「預ける」は英語で?荷物/子供/お金の管理を頼む時の表現10選!
ホテルや空港で荷物を預けたい。用事があるので子供の面倒を暫く見てほしい。お金を銀行に預けたい。
日常生活でよく使う「預ける」という表現ですが、それぞれ英語ではどのように言えばいいかご存知ですか?
今回は、「預ける」の英語フレーズをシチュエーション別にご紹介します!
荷物を管理してもらう時
まずは、空港やホテルなどで荷物を預かってもらう時の英語フレーズを見ていきましょう!
I’d like to leave my baggage.
荷物を預けたいのですが。
“leave”は「預ける」に該当する代表的な英単語です。”leave”には「残す」「そのままにしておく」という意味があります。荷物をその場に残して置いたまま管理してもらうというニュアンスです。
“baggage”は「荷物」を意味する名詞ですが、1つであっても複数であっても「荷物」というまとまりで考える不可算名詞になります。ですので、”a baggage”や”baggages”は文法的には誤りですので気をつけてくださいね。
ホテルやホールのクロークなど、色々な場面で使える便利なフレーズですのでぜひ覚えてください。
A: I’d like to leave my baggage.
(荷物を預けたいのですが。)
B: Sure. Please keep this ticket.
(はい。こちらの札をお持ちください。)
Can we leave our luggage until we can check in our room?
チェックインまで荷物を預かってもらえますか?
「預ける」の代表的な動詞”leave”を使った別の便利な表現です。“luggage”も”baggage”と同じく「荷物」というまとまりを表す不可算名詞になります。
チェックインはそのまま”check in”でOKです。
ホテルのチェックイン時間より前に到着したので、フロントで荷物を預かってもらいたい時ってありますよね。そんな時に使える便利なフレーズですのでそのまま覚えてしまいましょう。
A: Can we leave our luggage until we can check in our room?
(チェックインまで荷物を預かってもらえますか?)
B: Yes, of course.
(もちろんです。)
Should I leave my room key when I go out?
外出する時は鍵を預けたほうがいいですか?
“leave”を使った便利なフレーズをもう一つご紹介します。
外出する際に部屋の鍵をフロントに預けたほうがいいかどうか尋ねるフレーズです。特に旅館はまだこのスタイルの所も多いと思いますので、覚えてくださいね。
A: Should I leave my room key when I go out?
(外出する時は鍵を預けたほうがいいですか?)
B: Yes, please.
(はい、お願いします。)
Could you keep my baggage until noon?
正午まで荷物を預かってもらうことはできますか?
“keep”は「預かる」という意味で使える動詞です。”keep”には状態を「保つ」という意味がありますので、荷物を「保管する」というニュアンスがあります。
“noon”は「正午」という意味です。”afternoon”は正午の後なので「午後」ですよね。あわせて覚えてしまいましょう。
A: Could you keep my baggage until noon?
(正午まで荷物を預かってもらうことはできますか?)
B: Sure. How many pieces of baggage do you have?
(はい。お荷物はいくつございますか?)
I’d like to check this suitcase.
このスーツケースを預けたいのですが。
“check”も「預ける」という意味で使える動詞です。
特に、飛行機搭乗前に空港のチェックインカウンターで荷物を預ける際にぴったりの表現ですので、ぜひ覚えてください。
A: I’d like to check this suitcase.
(このスーツケースを預けたいのですが。)
B: Please put your suitcase on the scale. How about the bag?
(スーツケースをはかりの上に置いてください。そのバッグはどうなさいますか?)
A: I will take this with me.
(これは手荷物にします。)
Why don’t you rent a self-storage and store your stuff?
トランクルームを借りて荷物を預けたらどう?
“store”は、倉庫などで「保管する」という意味の動詞です。
最近は荷物を保管するためのレンタルスペースとしてトランクルームを借りる人も多くなりました。「トランクルーム」は残念ながら和製英語で、英語では”self-storage”と言うのが自然です。
”storage”は”store”の名詞形で、保管するための「倉庫」「保管庫」という意味ですが、トランクルームは商業用の倉庫とは違い主に私的に利用するためのものですので、”self”を付けて”self-storage”と言います。
荷物がいっぱい部屋に溢れかえっている友人に提案してあげましょう。
A: I have too much stuff in my house.
(家の中に物が多すぎるんだ。)
B: Why don’t you rent a self-storage and store your stuff?
(トランクルームを借りて荷物を預けたらどう?)
子供の面倒を見てもらう時
次に、子供を親などに預けて面倒を見てもらう時の英語フレーズをご紹介します!
I left my children with my parents.
子供たちは両親に預けてあるんです。
荷物を預ける場合にご紹介した”leave”ですが、子供を預ける場合にも使うことができます。”leave my children with~”で「~に子供たちを預ける」に該当する英語フレーズです。
「~に」の部分に「両親」などの人物が入る場合は、”with~”となります。一緒にいて面倒を見てくれるニュアンスです。
A: Where are your children today?
(今日お子さんたちはどこにいるの?)
B: I left my children with my parents.
(子供たちは両親に預けているんです。)
「~に」の部分に「保育園」などの場所が入る場合は、”at~”を使います。
I left my children at daycare.(保育園に子供たちを預けているんです。)
Would you please take care of my child tomorrow?
明日子供の面倒を見てもらってもいいかな?
“take care of~”は「~の世話をする」「~の面倒を見る」という英語のイディオムになります。
「面倒を見てもらってもいいですか」と直接的に尋ねる場合のフレーズです。
A: Would you please take care of my child tomorrow?
(明日子供の面倒を見てもらってもいいかな?)
B: OK. I’ll be free all day.
(オッケー。一日空いてるよ。)
お金を管理してもらう時
最後に、お金を銀行などに預ける場合の英語フレーズをご紹介します!
I’d like to deposit cash into my checking account.
当座預金口座に現金を預けたいのですが。
“deposit”は、お金を「預ける」という意味の動詞です。例文で使われている”checking account”は、日本における「当座預金口座」に該当します。
外国に行くと、ATMで預けるのは少し怖いと感じたり、サービスがあまりよくなかったりする場合もありますので、銀行の窓口で手続きを行う場合の表現も覚えておくと便利です。
A: Next, please. How can I help you?
(次の方どうぞ。ご用件は何ですか?)
B: I’d like to deposit cash into my checking account.
(当座預金口座に現金を預けたいのですが。)
日本における「普通預金口座」と言いたい場合はこちら!
I’d like to deposit cash into my savings account.(普通預金口座に現金を預けたいのですが。)
I have a deposit of 1 million yen in the bank.
その銀行に百万円預けてあります。
“deposit”を「預金」という意味の名詞として使った表現です。“have a deposit of~”で「~の預金がある」となります。
A: I have a deposit of 1 million yen in the bank.
(その銀行に百万円預けてあります。)
B: How much is the interest rate?
(金利はいくら?)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「預ける」の英語フレーズをご紹介しました。
特に、荷物を預かってもらいたい時にご紹介したフレーズは、海外へ行く場合には必ずと言っていいほど使う機会があると思います。その他にも、色々なシチュエーションで使えるフレーズをご紹介しましたので、ぜひ日常会話で役立ててみてくださいね。