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「お世辞」を英語で言ってみよう!褒め上手な相手への返し方11選!

 

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ネイティブはとっても褒め上手!ちょっとした事でも、英語で褒められた事がある人も多いのでは?

人に褒められるのは誰でも嬉しいものです。でも、大袈裟な言い方をされると「それってただのお世辞でしょ〜。」と言いたくなる時もありますよね。そんな時、英語では何て言ったらいいのでしょうか?

今回は、お世辞を言われた時に使える便利な英語の返し方をご紹介します!



お世辞でも嬉しいよ

まずは「お世辞かもしれないけど嬉しいよ、褒めてくれてありがとう」というニュアンスの英語フレーズを見ていきましょう。

You flatter me.

お世辞がお上手ですね。

英語”flatter”は、「お世辞を言う」「こびへつらう」という意味。”You flatter me.”全体を直訳すると「あなたは私にお世辞を言っていますね。」となります。

なんだかネガティブな感じがするかもしれませんが、そんな事はありません。

日本語で言うところの「お上手ですね。」にぴったり合う英語フレーズで、相手が大袈裟に褒めているのがわかっていることを暗に示しつつも、否定することなくポジティブなニュアンスを表せる返し方です。

A: That dress looks great on you!
(そのドレス、すごく似合ってるね!)
B: Thank you. You flatter me.
(ありがとう。お上手ですね。)

I’m flattered.

お世辞がお上手ですね。

こちらのフレーズは、受け身形で”flatter”を使っていて、直訳すると「私はお世辞を言われている。」となります。

“You flatter me.”と同様に「お上手ですね。」という感じで使えますが、こちらのフレーズの方が受け身形になっている分、「お世辞でも嬉しい。」「光栄です。」といった謙遜するようなニュアンスが少し強くなりますね。

A: Your presentation was great! You did a very good job.
(プレゼンすごく良かったよ!よくやってくれたね。)
B: I’m flattered specially coming from you.
(あなたにそう言ってもらえて、光栄です。)

That’s very kind of you.

そんなこと言うなんて優しいですね。

“kind”は英語で「親切な」「思いやりがある」という意味です。

“That’s very kind of you to say that.”の後ろの部分が省略されたフレーズで、「そんな風に褒めてくれるなんて、あなたは優しいですね。」というニュアンスになります。

褒められた内容ではなく、褒めてくれた相手に感謝することができる便利な返し方ですね。

A: Your food is delicious. I wanna eat it everyday.
(あなたの料理は本当に美味しいですね。毎日でも食べたいくらい。)
B: Thank you. That’s very kind of you.
(ありがとう。そう言ってくれるなんて、優しいですね。)

You’re very kind.

(そんなこと言うなんて)優しいですね。

こちらも”That’s very kind of you.”と同じように、相手の優しさにフォーカスした返し方です。こんな風にストレートに言うこともできます。

A: I really like your hair. It looks fantastic on you!
(あなたの髪型、すごく素敵だね。よく似合ってるよ!)
B: Thank you. You’re very kind!
(ありがとう。優しいね!)

“kind”以外に、「優しい」という意味で”sweet”もよく使われますよ。

You’re so sweet. (そんなこと言うなんて、あなたって優しいね。)

Thank you for your compliment.

褒めてくれて、ありがとう。

“compliment”は「賛辞」「褒め言葉」という意味の英語です。

相手からの褒め言葉をボジティブに受け止めて、「お世辞だとしても、ありがとう。」「そんな風に褒めてくれるなんて嬉しい。」といったニュアンスを表せます。

A: I didn’t know that you’re such a good singer!
(そんなに歌が上手だったなんて、知らなかったよ!)
B: Thank you for your compliment.
(褒めてくれて、ありがとう。)


ただのお世辞でしょ

続いて、相手に褒められたけど「それ、本気じゃないでしょ〜!」と思った時に使える英語フレーズを紹介します。

You’re just saying it.

口先だけでしょ。

このフレーズは、「ただ〜なだけ」という意味の”just”がポイントになっています。

「ただ、口先で言ってるだけでしょ。」「本気じゃないでしょ。」というニュアンスを簡単に表せる英語フレーズです。

A: You have such beautiful eyes! They’re as deep as the blue sea.
(君の目はとっても綺麗だね!まるで青い海みたいに美しいよ。)
B: Nah, you’re just saying it.
(いやいや、口先で言ってるだけでしょ。)

You’re just being polite.

ただの社交辞令でしょ。

“polite”は英語で「礼儀正しい」「丁寧な」という意味がありますが、ここでは「礼儀として表面上だけ、丁寧な」というニュアンスで使われています。

ただの社交辞令として言ってるだけでしょ、といった感じの返し方です。

A: You look gorgeous in that suit!
(そのスーツ、すごくよく似合ってるね!)
B: I think you’re just being polite, but thank you.
(社交辞令として言ってるだけだと思うけど、ありがとう。)

他にも、”polite”の部分を”nice”に変えても、同じようなニュアンスが表せますよ。

You’re just being nice.(ただの社交辞令でしょ。)

You’re just flattering me.

ただのお世辞でしょ。

“flatter”はすでに紹介しましたが、「お世辞を言う」「こびへつらう」という意味の英語でしたね。

ここでは、「ただ〜なだけ」を表す”just”とセットで「ただ口先で言ってるだけでしょ。」というニュアンスになります。

A: You’re looking great these days! Did you lose some weight?
(最近、綺麗になったよね!ちょっと痩せた?)
B: No, I didn’t. You’re just flattering me.
(ううん、痩せてないよ。ただのお世辞でしょ。)

You’re such a smooth talker.

口が上手だよね。

“smooth talker”は「口の達者な人」「褒め上手な人」といった意味の英語です。でも、特別ネガティブなイメージがあるわけではなく、人を褒めるのが上手い人に対して使えますよ。

A: Wow, you look beautiful like a Hollywood star on the red carpet!
(わぁ、今夜の君はレッドカーペットを歩くハリウッドスターみたいに綺麗だよ!)
B: You’re such a smooth talker!
(ほんと口が上手だよね!)


お世辞はやめて

最後に、おだて上手な相手の言葉が「ちょっとウザいな」と感じた時に使える英語フレーズを紹介します。

I know that’s only lip service.

どうせ口先だけでしょ。

英語”lip service”は「口先だけの好意」という意味で、「リップサービス」という日本語としても使いますよね。

相手の褒め言葉が上辺だけのもので、何か裏があって言っているような気がするとき、「どうせ口先だけで本気じゃないでしょ。」とはっきり伝えられる返し方です。

A: You look stunning tonight!
(今夜の君は最高に綺麗だね!)
B: I know that’s only lip service. So, what do you want? 
(そんなのどうせ口先だけでしょ。で、本当は何がほしいわけ?)

Flattery will get you nowhere.

おだてても無駄だよ。

“flattery”は英語で「お世辞」という意味。直訳すると「お世辞は、あなたをどこにも連れて行かない」となり、「おだてても何も出ないよ」といったニュアンスで使えますよ。

A: Why are you saying that to me? Flattery will get you nowhere.
(なんでそんなこと言うの?おだてても何にも出ないよ。)
B: I mean it.
(いや、本気で言ってるんだって。)

おわりに

いかがでしたか?

人から褒められるのは嬉しいものですが、お世辞かなと感じた時には返し方に気をつかいますよね。その時の状況にふさわしいフレーズを使って、会話できるといいですね!

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