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「偶然」は英語で?思いがけない事が起きた時のフレーズ11選!

 

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予期しないところで誰かとばったり会ったり、誰かと思いがけない共通点があったり…。世の中、不思議な縁を感じることってありますよね。

そんな偶然の出来事に遭遇して驚いた時、英語でなんて表現するのかご存知でしょうか?

今回は、「偶然」という表現を使った英語フレーズを2つのシチュエーションに分けてご紹介します。



すごい偶然だね

まずは、ばったり誰かに会ったり、すごい確率で物事がぴったり合ったり、思わず「すごい偶然!」と思った時に使える英語フレーズを見てきましょう。

What a coincidence!

すごい偶然だね!

英語”coincidence”は、「偶然の一致」という意味の単語。”what + 名詞”の形で、驚きを表す感嘆文になっています。

思いがけず誰かと共通点があった時や、物事がぴったりのタイミングで重なった時などに、「すごい偶然だね!」「奇遇だね!」と驚きを表せる英語表現ですよ。

A: Your birthday is 7th of July, 1990? Mine too!
(あなたの誕生日って1990年7月7日なの?私もだよ!)
B: Wow, what a coincidence!
(えぇ、すごい偶然!)

What are the odds?

こんなことってあるんだね!

“odds”は英語で「確率」という意味で、フレーズ全体を直訳すると「確率はどれくらい?」となります。

思いがけない事があった時に、「すごい確率だよね!」「こんなことってあるんだね!」というニュアンスで使える表現です。

A: During my trip to Barcelona, I bumped into Messi at a local bar in downtown.
(バルセロナ旅行中にさ、ダウンタウンにあるバーで飲んでたら、メッシに出くわしたんだよ。)
B: Get out of here! What are the odds?
(信じられない!すごい確率だな!)

What are the chances?

こんなことってあるんだね!

“chance”は日本語でもおなじみ「チャンス」という意味ですが、ここでは「(何かが起きる)可能性」という意味で使っています。

“What are the odds?”と同じように「すごい確率だよね!」というニュアンスで使えますよ。

A: Jimmy? What are you doing here?
(ジミー?こんなところで何してるの?)
B: Oh, hi! I’m off to London. Just waiting for the check-in counter to open.
(やあ!これからロンドンに行くんだよ。チェックインカウンターが開くの待ってるんだ。)
A: What are the chances? I’m going to London too!
(こんなことってあるんだね!私もロンドンに行くのよ!)

It’s funny meeting you here!

こんなとこで会うなんて、奇遇だね!

“funny”は「愉快な」という意味でよく使うと思いますが、このフレーズでは「奇妙な」「変な」という意味で使わっています。

ばったり誰かに会った時に使う定番表現で、「ここで君に会うなんて、奇遇だね!」といったニュアンスがありますよ。

A: Hey, Kevin?
(おい、ケビン?)
B: Hi, Joe! It’s funny meeting you here!
(やあ、ジョー!こんなところで会うなんて、奇遇だな!)

What a surprise to see you here!

こんなとこで会うなんて、びっくり!

“surprise”は英語で「驚き」、”what + 名詞”で「なんて〜なんだ!」という感嘆文の形になるので、”what a surprise”で「びっくり!」「驚いた〜!」といった感情を表せます。

誰かにばったり会った時に使う表現で、「こんなとこで君に会うなんて、驚いた!」というニュアンスです。

A: Tomoko? What are you doing here?
(トモコ?こんなとこで何してるの?)
B: John! What a surprise to see you here!
(ジョン!こんなとこであなたに会うなんて、びっくり!)

ちなみに、”to see you here”の部分は省略しても使えますよ。

What a surprise!(<こんなところで会うなんて>びっくり!)

It’s such a small world.

世間はほんと狭いね。

こちらは直訳すると「とても狭い世界だ。」となり、そこから「世間はとても狭いね。」というニュアンスになります。

誰かと予期しないとことで会ったり、思いがけない縁があったりするときの驚きを表すのによく使う定番表現ですね。

A: I can’t believe you guys know each other.
(あなた達、お互いに知り合いだったなんて信じられない。)
B: Yeah. It’s such a small world.
(ほんと。世間はほんと狭いね。)

他にも、”what + 名詞”の感嘆文の形でも同じような意味を表せますよ。

What a small world!(世間は狭いね!)


偶然、◯◯した

続いて、偶然に起きた出来事について説明したい時に使える英語フレーズを紹介します。

I came across ◯◯.

偶然、◯◯を見つけた。

“come across”は、「たまたま見つける」「出くわす」といった意味があります。何かを見つけた時に、それがたまたまだったというニュアンスを表したい時に便利な英語フレーズです。

A: I came across a lovely cafe on Queen street the other day. I was wondering if we can go there for brunch this weekend.
(この間、クイーン通りでたまたま素敵なカフェを見つけたの。この週末、一緒にブランチしに行けたらと思ってるんだけど。)
B: Sounds good. Let’s go!
(いいね。行こう!)

I ran into ◯◯.

ばったり◯◯に会った。

“run into”は「ばったり会う」という意味の英語。予期しないところで誰かに会った時にぴったりな表現です。

A: So I was having drinks with my friends last night and I ran into George there!
(昨日、友達と飲んでたら、ジョージにばったり会ったんだ!)
B: George? I haven’t seen him for ages. How was he?
(ジョージに?もうずっと彼には会ってないや。元気そうだった?)

I bumped into ◯◯.

ばったり◯◯に会った。

“bump into”は英語で「ぶつかる」という意味。そこから、誰かにばったり会った時にも使える表現になります。

“I ran into ◯◯.”と同じようなニュアンスがあります。

A: Guess who I bumped into this morning?
(今朝、誰にばったり会ったと思う?)
B: I don’t know, who is it?
(わかんないな、誰?)
A: I bumped into Yuki and her little baby. She’s already a mother.
(ユキとユキの赤ちゃんにばったり会ったんだ。彼女もうお母さんになってたよ。)

I just happened to ◯◯.

偶然、◯◯した。

“happen”は「発生する」「起こる」という意味の英語。

“I happened to ◯◯.”の形で、◯◯に動詞の原型を入れるだけで、「たまたま〜した」「偶然〜した」という意味を表せる便利な表現ですよ。

“just”は、たまたまだったことを強調するために付いているので、省略することもできます。

A: I heard you met George Clooney!
(ジョージ・クルーニーに会ったって聞いたよ!)
B: I didn’t really meet him. I just happened to be on the same flight with him.
(会ったわけじゃないよ。たまたま同じフライトに乗り合わせただけだって。)

ちなみにこの表現、時制には少し注意が必要です。こんな風に現在のことを表したい時には、”happened”ではなく”happen”を使ってくださいね。

I just happen to know him.(たまたま、彼のことを知っている。)

I just happen to have it. (たまたま、それを持っている。)

It just happens that ◯◯.

偶然にも、◯◯だった。

こちらも、”happen”を使った英語フレーズです。

“It just happens that ◯◯.”の◯◯に文を入れて、その出来事が偶然に起きたことを表せますよ。

A: That’s a very rare pair of sneakers, isn’t it? How did you get them?
(それって、すごくレアなスニーカーじゃない?どうやって手に入れたの?)
B: It just happens that I know a guy who works at the shop.
(たまたま、スニーカーショップで働いてる知り合いがいてさ。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、「偶然」という英語フレーズを紹介しました。色々な表現がありましたね。

あなたの周りで不思議な縁を感じる出来事があったら、ぜひ紹介したフレーズを使って会話してみてくださいね!

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