「だるい」は英語で?風邪/疲労/めんどくさい時に便利な表現13選
日常会話の中でよく「だるい」という言葉を使いますよね。そのシチュエーションは風邪を引いている時や、疲れている時、めんどくさい時など色々です。
こういう時みなさんは一体どういう英語表現を使えばいいかご存知ですか?
ということで今回は「だるい」を表す英語フレーズをご紹介します!
風邪の時の「だるい」
風邪を引いたときに身体が「だるい」と伝えるフレーズの紹介です。
I feel sluggish and tired.
だるくて疲れています。
“sluggish”は「怠惰な」「機能が鈍い」という意味で“tired”は「(肉体的に)疲れた」という意味を持つ英語です。
特に“sluggish”は風邪の時の「だるさ」を表現するときによく使われる英語なので覚えておくと便利ですよ!
A: You don’t look well.
(顔色がすぐれないね。)
B: Maybe I got a cold from my wife.
(たぶん妻に風邪をうつされたんだよ。)
A: Are you okay?
(大丈夫?)
B: No. I feel sluggish and tired.
(いいや。だるくて疲れているよ。)
他にもこんな言い方がありますよ!
I feel sluggish and hot. (だるくて熱っぽいんです。)
I feel woozy.
しんどいです。
“woozy”は「気分が悪い」「くらくら/ふらふらする」という意味を持つ英語です。
風邪で熱が出た時など、ふらふらする時ってありますよね?風邪特有の身体の「だるさ」を表現するだけでなく同時に「気分がすぐれない」と相手に伝えることができる英語表現です。
A: Let’s get some drinks tonight!
(今夜飲みに行こうよ!)
B: Oh, I’m sorry, but I can’t.
(あー、ごめん、無理だ。)
A: Why?
(なんで?)
B: I feel woozy today. Party on without me.
(今日しんどいのよ。私抜きでパーティ楽しんで。)
I feel feverish.
身体が熱っぽくてしんどい。
“feverish”とは「熱のある」「熱っぽい」という意味の英語です。
風邪によって身体が火照てり思うように身体を動かせない状態を伝えることができます。
A: You look pale. Are you okay?
(顔色悪いよ。大丈夫?)
B: No. I feel feverish.
(ううん。熱っぽくてしんどいの。)
A: You should go back home right now.
(今すぐ帰るべきだよ。)
My legs feel heavy.
足が重いんです。
“heavy”は「重い」という意味の他にも、風邪の時には「ひどい」「厄介な」という意味で使われることがあります。風邪をひくと手足が重く感じて上手く動かせない時ってありますよね?そんな時に便利なフレーズです。
A: How is your cold?
(風邪の具合はどう?)
B: It’s getting better, but my legs still feel heavy.
(良くなってきているよ、でもまだ足が重いんだ。)
他にもこんな言い方ができますよ!
My arms feel heavy. (腕が重いです。)
疲れた時の「だるい」
運動や仕事などで疲れた時に「だるい」と伝えるフレーズの紹介です。
I feel tired all over.
身体中だるい。
“all over”は「至る所で」「身体中」という意味を持つ英語です。直訳すると「身体中が疲れた」となります。
仕事がハードだったときや激しい運動をした時などに使われるフレーズですね。
A: How is your work?
(仕事はどう?)
B: Not too bad, but I feel tired all over.
(悪くはないよ、でも身体中だるいんだ。)
I feel run-down.
疲れ切っているの。
“run-down”は「疲労困憊」「疲れ切っている」という意味の英語です。
仕事やレポート作成したりして徹夜をした時など、疲れてくたくたになる時がありますね。そんな時にこのフレーズを使うと相手に「忙しくて疲れているんだ」「くたくたでだるいんだな」と伝えることができます。
A: Have you finished your paper?
(レポートは終わったの?)
B: Yes. I submitted it to my teacher this morning.
(うん。今朝先生に提出してきたよ。)
A: You finally did it!
(ついにやったね!)
B: Yes, but I feel run-down.
(うん、でも疲れ切っているの。)
I am worn-out.
