英語メールの「結びの言葉」は?書き終わりにピッタリの締め17選!
英語メールを書く時、皆さんは最後どうやって終わらせていますか?
日本のメールにもシチュエーションに合わせて決まった形があるように、英語メールでももちろん締めの言葉の使い分けが必要なんです。
ということで今回は「英語メールの結びの言葉」について学んでいきましょう!
フォーマルな結び
上司や先生などの目上の人に対して、しっかりと丁寧にメールを締めたい時の結辞をご紹介します!
<ポイント>
・主にビジネスシーンで使う
・基本的に面識がない/あまりない相手に使う
・結びの言葉の後に、「,(コンマ)」をいれる
・最初の1文字目だけを大文字にする
・結びの言葉の下は、「フルネーム(苗字&名前)」を使う
・ビジネスレターの時は、結辞と名前の間に一行いれる
Sincerely,
日本人の間でもよく知られている結びの言葉かもしれません!ビジネスシーン最も多く使われ、非常にフォーマルなものとされています。迷ったら、まずこれを使っておけば失礼になりませんね!
そしてフォーマルなメールでは、名前はしっかりフルネームで表記しましょう!
Sincerely,
Anthony Ross
ただし堅い印象なので、若干の機械的な冷たさもあります。一回会ったお客様には、別の締めを使ってもいいでしょう。
Yours sincerely,
先ほどの”sincerely”よりややフォーマルになるので、非常に丁寧な締めの言葉です。ただし使い方が限定されており、基本的に送る相手のことを知っている時のみ使用されます。
Sincerely,
Kate Jones
反対にする場合もあります!ただし”Yours sincerely,”より、やや柔らかくカジュアル。今後相手と対等もしくはそれに近い親しい間柄になりたい時にピッタリの結びです。
Sincerely yours,
しっかりとしたフォーマルさを出したい場合は”Sincerely yours,”を避けて、”Yours sincerely,”にしましょう!
Yours faithfully,
もし送り先のことを知らない場合は、”Yours sincerely,”の代わりに“Yours faithfully,”としましょう!面識がない時や送り相手が不明確な時に使われます。
就職活動者が担当者にメールを送る時にピッタリ!非常にかしこまった英語表現なので、目上の人相手に最適です。
Yours faithfully,
Thomas White
Respectfully,
“respect”はそもそも「尊敬」や「敬意」を表す英語。そのためこちらも非常にフォーマルな結びの言葉になります!政府関係者などが使っているような、とても堅い印象です。
Respectfully,
Michael Williams
こんな英語表現もできます!
Respectfully yours,
Thank you,
「ありがとう」という意味なので、中には「それだけでいいの?」と心配になる人もいますが、全く問題ありません!十分丁寧な英語です。
メールの内容が最後に感謝を伝えておかしくないものであれば、ビジネスシーンでバッチリ使うことができます。
Thank you,
Jenny Park
“Thank you,”に比べて、ややフォーマルさが減りますが、こちらでもOK!
Thanks,
Many thanks,
ビジネス・カジュアルな結び
面識があり、ある程度親しい間柄ではあるものの、やはりメールで丁寧な対応をしたい…。そんな相手に対して使えるビジネス・カジュアルな結びを見ていきましょう!
<ポイント>
・面識のある親しい相手(同僚/お得意先/友達)に使う
・結びの言葉の後に、「,(コンマ)」をいれる
・最初の1文字目だけを大文字にする
・結びの言葉の下は、「ファーストネーム(下の名前)」を使う
Best Regards,
こちらは非常にポピュラーな結びで、個人的に関係のある仕事相手や、丁寧な言葉を使いたい友達に対して幅広く対応できます。使い勝手が非常に良いメールの締めですね!
