≪英語講師AMO流≫英語学習のモチベーションが上がるおすすめ方法!
「英語学習のモチベーションが上がらなくて困ってる!」という方はいませんか?今ではそういったことはありませんが、私自身もモチベーションが下がるということが何度かありました。
理由はそのときによっていろいろです。「他のことが忙しくて」、「どうしても同じことでつまずいてしまって」、「体調崩して学習ができなくて」などなど。
そういった経験をする度に、自分なりにモチベーションを上げる方法というのを見つけてきました。
今回は、そんな私AMOが紹介する「英語学習のモチベーションを上げる方法」を紹介します!
目標となる人を見つける
ネイティブスピーカーの人
言うまでもなく「自然な英語を話す人」のお手本ですね。
地域によって発音のクセがあったり、表現が違っていたり・・・ということはありますが、「生まれつき英語を話している」ので、表現や話し方は自然のもの。
かなり高い目標ではありますが、ネイティブスピーカーのお手本を見つけて、その人が話す様子を徹底的に研究しましょう!
もし身近にネイティブスピーカーの方がいれば、その人を目標にしても良いですが、家で動画などを好きなときに見て研究できるという意味で、有名人を目標にするのがおススメです。
話すときの口の動きや表情、話を聞くときの相槌の仕方、間の取り方、使っている表現や単語などを参考にして、自分でもマネして練習してみましょう。
練習してくうちに、それらが自然に出てくるようになると、話すのが楽しくなりますし、モチベーションもどんどんアップしてくること間違いなしです!
英語を学習している人
ネイティブのようにペラペラと話せる人もいいのですが、自分と同じ英語学習者のことを目標にするのも良い方法だと思います。
どういうことかというと、その人たちの英語力というよりも、「英語に対する姿勢」を目標にするのです。
これは、学生時代にイギリスに短期留学した私の経験に基づいています。
「初めての海外」というワクワクと「かなり勉強してきた」という自信を持ち、現地の語学学校に登校した私は、初日にある衝撃を受けることになりました。
その学校には日本からだけでなく他の国々からも留学生がたくさん来ていたのですが、どういった授業の内容でも彼らは堂々と発言をするのです。
聞いていると、文法はグチャグチャで単語も間違ってるということが結構あるのに、彼らはそんなことお構いなし。ちょっと通じないくらいでも絶対に諦めない。
とにかく、自分が今持っている英語力で表現しようとするのです。
一方の私はというと、引っ込み思案な性格もあり、彼らより文法も単語も知っているはずなのに、表現したいことを全く表現できない。できないというよりは、間違うことや通じないことが怖くて、しなかったという方が正しかったのかもしれません。
初日にワクワクと自信を一気を失くした私は、しばらく落ち込んで、留学したことを後悔したりもしました。
ですが、せっかく来たのだから、きちんと何かを得て日本に帰らなければと思い、「彼らのように間違いを恐れず、英語を使う姿勢を見習おう」と、同じ英語学習者である彼らを目標にすることを決めたのです。
それからは、少しずつではあったけれど、自分なりに出来る範囲で表現するようになっていきました。それでも、なかなか彼らには適いませんでしたが、そこで彼らを目標にしたことで、モチベーションが上がったのは間違いありません。
出来る人を目標にするのもよいですが、こんな風に自分と同じ立場の学習者の中の優れている部分を目標にするというのも、実はとっても大切なことなんですよね。
日本人で英語を話せる人
私自身が「英語をペラペラ話せる日本人」としてハッキリとした憧れを抱いたのは、歌手の宇多田ヒカルさんでした。
海外のアーティストと一緒にコンサートを行うことになった彼女。その発表記者会見で「日本語で答えると、他のアーティストの方が理解できず失礼だから」と英語で質問に答えたのです。
それを見た当時中学生の私は「カッコいい!!」と素直に感激したことを覚えています。そして、それと同時に「日本人でもこんな風に話すことができるんだ」と勇気づけられました。
それまでも英語が好きで「話せるようになりたい!」とは思っていたものの、「日本人の自分がペラペラになれるのかな」と何となく不安に思い、「自分が英語を使いこなす」イメージが描けていなかったんですね。
そんなときに見た、英語を使いこなす宇多田ヒカルさん。
「同じ日本人」という共通点だけで身近に感じやすく、「日本人である自分が英語を使いこなしている」イメージというのが湧きやすくなり、自分のモチベーションが一気に上がったことを覚えています。
資格・試験を受ける
TOEIC
TOEICは「合格・不合格」では判定されません。「点数」で評価されるので、自分のレベルに合わせて細かく目標が設定しやすいのです。
しかも、年に何回も受験することができるので、ちょっとずつ目標を上げていくことも可能。
具体的な点数を目標にすることで、「どれくらい勉強すればいいのか」、「何を重点的に行えばいいのか」ということが計画しやすく、それに沿って学習を進めていけるので、モチベーションを保ちやすいです。
