「気になる」の英語!人への好意や引っかかる点を表すフレーズ15選!
ちょっと好きかもしれないと思う人がいる時、興味のある物があった時、心配な件がある時・・・
こういう時って「気になる」って思いますよね。でも、英語でそのシチュエーションに合った言い方が分からないとちゃんと伝えたい事が伝えられなくて困ります。
今回はそれぞれのシチュエーションに合った「気になる」の英語のフレーズを紹介しますね。
気になる人
ちょっと一緒にいるとドキドキする人やどんな人なのか知りたくてしょうがない時など・・・気になる人がいると誰かに教えたくなりますよね。
ここではそういう時に使える英語の表現方法をシチュエーションに合わせて紹介しますね。
紹介されたフレーズの空欄には、特に明記されていない限り、その気になる人の名前や“him”や“her”などの代名詞を入れてください。
I like ○○.
私は○○が好きです。
誰でも知っているフレーズだと思いますが、今回のテーマの「気になる」に使える英語表現として少し説明したいと思います。恋とかじゃなくて、ただ「いいな」と思う人にはこのフレーズを使ってください。
日本語で誰かを「好き」だというと「愛している」というような意味になってしまう場合がありますよね。でも英語だとラブではなくて、人としていいと思うという表現になる事が多いんですよ。
A: Who is John?
(ジョンって誰?)
B: He is my friend from work. I like him. He has a good sense of humor.
(私の仕事場の友達。私は彼が好きよ。彼はいい笑いのセンスがあるの。)
I find ○○ interesting.
私は○○が気になります。
この英語のフレーズは興味深くて気になる人の事を話すときに使えますよ。テレビで見た人や面白そうな人がいれば言ってみてくださいね。
ここで使われている“I find”は英語で「探す」という意味ではなくて、「感じる」というような表現になります。最後に“interesting”を付ける事で、その人に対して「面白い」や「気になる」という興味を示す事ができるんですよ。
A: What are you looking at?
(何を見ているの?)
B: That girl doing magic tricks over there. I find her interesting.
(あそこでマジックをしている女の子。彼女が気になるんだ。)
○○ catches my eye.
○○は私の目を引きます。
どうしても気になって目が離せない人がいたらこの英語のフレーズがピッタリですよ。このフレーズはただ気になる場合でも、もしかしたら恋愛感情があるのかもしれない場合でも使えます。
“catches”は英語で「捕まえる」という意味で使われることが多いですが、ここでは“my eye”(私の目)が後に付いているので、「目を引く」というような表現になります。
空欄に名前や“he”や“her”などの三人称単数の主語を入れる時はこのままでいいですが、“you”や“they”にする時は主語が二人称や複数になるので“catch”に置き換えてくださいね。
A: He catches my eye.
(彼は私の目を引きます。)
B: He always stands there in white clothes. I don’t know what that means.
(彼はいつも白い服を着てあそこに立っているの。どういう意味か知らないけど。)
I’m interested in ○○.
私は○○に興味があります。
この言い方は先ほど紹介したフレーズに似ていますが、意味が少し違ってきます。こちらはもっと好意を表した英語表現なので、できれば一緒にデートしてもっとその人を知りたいと思った時に使ってください。
“I’m interested”は英語で「興味がある」や「気になる」という意味ですが、人に対して言う場合は特別な感情があるという事を表現できるんですよ。なので、恋をしている時に使ってみてくださいね。
A: You wanted to talk to me?
(私に相談したい事があるの?)
B: Yes. I’m interested in George. Do you know if he is seeing anyone?
(うん。私はジョージに興味があるの。彼が誰かと付き合っているかどうか知っている?)
I’m attracted to ○○.
私は○○に魅了されます。
このフレーズも恋愛感情の「気になる」になりますよ。誰かが魅力的で気になってしょうがない時に言ってみてくださいね。
“attracted”は過去分詞で、ここでは「心が引かれる」というような英語表現なんですよ。
A: I’m attracted to her.
(私は彼女に魅了されているよ。)
B: Everyone is. She is very pretty.
(皆そうだよ。彼女はすごくかわいらしいよね。)
I’m drawn to ○○.
私は○○に惹かれています。
この英語のフレーズも日本語訳で分かるように、恋愛感情がある時に使えますよ。ここで使われている“drawn”は“draw”の過去分詞で「心が引かれる」というような表現なんですよ。
A: I’m drawn to Linda. She is so beautiful.
(僕はリンダに惹かれているんだ。彼女はすごく綺麗だよね。)
B: You should ask her out for a date.
(彼女をデートに誘ってみなよ。)
I have a crush on ○○.
私は○○に惚れています。
この英語のフレーズは若者がよく使う、好きな人ができた時の「気になる」の表現なんですよ。完全にラブの方の好意になるので惚れた人の事を言う時に使ってくださいね。
“a crush”は普段英語で「押しつぶす事」という意味で使われる事が多いんですが、スラングで「べたぼれ」という表現にもなります。
A: Guess what. I have a crush on Justin.
(聞いて。私ジャスティンに惚れているの。)
B: I know, it’s obvious.
(知っているよ、バレバレじゃん。)
I’m worried about ○○.
