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「分かる」は英語で?同意をする&共感を求める時の表現15選!

 

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誰かと話をしていて、「分かるよ」と同意したり、「分かるよね?」と共感を求める場面ってありますよね。

英語ではどうやって表現できるでしょうか?

今回は「分かる」と自分が同意する時、相手に同意を求める時、そして相手に分かってもらえた時の英語の表現をご紹介します。

「分かるわー」と同意する時

まずは相手が言ったことに対し、同意を示す時の英語の表現です。

I know.

分かるよ。

“I know”を直訳すると「私は知っている」ですが、「分かる」と理解を示す意味で使うことができます。相手の言っていることに深く同意をする時は、その気持ちを込めて”I know!”と表現します。

また、会話の相槌としてさらっと「分かる、分かる」と言う場合は、軽く”I know.”と言います。

A: I don’t want to work on Saturday.
(土曜日に働きたくないよ。)
B: I know.
(分かるよ。)

I know what you mean.

言ってること分かるよ。

”I know”の後ろにさらに英語の表現を加えた言い方です。”what you mean”で「あなたが意味していること」。つまり、相手の言ってることが分かるよと伝える時に使えます。

A: My husband doesn’t help me with any house works. I work full time too!
(旦那が家事を一切手伝ってくれない。私も正社員で働いてるのに!)
B: I know what you mean. You are doing really well.
(言ってること分かるよ。とても頑張ってるよね。)

I know how you feel.

気持ち分かるよ。

相手の特に「気持ち」に対して同意したり共感する時の英語の表現です。”I know how you feel”で「あなたがどう感じているのか分かる。」つまり、「気持ち分かるよ」という意味になります。

相手の辛い気持ちや葛藤に寄り添って聞いてあげるような場面で使います。

A: My friend and I had a fight. She doesn’t talk to me anymore.
(友達と喧嘩したの。もう口も聞いてくれない。)
B: That’s hard. I know how you feel.
(それは辛いよね。気持ち分かるよ。)

I got you.

気持ち分かるよ。

こちらも相手の気持ちを気遣ってあげられる英語の表現です。相手の気持ちを感じ取って、「大丈夫だよ、私はあなたの気持ちちゃんと分かってるよ。」というような、温かい言い方です。

“I got you”は他にも「了解」や「任せて」という使い方もあります。また、カジュアルな言い方なので親しい間柄で使います。

A: I feel like no one understands me.
(誰も私のこと分かってくれない気がする。)
B: I got you.
(気持ち分かるよ。)

It happens.

あるよね、分かるよ。

“It happens”は英語で「それは起こる」という意味です。つまり「相手が話しているようなことってよく起こることだよね、だから分かるよ。」と同意をしてあげる英語の表現です。

A: My alarm was off, so I was late for work.
(アラームが鳴らなかったから、仕事に遅れちゃったの。)
B: It happens. Were you okay?
(あるよね、分かるよ。大丈夫だった?)

I’ve been there.

私もそうだった、分かるよ。

これは自分も経験したことがあるのを前提に、分かると同意してあげる英語の表現です。”I’ve been there.”で「私はそこにいたことがある。」なのですが、つまり「私はその経験をしたことがある。私もそうだった。」と同意をする意味になります。

A: Preparing for wedding is so hard!
(結婚の準備って本当に大変!)
B: I’ve been there.
(私もそうだった、分かるよ。)



「分かる?」と相手の同意を求める時

 次に、相手に同意を求める時の言い方をご紹介します。

You know what I mean?

分かる?

こちらはよく会話で使われるフレーズです。「私が意味していること、分かる?」という意味で、相手への理解を求めることができます。

A: Girls are hard to understand. You know what I mean?
(女って理解できないよ。分かる?)
B: Yeah, I agree.
(うん、そう思う。)

Do you get it?

分かってくれる?

