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「freedom」と「liberty」の違い!「自由」を表す英語の使い方を覚えよう!

 

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「自由」を表す言葉と言えば、みなさんはどんな英単語が思いつきますか?おそらく、”freedom”と”liberty”を思い浮かべた方がほとんどだと思います。

どちらも日本語では「自由」ですが、英語の”freedom”と”liberty”にはニュアンスの違いがあるんです。

日本語では同じ意味だからと言って、同じように使ってしまうと、状況によっては意味が伝わらなくなってしまう可能性があります。

今回の記事ではその違いについて紹介していきます。「自由」を表す2つの英単語”freedom”と”liberty”の違いをきちんと理解して、上手に使いこなせるようにしましょう!

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「freedom」について

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“freedom”は「受動的」

“freedom”が意味する「自由」は「受動的」なイメージです。

そのままそこにいればいい、何もしなくていい、ただ与えられるものなんです。ある意味、あって当然という感覚ですね。

例えば、「表現の自由」というのは”freedom”を使って表現されるんです。”freedom of the speech”と言います。

何かを表現する自由というのはあって当たり前という感覚なんですね。別に掴み取りに行くものではありません。

言論統制などされている国はありますが、本来「表現の自由」というのは誰にでも与えられているものですから、”freedom”で表現するんですね。

では、”freedom”を使った例文を見ながら、そのニュアンスを掴んでいきましょう。

We have the freedom to give our opinions about anything.
(私たちは何に関しても意見を述べる自由があります。)

「意見を述べる」という「自由」も、あるのが当たり前のものですよね。人間なら誰しも持っている「自由」です。だから、”freedom”で表現するんですよ。

“freedom”は「最初からある自由」

「あって当然」という感覚ですから、“freedom”が意味する「自由」は最初からあるものなんです。

何かに押さえつけられていたり縛られてたりしている状況は存在しません。つまり、なんの制約もないような状態なんですね。

Children naturally have the freedom to be what they want to be.
(子供というのは、本来なりたいものになれる自由というのを持っている。)

様々な状況で夢をあきらめなければいけないという状況は当然ありますが、そういうのを抜きにして考えた場合、「なりたいものになる自由」というのは誰にでもあります。

制約がなく「最初からある自由」なんです。そのため、”freedom”の持つニュアンスが合うんですね。

“free”との違い

補足として、この”freedom”とよく混同しやすい言葉の”free”との違いを紹介しておきます。同じ”free”が入っていますが、何が違うのでしょうか?

それは、「名詞」か「形容詞」かという違いだけです。

“freedom”は「名詞」、”free”は「形容詞」で、基本的なニュアンスや意味合いは同じなんですよ。

“free”は「形容詞」ですから、「自由な状態」や「何の制約もない状態」を伝えるときに使われます。

例えば、「私は自由な状態です」つまり「私は暇です」と言いたいときには”I am free.”と言うんです。

ここで”I am freedom.”と言ってしまうと、「私は自由というものだ!」という感じになってしまうので気をつけましょうね(苦笑)

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「liberty」について

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“liberty”は「能動的」

“liberty”が表す「自由」は”freedom”と違い、「能動的」なイメージです。

“freedom”を掴むために争ったり闘ったりする必要はありませんが、“liberty”を掴むためには争ったりしながら自らが取りに行かなければなりません。

つまり、「自らがすすんで勝ち取る自由」という意味になります。周りと争ったり闘ったりしながら、自分の「自由」の権利を主張して掴み取るものなんです。

例えば、アメリカにある「自由の女神」を英語で言うと、”The Statue of Liberty”です。なぜ、これは”liberty”が使われているのでしょうか?

「自由の女神」というのは、アメリカ合衆国独立の象徴ですね。人々は「自由」を得るために戦って、「自由」を掴み取り、そして独立したのです。

だから、その象徴である「自由の女神」の「自由」は”liberty”じゃないといけないんですね。

では、例文で確認しながら、”liberty”のニュアンスをもう少ししっかりと感じてみましょう。

In many countries, many people have had to fight to receive liberty in past eras.
(過去、多くの国の多くの人々が自由を得るために闘わなければならなかった。)

「自由を得るために闘わなければならなかった」という状況ですから、自ら「自由」を求めにいってるということですね。つまり「能動的」ということ。だから、”liberty”を使っているんです。

“liberty”は「不自由な状態からの自由」

“liberty”が意味する「自由」は、自分で掴み取るもの。つまり、元々は自由ではなかったことを意味します。

何らかの制約や縛りがあったりと不自由な状態から抜け出して得た「自由」ということです。

Our ancestors got liberty from the dictator a long time ago.
(遠い昔、私たちの先祖は独裁者から自由を得た。)

「独裁者にいろいろと抑えつけられていた状況」というのはいろいろと制約があったりして不自由ですよね。「そういった状況から抜け出して自由を得た」ということなので”liberty”を使って表現するのがピッタリなんです。

このように、何か不自由な状態があって初めて”liberty”が生まれるのです。

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おわりに

今回は、”freedom”と”liberty”という「自由」を意味する2つの言葉の違いについて紹介しました。いかがでしたか?

日本語では同じ言葉でも、英語の”freedom”と”liberty”には意味合いの違いがあるんですね。ちなみに、意味合い以外にも「”freedom”は古ゲルマン語、”liberty”はラテン語」という語源の違いもあります。

日本語の意味だけでは分からない、この2つの言葉のもつニュアンスをしっかりと掴んで、自分の表現の中で上手く使っていってみましょう!

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