「くつろぐ」は英語で?のんびり&ごゆっくりと言う時の表現11選!
家でのんびりする時、とてもくつろいだ気分になりませんか?人にリラックスしてね、と勧める時にも「くつろいでね」と言いますよね。
さて、この「くつろぐ」という表現、英語ではどのように言うのでしょうか?
今回は、「くつろぐ」「くつろいでね」と言う時の英語フレーズをご紹介します!
家でのんびりする時
まずは、家でのんびりする時にネイティブがよく使う口語表現をご紹介します。
I was just chilling out at home yesterday.
昨日は家でくつろいでいたよ。
“chill out”は、「ごろごろする」、「家でゆっくりテレビを観るなどしてくつろぐ」という意味の口語表現です。ネイティブの会話でよく耳にするイディオムなので、覚えておくととても便利な表現ですよ!
A: What were you doing yesterday?
(昨日は何してたの?)
B: Nothing special. I was just chilling out at home yesterday.
(特に何も。昨日は家でくつろいでいたよ。)
I like to veg out at home on weekends.
週末は家でくつろぐのが好きだ。
“veg out”というイディオムにも、「だらだらする」、「家でゆっくりと過ごしてくつろぐ」という意味があります。
”vegetable”(野菜)のようにじっとして何もしない、という意味の動詞”vegetate”から派生した口語表現です。「ヴェグ」と発音してくださいね。
A: What do you usually do on weekends?
(週末は普段何してるんですか?)
B: I like to veg out at home on weekends.
(週末は家でくつろぐのが好きです。)
リラックスするように勧める時
次は、人に「くつろいでね」「リラックスしてね」と勧める時の英語フレーズを見ていきましょう。
Make yourself at home.
くつろいでね。
「自分の家だと思ってくつろいでね」というニュアンスを伝えることができる表現です。
このフレーズを言われたら、自分の家にいるかのように自由にくつろいでいるほうが、むしろ喜ばれるかもしれません。あまり気を遣い過ぎないようにしましょう。
よく使われる英語のフレーズなので、ぜひ覚えてください。
A: Thanks for the invite. It’s a lovely house!
(呼んでくれてありがとう。素敵な家だね!)
B: Thanks. Make yourself at home.
(ありがとう。くつろいでね。)
Make yourself comfortable.
くつろいでね。
“comfortable”は、「快適な」、「楽な」という意味の形容詞です。直訳すると「あなた自身を楽にさせてね」となります。
快適になるように自由にしてね、というニュアンスを伝えることができるフレーズです。
A: Thank you for inviting us.
(私たちを招待してくれてありがとうございます。)
B: Thank you for coming. Please, make yourself comfortable.
(来てくれてありがとう。どうぞ、くつろいでね。)
Please feel relaxed.
くつろいでね。
”relaxed”は、「くつろいだ」、「リラックスした」という意味の形容詞です。
日本語でもおなじみの「リラックス」ですが、“feel relax”は文法的にも間違い!”feel relaxed”で、そのまま覚えてしまってくださいね。
A: Thank you for having me.
(招待してくれてありがとうございます。)
B: Please feel relaxed and enjoy yourself.
(くつろいで、楽しんでくださいね。)
Help yourself.
ご自由にどうぞ。
”help yourself”は、遠慮せず自分で好きなようにしてください、というニュアンスを伝えることのできる表現です。
ホームパーティでは食事や飲み物も用意してあることが多いと思います。自分で好きに食べたり飲んだりしてください、と言いたい時にぴったりの表現ですので使ってみてください。
A: It looks really good.
(すごく美味しそう。)
B: Help yourself.
(ご自由にとうぞ。)
My house is your house.
くつろいでね。
「私の家はあなたの家です」という直訳のとおり、自分の家だと思ってくつろいでね、と言いたい時に使える英語の慣用句です。
A: My house is your house.
(くつろいでね。)
B: Thanks. I wish I could live in a house like this.
(ありがとう。こんな家に住めたらなあ。)
Let your hair down.
くつろいでね。
“let one’s hair down”は、「くつろぐ」、「羽を伸ばす」という意味の口語表現です。”Let your hair down.”を直訳すると、「あなたの髪をおろしてください」となります。
昔の女性は人前では髪を結うのが普通で、一人でくつろぐ時に初めて髪をおろせたことから生まれたイディオムだと言われています。
A: I’m still feeling nervous.
(私まだ緊張しています。)
B: Let your hair down.
(くつろいでね。)
Take your load off.
くつろいでね。
“load”は「荷物」という意味ですので、直訳すると「あなたの荷物を降ろしてください」となります。そこから転じて「くつろいでください」という意味を持つ英語のイディオムです。
A: I had a big day today.
(今日は大変な日だったよ。)
B: You must be tired. Take your load off.
(疲れたでしょう。くつろいでね。)
接客する時
最後に、ホテルなどの宿泊施設の接客時に使える定番の英語フレーズを見ていきましょう。
Enjoy your stay.
どうぞごゆっくりおくつろぎください。
チェックインの手続きが終わった後など、滞在客とのやり取りが終わって最後に声をかける時の定番のフレーズです。そのまま覚えてしまいましょう。
A: Your room is 1001 on the 10th floor. Enjoy your stay.
(お客様のお部屋は10階の1001号室です。どうぞごゆっくりおくつろぎください。)
B: Thank you.
(ありがとう。)
Enjoy yourself.
どうぞおくつろぎください。
「自由に楽しく過ごしてくださいね」というニュアンスを伝えることのできる定番のフレーズです。シンプルですが色々なシチュエーションで使える便利な表現ですので、ぜひ使ってみてくださいね。
A: Excuse me. Where’s the spa?
(すみません。スパはどこですか?)
B: It’s on the first basement floor. Enjoy yourself.
(地下1階にございます。どうぞおくつろぎください。)
相手が複数人の場合は、”yourself”を複数形にすればOK!
Enjoy yourselves. (どうぞおくつろぎください。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は、「くつろぐ」の色々な英語表現をご紹介しました。
くつろいだ状態でも、英語で自然なコミュニケーションがとれるようになると最高ですよね。くつろいでね、と声をかけてお互いにリラックスして会話を楽しみましょう。