私は○○が心配です。
今回のテーマは「気になる人」でしたよね。気にかかると言っても好意ばかりではなくて、誰かの事が心配になるっていう意味もあります。このフレーズはそんな時にピッタリですよ。
“worried”は英語で「心配する」という意味なんです。
A: What happened?
(どうしたの?)
B: I’m worried about Henry. He looks sad.
(ヘンリーの事が心配なんだ。悲しそうに見えるの。)
興味がある物
気になるのは人ではなくて物だという時もありますよね。買い物中に見た欲しい服や靴、噂で聞いた面白そうな本や映画など・・・
こういう場合の「気になる」の言い方は先ほどのフレーズとは違います。
ここでは、興味深い気になる物のことをどう英語で表現するのかを紹介しますね。
I’m curious about ○○.
私は○○が気になります。
もっと知りたいと気になる物があった時はこのフレーズを使うと一番伝わりやすいと思いますよ!“curious”は英語で「知りたがって」という意味の形容詞です。
“about ○○”の空欄にはその好奇心をそそらせる物の名詞を入れてくださいね。
例えば“it”(それ)、“that”(あれ)、“that book”(あの本)、“this movie”(この映画)などを入れて使うことができますよ。
A: I’m curious about this book.
(私はこの本が気になるんだ。)
B: You should read it. It’s really good.
(読んでみた方がいいよ。すごく良いから。)
It caught my eye.
それは私の目を引きました。
このフレーズは先ほど人に対して使うフレーズで紹介したものと似ていますよね。分かっていると思いますが、ここでは物に対して使っているので恋愛感情は全くありませんよ!
ここでは“catch”の過去形の“caught”を使っているので「目を引いた」という表現になります。気になって目が離せなかった物に使ってみてくださいね。
A: That bag is one of the most popular item this season.
(このバッグはこのシーズンで一番人気なアイテムの一つなんですよ。)
B: It caught my eye but it’s a bit expensive.
(私の目を引いたけど少し高いですね。)
It draws my attention.
それは私の注意を引きます。
何か気になってしまう事がある時はこのフレーズがいいかもしれませんね。“draws”(引く)は“draw”の三人称単数なので先ほど紹介した“I’m drawn to ○○”の動詞と同じなんですよ。
英語で「注意」という意味の“attention”は聞いた事がある人が多いと思います。
A: Is there anything interesting?
(何か面白そうな物ある?)
B: There is an art exhibition. It draws my attention.
(美術展があるの。私の注意を引くんだよね。)
It’s stuck in my head.
私の頭から離れません。
このフレーズは何かがどうしても気になってその事をずっと考えっぱなしな時に使ってみてくださいね。“stuck”は英語で「動かない」や「くっついて」という意味なんですよ。
“my head”は「私の頭」なので、頭から離れない気になる物があることを表現できます。
A: You want that ice cream, don’t you?
(あのアイスクリームが欲しいんでしょう、違う?)
B: It’s stuck in my head. I’m dribbling.
(それが頭から離れないよ。よだれが出ちゃう。)
引っかかる点
気になる事といえば、心配事とか気を散らすような事とかもありますよね。なんか心に引っかかる事を相談したい時や邪魔で集中できない物がある時には今まで紹介したものとは別の言い方があります。
ここではそのようなシチュエーションで「引っかかる点」をどう英語で言うのかを紹介しますね。
I’m concerned about ○○.
私は○○が心配で気になります。
何か気になる心配事がある時はこの表現がピッタリですよ。“concerned”は英語で「心配する」という意味なんですよ。前に紹介した“worried”に意味も使い方も似ていますよね。このフレーズは心配な人にも使うことができますよ。
空欄には心配している事を入れましょう。例えば、“it”(それ)、“that”(あれ)、“this plan” (この計画)などを入れて使うことができますよ。
A: I can’t wait until this trip to China.
(中国への旅行が楽しみだな。)
B: I’m concerned about the trip. It’ll be my first time to get on the airplane.
(私はその旅行が心配だな。飛行機に乗るのが初めてなんだよね。)
It distracts me.
それは私の気を散らします。
気になる事があって他の事に集中できないという場合はこのフレーズを使いましょう。“distract”は英語で気や注意などを「そらす」や「散らす」という意味なんですよ。
A: Can you turn off the TV? It distracts me.
(テレビを消してくれる?気が散るから。)
B: Fine. I will record the show.
(分かったよ。この番組は録画するよ。)
It bothers me.
それは私を悩まします。
なんか気になる事があって悩んでいる場合はこのフレーズが合っていると思いますよ。“bothers”は英語で「悩ます」や「うるさがらせる」という意味なんです。
A: I have to cut my fringe. It bothers me.
(前髪を切らなくちゃ。邪魔で悩ますんだよね。)
B: I can cut it for you. We can make it very short!
(私が切ってあげる。すごく短くしちゃおうよ!)
おわりに
どうでしたか?沢山のフレーズを紹介したので、少しこんがらがってしまいそうですよね。「気になる」は英語でいろいろな表現の仕方があって、それぞれ違う意味を伝える事ができます。
まずはあなたのシチュエーションに合ったフレーズを探して使ってみてくださいね。慣れてきたら他のフレーズにもチャレンジしてみてください。