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英語「mean」の意味とは?例文で使い方をバッチリ身につける!

 

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英語の”mean”は「意味する」というニュアンスで使われる言葉です。

ですが、それ以外の意味合いでも”mean”が使われてるのを目にしたことはありませんか?一体、”mean”には、いくつの意味があってどんな使い方があるのでしょうか?

今回は、例文を使いながら「”mean”の意味と使い方」を解説していきたいと思います!



「mean」の意味

例文で詳しく見ていく前に、まずは、”mean”という言葉について簡単に確認しておきます。

英語の”mean”には「動詞」「形容詞」の役割があります。

そして、それぞれの役割での意味は以下の通り。

<動詞>
①意味する・意図する
②重要性を持つ
③本気で言う
<形容詞>
①意地悪な

「動詞」としては3つの意味があり、「形容詞」としては1つの意味しかありません。

では、それぞれの意味ごとに例文を見ながら、詳しい使い方を確認していきましょう!


意味する・意図する

〇〇という意味である

“mean”の持つ意味の中で、もしかしたら一番なじみがあるかもしれませんね。

言葉の意味について、英語で「〇〇という意味である」と言うときには”mean”を使い、表現することができます。

Senbei means rice crackers in English.
(せんべいは英語で”rice crackers”という意味ですよ。)

言葉の意味を聞きたければ、”mean”を使ってこんな風に言います。

What does this word mean?
(この言葉ってどういう意味?)

他に、具体的な言葉の意味だけではなく、相手の言った話の内容がよくわからないときにも、英語の”mean”を使えます。

I’m sorry to disturb you, but…what do you mean?
(遮ってごめんね、でも・・・それってどういうこと?)

もし、自分が言っていることが相手にうまく伝わってるか不安なときは、以下のような”mean”の使い方もあります。カジュアルな表現の1つです。

You know what I mean?
(私の言いたいこと分かるかな?)

〇〇というつもりである

英語の”mean”を使うと、人の行動などに関して「〇〇するつもりである」というニュアンスの表現ができます。

「つもり」だからといって、予定などを言っているわけではなく、「そういう意図である」という意味合いです。

例えば、こんな風に使います。

I mean I go out with her as just a friend.
(ただの友達として彼女と出かけるつもりなんだよ。)

否定形の形でも使われることが多いです。「〇〇するつもりでない」つまり「そういう意図ではない」ということを英語で伝えられます。

例えば、誰かに「なんであんなことしたの?」と詰め寄られたときに、「そんなつもりじゃなかった」という感じで、こんな風に言うこともできますよ。

I didn’t mean to hurt you.
(あなたを傷つけるつもりはなかったのよ。)


重要性を持つ

〇〇は重要である

英語で「〇〇は重要である」と伝えるときの”mean”の使い方です。

Getting good grades means a lot to him.
(彼にとって良い成績を取ることは重要なんです。)

「重要である」というときは、必ず“mean(s) a lot”の形にします。

というのも、実は上の項目で紹介した「意味する」のニュアンスが活きているからです。”mean(s) a lot”イコール「たくさんのことを意味する」ということ。

上の例文で考えると「彼にとって良い成績をとることはたくさんのことを意味する」、「彼にとってたくさんの意味がある」ということです。

つまり、「重要である」という意味合いになるんですね。

反対に「〇〇は重要でない」と言うときの使い方も見てみましょう。

Comparing myself to others means nothing to me.
(誰かと自分を比べることは僕にとっては重要なことではないんだ。)

こちらも、”mean(s) a lot”と同じように発想を転換してみましょう。“mean(s) nothing”「何も意味しない」ということです。

「誰かと自分を比べることは僕にとっては何も意味しない」ということで、つまり「重要ではない」と考えられます。

本気で言う

本気である

自分は真面目に言ってることを伝えるときの”mean”の使い方です。

この場合は、“I mean it.”の形で使われます。

I’ll become a gold medalist in the Tokyo Olympics in 2020. I mean it.
(2020年の東京オリンピックで金メダルを取りますよ。本気です。)

逆に相手の言ってることが本気なのか尋ねるときには、”mean”を使った“Do you really mean it?”という英語表現が使えます。

You said that you want to go to Oxford University. Do you really mean it?
(オックスフォード大学に行きたいって言ってたけど、本気なの?)

意地悪な

〇〇は意地悪である

“mean”が英語の「形容詞」として使われると、「意地悪な」という意味になります。

「動詞」として使われるときと、全く意味が違いますね。

【「主語」+「be動詞」+”mean”】で、「〇〇は意地悪である」という内容を英語で表現することができるんです。

He is so mean!
(彼ってすごく意地悪!)

“mean”のあとに、“to 〇〇”を続けると「〇〇に対して意地悪」という意味になります。

Ted is always mean to Flora.
(テッドはいつもフローラに意地悪だ。)

おわりに

今回は、英語”mean”の意味と使い方について、例文で紹介しました。いかがでしたか?

実に様々な意味がありましたね。一見、使い分けが難しく感じられるかもしれません。

ですが、使われる状況や文の形をしっかりと把握すれば、「今はこんな意味で使っているんだな」ということが分かります。

それぞれの意味ごとの例文で学び、使い方をマスターしちゃいましょう!

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