「体調が悪い」を伝える英語!症状別に使えるフレーズ12選!
「体調が悪い」と一言に言っても、さまざまな症状がありますよね。英語でそれらを表現することはできますか?
きちんと自分の症状について説明できるように備えておくことが大切です。「体調が悪い」と伝えるだけで済む場合もあれば、詳しい症状を伝える必要があるかもしれません。
今回は症状別に「体調が悪い」を表現する英語フレーズを紹介します!
「頭」の症状
I have a splitting headache.
頭が割れるように痛いです。
「頭が痛い」を表現するのは”I have a headache.”という英語フレーズです。
しかし、頭痛にもいろいろありますよね。このフレーズは「割れるように」という意味の”splitting”を使って、その程度を表現しています。
頭の中で何かがガンガン鳴り響いてるようなときにピッタリの表現です。
A: What’s the matter with you?
(どうしたの?)
B: I have a splitting headache.
(頭が割れるように痛いんだ。)
他に頭痛の程度を表すフレーズとして以下のようなものがあります。
I have a slight headache.(ちょっと頭痛がします。)
I have a throbbing headache.(ずきずきするような頭痛がします。)
I have a bad/terrible headache.(ひどい頭痛がします。)
I have a sick/migraine headache.(片頭痛がします。)
I feel dizzy.
めまいがします。
頭がくらくらする、フラフラする、そんなときには”feel”(感じる)を使ったこの表現。日本語でも「めまいを感じる」と言うことがありますが、英語でも同じような感覚なんですね。
A: I feel dizzy.
(めまいがする。)
B: You should go home early today.
(今日は早く帰った方がいいよ。)
「鼻」の症状
I have a stuffy nose.
鼻がつまってます。
“stuffy”という英語には「風通しの悪い」「息のつまる」というようなニュアンスがあります。「風通しが悪い鼻を持ってる」つまり「鼻がつまっている」ということなんですね。
A: Your voice seems to be different than usual.
(いつもと声が違うみたいだけど。)
B: Yes, I have a stuffy nose.
(うん。鼻がつまってるんだ。)
他にはこんな言い方もできます!
I have a blocked nose.(鼻がつまってます。)
I have a runny nose.
鼻水が出ます。
こちらは”a stuffy nose”とは逆で鼻の風通しが良すぎちゃって「鼻水が止まらない」を表した英語フレーズです。”runny”には「流れやすい」という意味があります。
A: I have a runny nose.
(鼻水が出るんだよね。)
B: Oh, did you catch a cold?
(え、風邪ひいたの?)
以下のようにも表現できます。
I have a running nose.(鼻水が止まりません。)
「喉」の症状
I have a cough.
咳が出ます。
「咳」というのは”a cough”で表すことができます。
A: I have a cough so I must wear a mask.
(咳が出るからマスクしておかなきゃ。)
B: Yeah, you should.
(うん、その方がいいね。)
咳の程度によって、他にはこのような表現がありますよ。
I have a slight cough.(少し咳が出ます。)
I have a bad cough.(咳がヒドイです。)
I have a dry cough.(空咳が出ます。)
I have a lingering cough.(咳が長引いてます。)
I have a sore throat.
喉が痛いです。
“sore”というのは「痛い」を意味する英語の形容詞で、特に「傷や炎症が原因のヒリヒリとした痛み」を表します。”throat”というのが「喉」のことですね。
A: I have a sore throat.
(のどが痛いんだ。)
B: Oh, do you? You should drink tea with honey.
(そうなの?ハチミツと一緒に紅茶を飲むといいよ。)
「お腹」の症状
I have a terrible stomachache.
ものすごくお腹が痛いんです。
英語で「お腹が痛い」は”I have a stomachache.”です。それがとてつもないときには”terrible”をつけると、「ひどく痛い」「ものすごく痛い」というニュアンスになります。
A: I have a terrible stomachache.
(ものすごくお腹が痛い。)
B: I’ll take you to the hospital soon.
(すぐに病院に連れってってあげるよ。)
こちらも「頭痛」や「咳」と同様に、その痛さの度合いによって違った表現をすることができます。
I have a slight stomachache.(少しお腹が痛みます。)
I have stomach crams.(お腹がキューッと痛みます。)
I feel bloated.
お腹が張ってます。
「痛い!」ってわけじゃないんだけど、「お腹が張ってるな」と感じることも時にはありますよね。そんなときにはこのフレーズで表現してみましょう。
A: You don’t look well.
(調子良くなさそうだね。)
B: I feel bloated. I don’t know why.
(お腹が張ってるんだよね。何でか分からないんだけど。)
「体全体」の症状
I’m not feeling well.
体調が良くないんです。
そんなにヒドイ症状ではないけど、イマイチ体調がすぐれないなって時にはこのフレーズがおススメです。
A: Hi, how are you?
(やあ、元気?)
B: Well, actually I’m not feeling well.
(うーん、実はあんまり体調が良くないんだ。)
I’m under the weather.
体調が悪いです。
風邪や疲れ、二日酔いなど身体的なことはもちろんですが、精神的なことで体調が悪いときにも使えます。
“Under the weather”という何だか不思議な表現。悪天候によって船が揺れたことが原因で船員が船酔いしたことが語源だそうです。
A: I’m under the weather.
(体調が悪いんだよ。)
B: I think you have a hangover. You drank too much, didn’t you?
(二日酔いだと思うけど。昨日飲み過ぎてたよね?)
「女性特有」の症状
I’m on my period.
生理中なんです。
多くの女性にとって月1回の憂鬱な時期ですね。「体調が悪いな」と感じる方も多いのではないのでしょうか?「生理」というのは”period”という英語で表現できます。
A: You look pale. Are you all right?
(顔色が悪いよ。大丈夫?)
B: Well, I’m on my period.
(うん、生理中なんだ。)
I have a period pain.
生理痛です。
「生理で体調が悪い」と感じる原因の一つが「生理痛」ですよね。こちらも”period”を使って言うことができます。
A: Do you have a stomachache?
(お腹痛いの?)
B: Yes, I have a period pain. I’ll take medicine.
(うん、生理痛なの。薬飲んでおくわ。)
他の言い方としてこのようなものもあります。
I have cramps.(生理痛です。)
おわりに
今回は「体調が悪い」を伝える英語フレーズを症状別に紹介しました。いかがでしたか?
体のどの部分の調子が悪いのかによって、当然ですが使える表現というのは違ってきます。「体調が悪い」というシチュエーションは毎日のように起こることではないので、とっさに表現が出てこないかもしれません。
周りに上手く伝えられず、病院に行けなかったり休ませてもらえなかったりということがないように、いざというときに備えて身につけておきましょう!