くたくたです。
“worn-out”は「使い古した」「疲れ果てた」という意味を持つ英語で、このフレーズは「まるでボロきれのように擦切るまで体力を使い果たした」というニュアンスになります。
“I am tired.”は単純に「疲れた」となるのに対し、“I am worn-out.”は「疲れてへとへと」と表現することができるのでとても疲れている時によく使われますよ!
A: I am worn-out from all the cleaning.
(掃除してくたくただよ。)
B: You should try to clean everyday.
(きみは日頃から掃除することを心掛けるべきだよ。)
I am tired out.
ひどく疲れている。
“tired out”とは「疲れ果てて」「へとへとになって」という意味を持つ英語です。
ここでの“out”は副詞で「完全に」「すっかり」という意味になります。“I am tired.”より、もっと疲れていることを伝えることができます。
A: You look so sleepy.
(とても眠そうだね。)
B: I am tired out from staying awake all night.
(徹夜したからとても疲れているんだ。)
めんどくさい時の「だるい」
面倒な時、相手に「だるい」と伝えるフレーズをご紹介します。
I feel dull.
かったるいです。
“dull”は「やる気のない」「気乗りしない」という意味の英語です。
何か頼まれたり、誘われてりしたけど気乗りしなくてめんどくさい「かったるい」と伝える時の定番フレーズなので覚えておくと便利です!
A: Don’t forget to take out the garbage.
(ゴミ捨てるの忘れないでね。)
B: Okay….I feel dull.
(分かったよ…かったるいなぁ。)
I feel lazy.
気だるいです。
“lazy”は「だるい」「怠惰な」という意味を持つ英語です。
しようとする気持ちはあるけど「なんだか気が進まないな」「だらだらしたいな」という気持ちの時に使うことができます。
A: Erica, you are looking healthy.
(エリカ、あなた太ったように見えるわよ。)
B: I know. I should exercise, but I feel lazy.
(知ってる。運動するべきだけど気だるくて。)
What a pain.
だるいわー。
“what a(an)+名詞”で「なんて(名詞)なんだ」という意味の英語で後ろに来る名詞を強調した言い方ができるフレーズです。“pain”には「痛み」という意味の他に「うんざりさせること」「不快感」などの意味をも持ちます。
直訳すると「なんてうんざりさせることだ」となります。
A: What are you up to tonight?
(今夜の予定は?)
B: House cleaning, washing, cooking……. Oh, what a pain!
(家の掃除でしょ、洗濯でしょ、料理して……あぁ、だるい!)
It’s tiring.
かったるいな。
“tiring”は「(人を)疲れさせる」「骨の折れる」という意味の英語です。直訳すると「それは(私を)疲れさせる」、だから面倒くさいイコール「かったるいな」と訳すことができます。
興味のない話を延々と話されると「かったるいな」と思いますよね?そんな時に便利なフレーズですよ!
A: It’s tiring to talk with boss.
(ボスと話すのかったるいわ。)
B: Why?
(なんで?)
A: He goes on and on.
(彼ったらしゃべり続けるのよ。)
Oh, bother.
あー、だるい。
“bother”には「悩ます」「うるさいな」などという意味を持つ英語です。
めんどくさい気持ちと軽い苛立ちがあるときに吐き出すようにして使われます。しかし、めんどくさいという意味だけでなく「うるさい」という意味も含まれるので使う時は相手を怒らせるかもしれないので注意してくださいね。
A: Wake up!
(起きて!)
B: Don’t wake me up. I stayed up all night.
(起こさないでよ。徹夜だったんだから。)
A: But dad is calling you.
(でもお父さんが呼んでるよ。)
B: Oh, bother.
(あー、だるい。)
おわりに
今回は色々なシチュエーションで使える「だるい」の表現をご紹介しました。
場面によって様々な言い回しがあることが分かりましたね!体調がよくない時や気が進まない時など、私たちは多くの状況で「だるい」を使います。
英語ではたくさんのフレーズがあるので覚えにくいかもしれませんが、使われている単語は似ているものが多いものです。少しずつ覚えて、どんどん使ってみてくださいね。