友好的で親しみやすさが感じられます。丁寧なのに気楽に使えるので、学校の先生相手に対してもオススメ。
ビジネスシーンでも面識があればファーストネームだけで大丈夫ですが、あまり親しくない間柄であればフルネーム表記の方が安全です。
Best Regards,
John Smith
Best Regards,
John
他にもこんな英語表現があります!特にニュアンスの差はないと考えてOK。
Kind regards,
Kindest regards,
Best wishes,
Warm regards,
Regards,
実は英語には一般的に「単語数が多いほど丁寧」という認識があるので、”Best regars,”に比べて”Regards,”の方が軽い印象になります。
ビジネスシーンでも問題なく使えますが、必ず同僚などの親しい間柄の相手を選びましょう!上司や先生などの目上の人には、あまり向かない英語です。
基本的にファーストネームだけで使うことになります。
Best,
Rachel
“Best regards,”の”regards”を抜いた、こちらの言い方も!”Regards,”と同じ感覚で使えます。
Best,
Yours truly,
すごくフォーマルそうに見えて、実は意外とそうでもないのがこの英語。ビジネスシーンで使えますが、比較的インフォーマルで友好的なものとして捉えられています。職場で同僚に何かをメールで依頼する時などにオススメ!
送り相手を知っている時に使いましょう。初めての相手には不適切になります。
Yours truly,
James
カジュアルな結び
仲の良い友達や家族にだってメールを送ることはありますよね!そんな時にピッタリのカジュアルな結びをご紹介します!
<ポイント>
・友達や家族相手に使う
・決まったルールはある意味ない
・結びの言葉をいれずに、名前だけの場合もある
Yours always,
家族に対して使うならコレ!家族は生涯関係性が無くなることがない唯一の存在です。そんな相手にピッタリな英語表現になります。
Yours always,
Elena
Love,
家族や恋人間で使いたいのが、この英語表現。愛の温かい気持ちで溢れた結び言葉です!
Love,
Dave
もっと愛情を表現したければコチラ!
Lots of love,
With loads of love,
Love always,
XOXO,
「なんだこれは!」と感じる人もいると思いますが、これは”kisses and hugs”(キスとハグ)を表す略語。
実際に会った時に頬にキスをしてハグをする間柄に使います。つまり親しい友達や家族が対象。それ以外の人に使うと不適切に!
xoxo,
Lina
日本人からしたらハードルが高い結びですが、女の子であれば試しに友達に使ってみてもいいかも?
Yours affectionately,
親しい間柄のカジュアルなメールでも、両親やご老人に対して送る場合は、この英語表現がオススメ!フレンドリーでありながら、尊敬の念が伝わります。
親戚などの距離感にもピッタリ!
Yours affectionately,
Grace
自分と相手の関係性をハッキリさせる表現もアリ!
Your affectionate daughter,(自分が娘の場合)
Yours lovingly,
丁寧さを保ちつつ、自分の愛を伝えたいならコチラ!家族や友達など、愛情を注いでいる相手に対するメールで使いましょう。
Yours lovingly,
Naomi
こちらもアレンジが可能です!
Your loving son, (自分が息子の場合)
Your friend,
友達同士でメールのやり取りをするなら、こんな結びでも素敵ですね!
Yours friend,
Tom
Take care,
「元気でね」と伝えたい時は、これでメールを締めましょう。相手の心と身体の健康を気遣っている英語表現です!
Take care,
Joseph
Wishing you the best,
相手の幸運や成功を願う時の英語。長めのフレーズではあるものの、カジュアルな結びの言葉と認識されています。
Wishing you the best,
Lauren
See you soon,
次に会うことが分かっている場合は、メール内にこの結びをいれましょう!
See you soon,
Dave
こんな英語でもOK!とてもカジュアルな表現です。
Until next time,
おわりに
いかがでしたか?
今回は英語メールで役立つ定番の結びを紹介しましたが、世の中にはもっとたくさんのバリエーションが存在します。特にカジュアルなものになると、自分オリジナルの言葉を作ってしまう人も!
ただしビジネスなどのフォーマルな場面では、ある程度パターンが決まっているものです。恥をかかないよう、しっかりと送り相手との関係を見極めて、適切な結びの言葉を選ぶようにしましょう!