前髪をカットする際は、よくこの”trim(整える)”という単語が使われます。
“bangs”は「前髪」を表す英語。よく「前髪=フロントヘア」と思われがちなのですが、ネイティブが使うのは”bangs”です。覚えておきましょう!
A: Do you want me to trim your bangs?
(前髪を整えて欲しいですか?)
B: Yes. I just want to keep my bangs longer than my eyebrows.
(はい。ただ、前髪を眉毛より長くキープしたいです。)
カラーをする時
ヘアカラーは、美容室で定番のメニューですよね。外国人のお客様がカラーに興味を持っている時、接客に活かせそうなフレーズをまとめてみました。
What color do you want to try?
どの色にカラーしたいですか?
希望のヘアカラーについて尋ねる英語フレーズ。
カラーの種類も様々だと思うのですが、母国語が違うと微妙なニュアンスについて理解するのが難しい事もありますよね!もし不安な時は、カラーチャートや雑誌を見て決めてもらいましょう!
A: What color do you want to try?
(どの色にカラーしたいですか?)
B: I want to color my hair red.
(赤いカラーにしたいです。)
Do you want your hair to be lighter or darker?
今より明るくしたいですか?それとも暗くしたいですか?
色の明るさの度合いについて尋ねる英語フレーズ。接客する際に「今よりも明るくしたいのか、それとも暗くしたいのか」が分かるとずいぶん参考になりますよね!
“lighter”は「今より明るい」、”darker”は「今より暗い」を表します。
A: I want my hair to be brown.
(ブラウン系の色にしたいです。)
B: Ok. Do you want your hair to be lighter or darker?
(わかりました。今より明るくしたいですか?それとも暗くしたいですか?)
Have you experienced a chemical reaction?
化学薬品に反応を起こした事はありますか?
カラーリング剤などの薬品を使う際、事前に聞いておきたい英語フレーズ。
“Have you experienced~?”は「今までに~となった事がありますか?」という表現で、”chemical reaction”は「化学薬品や製品に対する皮膚の反応」を表します。
万が一に備えて、聞いておくと安心ですよね!
A: Have you experienced a chemical reaction?
(化学薬品に反応を起こした事がありますか?)
B: No. Thank you for asking.
(いいえ。お気遣いありがとうございます。)
シャンプーをする時
海外の美容室におけるシャンプーは意外とシンプルなのですが、日本の美容室のシャンプーってスパ並みの快適さですよね!
日本では美容室で働く全員がシャンプーの高い技術を身に付けていますから、海外のお客様にもすごく喜ばれるはず!より心地よいサービスにつながる接客英語を見てみましょう!
I’m going to give you shampoo.
シャンプーをさせて頂きます。
シャンプー台に案内する時の接客で使える表現。「いきなりどこへ行くの?」と思われないように、ひとこと言葉を掛けてあげるだけでも印象が違いますよね!
案内する際、”Follow me(ついてきて下さい)”と付け加えるとよりgood!
A: I’m going to give you shampoo. Please follow me.
(シャンプーをさせて頂きます。どうぞ、ついてきて下さい。)
B: Ok. Thank you.
(わかりました。ありがとう。)
Let me know if water is too hot.
お湯が熱すぎたら、教えて下さい。
シャンプーの際、お湯が熱くないですか?と尋ねるフレーズ。”Let me know”は「知らせて、教えて」という表現で、”too hot”は「熱すぎる」を表す言葉です。
A: Let me know if water is too hot.
(お湯が熱すぎたら、教えて下さい。)
B: Thanks. So far, it feels good.
(ありがとう。今の所、ちょうどいいです。)
Is your neck comfortable?
首は痛くないですか?
シャンプー台で首の位置がおかしくないかを尋ねるフレーズ。”comfortable”は「心地よい」を意味する単語で、相手が不快な思いをしていないか確認出来る言い回しです。
外国の美容室では、日本のようにシャンプー台にタオルが置いてない事がほとんどなので、それに比べると日本のシャンプー台はとても快適だと思います。
それでも、日本ならではの心遣いで快適な時間を過ごしてもらいたいですよね!