自分が言っていることや論点を相手が理解してくれているのか聞きたい時。また、説明が悪いかもしれないけど「言いたいことは伝わっているかな?」と確認したい時の英語の表現です。

A: He is a nice guy but I’m looking for something else. Do you get it?
(彼はいい人なんだけど、私何か違うものを求めてるんだよね。分かってくれる?)
B: Yeah, I know what you mean.
(うん、言いたいことは分かるよ。)

Has it ever happened to you?

こういうこと、あったことない?

自分の経験など、相手にも同じことはなかったかと聞いて同意を得る時の英語の表現です。

A: I feel like I’ve been to this place before. Has it ever happened to you?
(なんかここ、きたことある気がする。こういうこと、あったことない?)
B: Like dejavu?
(デジャブみたいってこと?)

Does it ring any bell?

思いつく?

“Ring any bell”で「思いつく」「ピンとくる」という意味があり、頭の中でピン!とする感覚を英語では「ベルが鳴る」と表現します。

上の”Has it ever happened to you?”と同様に、そんな経験はないか、思いつくかという聞き方で相手の同意を求めることができます。

A: Do you remember the name of the restaurant we really liked? Does it ring any bell?
(私たちがすごく好きだったレストランの名前覚えてる?思いつく?)
B: I can’t remember…
(思い出せないなぁ。)

Do you know what I’m talking about?

私が言ってること、分かる?

最初にあげた”You know what I mean?”と同じような使い方ができます。動詞の”know”を使っていますが、自分が言っている内容を「知っているか」ではなく、「理解しているか」を聞く英語の表現です。

A: I like my job but I feel like I want to challenge something new. Do you know what I’m talking about?
(今の仕事は好きなんだけど、何か新しいことにチャレンジしたい気分なんだ。私が言ってること、分かる?)
B: Yeah, I know. Sometimes I feel the same way.
(うん、分かるよ。私も時々同じように感じる。) 


相手に分かってもらえた時

 最後に、相手が同意や共感をして、分かってくれた時に言う一言の紹介です。

Right?

でしょ?

“Right”は英語で「正しい」という意味なので、「正しいでしょ?」がカジュアルになって「そうでしょ?」と言う英語の表現になります。語尾を上げて同意を求めましょう。

逆に語尾を上げずに言うと「そうだね」という相手を「肯定する」使い方になり、相槌の一つとして使われます。

A: Wow! This is delicious!
(わあ!これすごく美味しい!)
B: Right?
(でしょ?)

Exactly!

そうなの!

相手が自分の言いたいことをズバリ代弁してくれた時など、まさにそう!と言う表現です。

A: My husband doesn’t listen to my story.
(旦那が私の話を聞いてくれないの。)
B: You just want him to listen without interrupting, right?
(彼に話をじゃましたりされずにただ聞いて欲しいんでしょ?)
A: Exactly!
(そうなの!)

That’s what I’m talking about!

そういうこと!

相手が自分の言おうとしていること理解し、それを言葉で表してくれた時に「まさにそのことを言っている」「そう、それそれ」と伝える英語の表現です。

A: Do you want to go somewhere after work? Beer is perfect after a long day.
(仕事の後どこかいかない?長い一日の後はビールが最高だよね。)
B: Yeah! That’s what I’m talking about!
(だね!そういうこと!)

Thank you!

そうなの、そうなの!

こちらの”Thank you!”はそのまま英語の「ありがとう」と意味ですが、相手が自分の気持ちを代弁してくれたり、分かってくれた時の「そうなの!」として使うことができます。

A: Your boss has a point but he didn’t need to treat you that way.
(あなたの上司の言うことはもっともだけど、あなたに対してそんな風に接しなくてよかったよね。)
B: Thank you!
(そうなの、そうなの!)


おわりに

同意をしたり、同意を求める英語の表現がたくさんありましたね。

場面ごとに使い分けて、上手な英語のコミュニケーションをとりましょう。

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