「邪魔しないで」は英語で?ほっといて欲しい時のフレーズ7選!
勉強や仕事をしている時、映画やゲームに熱中している時など、誰にも邪魔されたくない場面ってありますよね。
そんな時に使うのが「邪魔しないで」という表現ですが、英語でなんて言うのかご存知でしょうか?
今回は「邪魔しないで」の英語フレーズを、「注意を促したい時」と「イラっとした時」の2つのシチュエーションに分けて紹介してきます!
注意を促したい時
まずは、何かに集中したい時、相手に注意を促すように使える英語フレーズを見ていきましょう。
Don’t disturb me.
邪魔しないで。
“disturb”は、英語で「邪魔する」「妨害する」という意味です。
特に、「物事の進行を妨げる」というニュアンスがあるので、勉強や仕事、読書、ゲームなど、あらゆるアクティビティティで、人に邪魔されたくない時に広く使える英語フレーズになります。
A: When are you going to clean your room?
(いつ部屋の掃除するつもりなの?)
B: I will later. Don’t disturb me while I’m watching a movie.
(後でやるつもりだよ。映画見てる時は、邪魔しないで。)
会話例のように、”while”の文を後ろに続けて、どんな時に邪魔されたくないのか明確に伝えることもできますよ。
Don’t disturb me while I’m working. (仕事している時は、邪魔しないで。)
他にも、”me”の代わりに色々な表現を入れて使うこともできます。その時のシチュエーションによって使い分けてみてくださいね。
Don’t disturb my study.(勉強の邪魔しないで。)
Don’t disturb my work. (仕事の邪魔しないで。)
Don’t disturb my sleep.(睡眠の邪魔しないで。)
Don’t interrupt me.
邪魔しないでね。
“interrupt”も「邪魔する」という意味の英語ですが、「一時的に中断させる」というニュアンスがあります。
「物事の進行を妨げる」”disturb”と違って、主に、会話に口を挟んだり、仕事を一時中断させたりする場面でよく使う英語です。
A: I’m gonna need to make a very important phone call to ABC company, so please don’t interrupt me.
(これからABC会社に重要な内容の電話をかけないといけないから、邪魔しないでね。)
B: Ok, good luck.
(わかった、うまくいくと良いね。)
Don’t distract me while I’m driving.
運転中は邪魔しないでね。
英語”distract”には、「注意をそらす」という意味があります。何かをしている相手に対して、声をかけたり、何かを見せたりして、注意をそらす時に使う表現です。
車の運転や料理、細かい作業など、少しでも集中を妨げられたくない場面で使えますよ。
A: Thanks for the ride.
(乗せれくれて、ありがとう。)
B: No worries! But it’s been only a week since I got a driver’s license, so don’t distract me while I’m driving.
(全然いいよ!でも、まだ免許とって1週間しか経ってないから、運転中は邪魔しないでね。)
A: I won’t for sure. Safety first!
(もちろん邪魔しないよ。安全第一!)
Let me focus on this.
これに集中させて。
“focus”は英語で「集中する」です。”let”には「〜させる」という意味がありますが、”Let me ◯◯.”の形で「私に◯◯させて」という依頼の表現になります。
相手に邪魔してほしくない時、「邪魔しないで」という代わりに、こんな風に「集中させて」と言うこともできますよ。
A: Hey, do you wanna see new sneakers that I got today?
(ねぇ、今日買った新しいスニーカー見たい?)
B: Sorry, Nick. But I need to finish a report by today. Please let me focus on this now.
(ごめん、ニック。今日中にレポート仕上げないといけないの。今はこれに集中させて。)
他に、”focus”と同じく「集中する」という意味の”concentrate”を使ってもいいですね。
Let me concentrate on this. (これに集中させて。)
イラっとした時
次に、何度言っても邪魔してくる人に対して、イラっとする気持ちを込めて使える英語フレーズを紹介します。
Stop bugging me.
邪魔しないで。
“bug”は、「(コンピューターなどの)バグ」や「害虫」といった意味で聞いたことがあるかもしれませんね。ここでは「イライラさせる」「困らせる」という意味のスラングになります。
“Stop bugging me.”は直訳すると「イライラさせるのを止めて」となり、すでに邪魔されている状態の時に、「これ以上イライラさせないで」というニュアンスを表せますよ。
A: Hey, I’m trying to focus! Stop bugging me.
(ちょっと、集中しようとしてるんだから!邪魔しないで。)
B: Oops, sorry.
(おっと、ごめん。)
I told you to stop bothering me.
邪魔しないでって言ったでしょ。
英語”bother”には「邪魔をする」という意味がありますが、”bother + 人”の形で「面倒をかける」「迷惑をかける」といったニュアンスになります。
“stop bothering me”の部分は直訳すると「迷惑かけるのを止めて」となり、相手のちょっかいを迷惑に感じている事を表せますよ。
また、”I told you”と付けることで、「〜って言ったでしょ」「何度も言わせないで」というニュアンスになります。
A: I told you to stop bothering me. You’re getting on my nerve!
(邪魔しないでって言ったでしょ。ほんとイライラさせるなぁ!)
B: Calm down. I didn’t mean to bother you.
(ちょっと落ち着きなよ。邪魔するつもりじゃなかったんだ。)
Leave me alone.
ほっといて。
英語”leave”は「離れる」、”alone”は「単独で」という意味です。
“Leave me alone.”は直訳すると「私を一人にして」となります。忙しい時や一人で集中したい時などに「ほっといて」というニュアンスで使えますが、ちょっとキツい響きがあるので、相手の行為にイライラして強く言いたい場面で使ってくださいね。
A: Can’t you see I’m busy now? Leave me alone.
(今、私が忙しくしてるのわからないの?ほっといてよ。)
B: Sorry. I was just trying to talk to you.
(ごめん。ただ話したかっただけなんだけど。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「邪魔しないで」の英語フレーズを紹介しました。状況によって色々な言い方がありましたね。フレーズごと覚えると、実際の会話でもすぐに使うことができます。ぜひ何個か覚えて普段の会話で使ってみてくださいね。