A: Is your neck comfortable?
(首は痛くないですか?)
B: Yes, I’m good. Thanks.
(はい、大丈夫です。ありがとう。)
仕上げの時
カットやカラーが終わって、仕上げのスタイルがどんな風に決まるかでお客様の満足度も変わってきますよね!相手がどんなスタイルで帰りたいかと聞く接客の英語をいくつかご紹介!
Can I use a hair product?
スタイリング剤を付けてもいいですか?
人によっては、仕上げにスタイリング剤を付けてもいい人と、付けたくない人が居ますよね。相手の希望を聞きたい時は、こちらを使ってみて下さい。
“hair product”は「ヘアスタイリング剤」を意味する英語。製品の種類は、”hair wax(ヘアワックス)”、”hair oil(ヘアオイル)”、”hair spray(ヘアスプレー)”等と日本語でもお馴染みの言葉が多いです。
A: Can I use a hair product?
(スタイリング剤を付けてもいいですか?)
B: It’s ok. Thanks.
(今日はいいです。ありがとう。)
Do you want to try an updo?
アップスタイルをしてみますか?
アップスタイルやいつもと違ったヘアアレンジが出来るのも、美容室へ行った時の楽しみの1つですよね!せっかく海外から来たお客様に、いつもと違ったスタイルで帰ってもらうのも、いいアイデアだと思います。
“updo”は英語で「まとめ髪にする」を意味する言葉です。
A: Do you want to try an updo?
(ヘアアレンジをしてみますか?)
B: Yes! I have a party tonight. I want curls.
(ええ!今夜パーティーに行くの。カールにして下さい。)
飲み物や雑誌を渡す時
待ち時間がある時やカラーなどで時間がかかる時に、お客様の様子を見ておくのも美容室の接客では大事ですよね!
相手への気遣いが伝わる英語フレーズをまとめてみたので、ぜひ活かしてみて下さい!
Do you need some magazines?
雑誌をいくつか持ってきましょうか?
待ち時間がある時や、メニューで時間がかかる時に使える英語。
日本語を読まない外国人のお客様にとっても、普段あまり目にする事のない日本の雑誌は面白いと思います!”Do you need~?”は「~が必要ですか?」という表現。接客に役立つので、ぜひ参考に!
A: Do you need some magazines?
(雑誌をいくつか持ってきましょうか?)
B: That’ll be nice. Thank you.
(嬉しいです。ありがとう。)
Do you need something to drink?
何か飲み物が要りますか?
飲み物が必要か尋ねる英語フレーズ。”something to drink”で「何か飲むもの」という意味になります。
カラーやパーマなどで長時間座っている時に出てくるドリンクサービスって嬉しいですよね。英語で話しかける事で、相手も安心して過ごせると思います。
A: Do you need something to drink? We have coffee and tea.
(何か飲み物が要りますか?コーヒーと、紅茶があります。)
B: Can I have coffee?
(コーヒーをもらえますか?)
Are you comfortable?
疲れてないですか?
美容室で長くイスに座っていると、疲れてくる事がありますよね。そんな時、ちょっと声を掛けてもらえると「ここの接客は行き届いてるな」と感心するものです。
“comfortable”は「心地よい」の単語で、相手が快適な状態か確認する事が出来ます。日本ならではの心遣いを、英語で表してみましょう!
A: Are you comfortable?
(疲れてないですか?)
B: I’m good, thanks.
(大丈夫よ、ありがとう。)
おわりに
美容室の接客に役立つ英語、いかがでしたか?
少し長いフレーズが多いですが、サービスに満足してもらえるようなコミュニケーションをする上で、必須の内容が多かったと思います。長い表現だと最初は覚えるのが大変なので、キーワードになる単語を身に付けておくだけでも全然違うはず!
外国のお客様と実際にやり取りする事は英語のスピーキングやリスニングスキルのアップにも繋がるので、今日ご紹介した表現が参考になると嬉しいです!