少しずつでもスコアがアップすると嬉しくなり、次の目標にも向かう気持ちが自然と湧いてきます。
スコアが上がるたびに次の点数を目標にすることができるので、長い期間モチベーションを持続させるのにはとっても有効ですね。
英検
こちらは級ごとに「合格・不合格」で判定されます。
TOEICは「いろんなレベルの内容がミックスされたもの受けるテスト」ですが、英検は「各級ごとにレベルが分かれていて、自分に合ったレベルのものを受けるテスト」です。
なので、TOEICのようにまんべんなく様々なレベルの内容を学習する必要はなく、自分が受ける級のレベルの内容をしっかりマスターすればいいのです。
特に仕事でTOEICのスコアが必要なく、「集中的に内容を絞って英語力を身につけていきたい」という人であれば、モチベーションを上げるために「英検合格」を目標にすることをおススメします。
レッスンを受ける
英会話スクール
英会話スクールに行って、直接顔と顔を合わせて外国の方と英語で会話するという習慣を作るのも良い方法ですね。
同じ空間で外国人の方と会話すると、独特の緊張感を感じる方も多いと思います。
ですが、その緊張の中で上手く会話が弾めば、「自分はこれだけ英語でコミュニケーションが取れるんだ!」という自信になり、モチベーションアップにもつながりますよね。
逆に、上手くいかなくても「じゃあ、次はこうやって準備をしておこう」と反省を活かすという気持ちを持てば、モチベーションを保つことが可能です。
日本にいながら、直接外国人の方とコミュニケーションを取る機会を作るというのは難しいことですが、英会話スクールに通うことで、そういった機会を作ることができます。
月謝は決して安いものでありませんが、そこも「これだけ高い授業料払ってるんだから、それに見合った成果を出すぞ!」と考え、学習への意欲へつなげちゃいましょう!
オンラインレッスン
英会話スクールに通うのが難しかったり、近くに通えるスクールがないという方は、オンラインレッスンで英語を使う機会を作ることができます。自宅にいながら英会話のレッスンが受けられるなんて、便利な時代になりましたよね。
会社ごとにシステムが違いますが、かなりお得な値段でレッスンを受けられるところが多いです。さらに毎日レッスンを受けられるというところがほとんど。
毎日英語に触れる機会を作るというのは、学習のモチベーションを上げるのにとっても効果的です。自分の日常の一部になるわけですから。
できれば、「この時間はレッスンの時間」と決めてしまいましょう。その方が自分の生活リズムを保ちやすくなりますし、続けやすいです。
もし、毎日が難しければ「この曜日の何時には必ずレッスンを受ける」という風に自分のスケジュールに組み込んじゃってください!
さらに、オンラインレッスンでは、毎回違う先生を選ぶこともできます。新しい人と出会える楽しさもあるので、ますますモチベーションがアップすること間違いなし!
学習記録をつける
SNSを利用する
自分の学習した内容や感じたことなどを外に発信するのも、モチベーションアップのためには良い方法です。
「誰かに見られている」という意識が働いて、なんとなくサボれない気がしますし(笑)、「フェイスブックにアップしたいから勉強頑張ろう」っていう気分にもなったりしますよね。
みなさんがアップしたものを見て、誰かがコメントしてくれるかもしれません。自分と同じ学習者の人からコメントをもらえるといい刺激になりますし、英語に精通してる人からアドバイスをもらうこができれば、そこから新たに学ぶことができます。
学習へのモチベーションをキープするために、現代ならではのSNSを有効に活用しない手はありませんね!
ノートに書く
「外に発信するのはちょっと・・・」という方は、日記感覚でノートなどに記録をつけてみましょう。
学習した内容はもちろんですが、「学習した時間」や「次の日への目標」も書いておくことをおススメします。
「時間」は後で見たときに「自分はこれだけ頑張ったんだな」と自分の努力を振り返ることができますし、「前よりたくさんの時間勉強できた」というだけでも達成感を感じることができ、学習へのモチベーションにつなげられます。
「目標」は「この目標を達成するために今日は何をすればいいか」が分かりやすくなって計画が立てやすくなり、それだけ学習の成果もアップ!
何もないままダラダラやるよりは、目標があった方が成果はでやすいです。そして、成果が出るとますますモチベーションが上がります。
記録をつけるノートは開くときにワクワクするような柄やデザインのものを選ぶといいですよ。ノートを開くのが楽しくなるような自分好みのものを使ってみましょう。
おわりに
今回は英語学習のモチベーションを上げるための方法を紹介しました。いかがでしたか?
あくまでも私の経験を通しての方法なので、全ての人にこの方法が当てはまるとは限りません。人それぞれ合うもの合わないもの、効果が出やすいもの出にくいものがあります。
もし紹介した中で「これ良さそうだな」と思うものが1つでもあれば、ぜひ試してみてくださいね!そして、モチベーションをどんどん上げていきましょう!