道案内の英語フレーズ!外国人に道を教える時の言い方10選!
最近ニュースで見ない日はないっていうくらい、訪日外国人旅行者が取り上げられてますよね。
海外からこれだけ旅行者が増えたってことはつまり、外国人に道を尋ねられる機会も増えるということ。そんな時、落ち着いてスマートに道案内ができたらかっこいいと思いませんか?
というわけで今回は、明日から使える道案内の英語フレーズを紹介します!
目的地まで徒歩で行ける場合
It’s this (that) way!
こっち(あっち)の方向ですよ!
ざっくり行くべき方向を教えるときの英語はこれ!でも、これでおしまいではあまりに味気ないですよね。
“Which is the way to ○○?”と方向だけ聞かれた場合はこの言い方でもいいですが、たいていはここから具体的な道案内に入ります。
You’re going the wrong way!
違う方向に行ってますよー!
そもそも向かっている方向が違っていたら、道案内の前にひとことこう言ってあげましょう。“You’re going in the wrong direction”でもOK!”Direction”を使うときは前に必ず”In”をつけて!
Keep walking straight ahead till you pass ○○.
○○を過ぎるまでまっすぐ歩いて。
「まっすぐ歩く」には本当にいろんな言い方があります。”ahead”を入れずに”keep walking straight”だけでももちろんOKですし、”go straight”, “go straight ahead”, “go straight on”, “keep going straight”どれも正しいので・・どれを使うかは好みですね。
このフレーズの後に、”Then you have to turn right/left”といった説明を続ければ、「○○を過ぎたら右(左)に曲がるのね」と相手にわかりやすく道案内することができます。
Take the first turn on the right/left.
最初の角を右(左)に曲がって。
よく出てくる言い方ですね。アメリカではもっと簡単に”take your first right(left)”と言ったりもします。こんな自然な英語フレーズがさらっと出てきたらかっこいいですね!
Use the crosswalk to cross the street.
横断歩道を渡って。
日本には横断歩道が多いのでこれもよく使いますね。ちなみに「信号」は”traffic light”、「歩道橋」は”pedestrian bridge”なので、道案内の際には覚えておくと便利な英語です!
Go up (down) the hill.
坂道を上って(下って)。
坂道の多いエリアだと、これも道案内の際には必ず出てきますね。”Hill”単体の意味は「丘」で「坂道」ではないですが、坂道の多い地形を丘と捉えると納得ですよね。
“Slope”は「傾斜」の意味合いが強いので、なだらかな坂の場合は”Hill”の方が自然です。平坦な場所に突然急な坂道が現れた場合には、”Go up the slope and you see the restaurant on your right”(坂道を上りきって右手にレストランが見えるよ。)なんて言い方もできますよ。
It shouldn’t take more than ○ minutes.
○分以上はかからないよ。
目的地までどれくらいかかるのかは誰でも気になるもの。大体の目安を教えてあげると親切ですね。
《上記のフレーズを使用した「道案内」の例文》
「すみません、○○までの行き方わかりますか?」
それでは、実際の道案内の会話ではどんな風に使われるのか見てみましょう!
A: Excuse me, I’m sorry to trouble you but could you tell me how I can get to “Ichiban Cafe”?
(すみません、お手数ですが「イチバン・カフェ」にはどうやって行けるか教えて頂けますか?)
B: Sure, no problem. Actually… you’re going the wrong way. Ichiban Café is that way.
(もちろんです。そうですね…間違った道を進んでいるようです。イチバン・カフェはあっちですよ。)
A: Oh!
(なんと!)
B: Don’t worry. Just keep walking straight ahead till you pass the post office and take the first turn on the right. When you see the traffic light, use the crosswalk to cross the street. You can also use the pedestrian bridge if you like.
(心配しないで。郵便局を過ぎるまでまっすぐ行って、最初の角で右に曲がってください。信号機が見えたら横断歩道を渡って。歩道橋を使うこともできますよ。)
A: Alright.
(分かりました。)
B: Then you go up the hill and you see the café on your left. It shouldn’t take more than 5 minutes.
(そして坂道を登ったら、カフェは左手にあります。5分もかからないはずです。)
A: Fantastic! Thanks so much.
(良かった!本当にありがとうございます。)
B: My pleasure!
(どういたしまして!)
徒歩だとだいぶかかりそうな場合
I would suggest taking a train/bus/cab because it’s quicker and easier!
電車(またはバス、タクシー)を使うことをオススメするよ。そっちの方が早いし簡単だよ!
たまにとんでもない距離を歩こうとしている旅行者を見かけますが、そんなときは別の交通手段もあるよ、と教えてあげましょう
「いいや、散策しながらのんびり行くよ」と言われてしまったら、”It might take more than ○ minutes by walk” (歩きだと◯分以上かかりますよ)と大体のかかる時間を教えてあげましょう。
It’s quite a long walk! Why don’t you take a train/bus/cab?
徒歩だとだいぶかかるよ!電車(またはバス、タクシー)にしたらどう?
徒歩はきついよ〜という場合には、こういう言い方もありますね。「○○したらどう?」の意味の”why don’t you~?”はいろんなシチュエーションで使えるので知ってると便利な英語フレーズ!
うまく道案内できなそうな場合
Sorry… I’m not from around here. / I don’t live around here.
ごめんなさい・・この辺は詳しくないんです。
せっかく尋ねてもらったけどこの辺の地理にはうとくて・・というときは、申し訳なさそうにこのフレーズを言いましょう。
それでも状況に応じてちょっと調べればわかりそうなときは、”Let me see if I can help…”と言って地図を一緒に見たり周りの人に聞いてあげたり、力を尽くそうとする姿勢を見せられたら優秀です!
おわりに
いかがでしたか?
道案内といえど、意外といろんな言い方がありますよね。
最近は街中で堂々と地図を開いている旅行者や明らかに道に迷っていそうな外国人を見かけますが、そんなときは英会話の練習も兼ねて是非積極的に声をかけてみてください。
ちょっとした道案内のつもりが、思わず会話が弾んで素敵な出会いにつながることもあるかも?!