くしゃみをした時の英語!ハックション!の音って何て言う?
花粉症の時期に「ハクション!」。鼻風邪にかかれば「ハックション!」。香辛料を嗅いで「ヘクション!」。
季節問わず何かと出るのが、この「くしゃみ」。みなさんは「くしゃみをした」という表現や「ハックション」の音を英語で言うことができますか?
今回は「くしゃみ」に関係する英語についてお話します!便利なフレーズや豆知識まで盛りだくさん!早速見ていきましょう!
記事の目次
くしゃみが出そう
I’m about to sneeze.
くしゃみが出そうだ。
「くしゃみをする」は英語で”sneeze”と言います。この英語は名詞の「くしゃみ」という意味も持っていますので、一緒に覚えておきましょう!
「今まさにくしゃみが出そう…!」
そんな状況になったら周囲へのアラートとして、この一言を伝えてから出してみてもいいかも?
Oh, I’m about to sneeze…achoo!
(おっと、クシャミが出そうだ…ハックション!)
I think I’m going to sneeze.
くしゃみが出そうだ。
“I’m about to sneeze.”と似ているこちらの表現。「くしゃみが出る」と確信していたら、この英語フレーズを使うといいでしょう。
“I’m going to”は自分の予定を表す表現ですので、あえてこの英語を使うことで、「もう出る」が確実であることを伝えることができますよ!
くしゃみが出そうで出ない
It passed.
出なかったわ。
「くしゃみが出そう…!あ、出なかったわ。」
こんな状況ってありますよね。人によっては出なくて物凄くイライラしてしまうシチュエーションです。くしゃみが過ぎ去ってしまった場合は、この英語表現を使ってみましょう!
I’m about to sneeze…never mind, it passed.
(クシャミが出そうだ…気にしないで、出なかったわ。)
I have to sneeze, but it won’t come out.
くしゃみしたいのに、出てこない。
「出そうで出ない」あのムズムズした状態を伝えるなら、この英語表現がオススメ!
英語ではくしゃみは「出したいもの」というより「身体が出さなければいけないもの」というニュアンスがあります。そのため”I want to sneeze”より”I have to”や”need to”などの「○○しなきゃ」という表現が多く使われるでしょう。
確かによくよく考えれば、くしゃみという行為を好き好んでしたい人はいないですよね。
他にはこんな表現も!
The sneeze won’t come out.(くしゃみが出てこない。)
I feel a sneeze coming, but it won’t come out.(くしゃみが出てきそうなのに、出ない。)
くしゃみを我慢する
I’m trying to hold in a sneeze.
くしゃみを我慢しようとしているんだ。
くしゃみが出てきそうだけど、周りの状況を考えておさえなきゃいけない時ってありますよね。あまりにも周りが静かだとか、料理を作っているだとか、はたまたドミノに挑戦していたり…。
“hold in”は出てきそうなものを「おさえる」という意味があるので、この英語表現を使えばバッチリ!
くしゃみが出ちゃった
Excuse me.
失礼しました。
「ハックション!」と大きなくしゃみが出てしまったら、「失礼しました」とすぐに付け加えるといいでしょう。「お騒がせしました」という感覚で言えば、非常に周りへの配慮を感じる素敵な一言となります!
I sneezed.
くしゃみしちゃった。
単純に「くしゃみをしちゃった」ことを伝えるなら、”sneeze”の過去形を使えばOK!
I sneezed while applying my mascara.
(マスカラを塗ってる最中にクシャミしちゃった。)
マスカラが乾く前にくしゃみが出た時の悲しさといったら…。パンダ目間違い無し。
くしゃみが止まらない
I can’t stop sneezing.
くしゃみが止まらないよ。
連続でくしゃみが出て、自分ではコントロールが不可能な状況にまで達していたら、是非このフレーズを使って見てください。”can’t stop ○○ing”で、「○○が止まらない」という意味になります!
I can’t stop sneezing since yesterday. What’s happening to me!?
(くしゃみが昨日から止まらないよ。一体自分に何が起きているんだ!?)
他にはこんな言い方もいいですね!
I keep sneezing.(くしゃみばかりしている。)
I think I’m coming down with something.
何かの病気にかかりそうな感じ。
何回もくしゃみを連発していたら、風邪や花粉症を疑いますよね。「自分の身体に何か起きてる」、「何かの病気かも」と発言したい時は、この英語フレーズを使ってみましょう。
Achoo! Achoo! I think I’m coming down with something.
(ハクション!ハクション!何かにかかっている感じだなぁ。)
【豆知識①】「ハックション!」は英語で何て言う?
「ハックション!」は”achoo”
「ハックション!」や「ヘクション!」は英語でなんというのでしょうか?
答えは“achoo”!読み方は<アチュー>となります。先ほどのフレーズ例文でも登場していましたね!何だかとっても可愛い音で、日本語とは似ても似つかない…!
擬音語であるこの英語表記は、歌詞、小説などの文章にも頻繁に登場します。くしゃみをした音を表す英語として覚えておきましょう!
他にも様々な英語表記が!
一番メジャーなものが”achoo”ですが、他にもくしゃみを表す擬音語があります!
“ahchoo”
“ah-choo”
“atishoo”
“kerchoo”
やはり人によってくしゃみの仕方は異なりますので、それに合わせた英語表記がそれぞれ用意されているわけです。例えば”atishoo”は控えめで可愛らしい感じ。反対に”kerchoo”は激しくてワイルドな感じが表現されています。
日本語でも「クチュッ!」という女性らしいものや、「ヘブシッ!」に近いオジサンのようなものまで、様々な表現方法がありますよね。それと同じで英語でも一般的な”achoo”はあるものの、その他の表記が生み出されているわけです。
文化によって音の捉え方が違うということがよく分かりますね!
“achoo”は動詞としても使える!
“achoo”はもちろん擬音語なのですが、ふざけて動詞としても使うことがあります。日本語ですと、「ハックションってした」という感覚で使うことができ、くしゃみをする行為そのものを指しているんですね。
スラング&子供らしい英語表現ですので、友達に対してのみ使ってみましょう!
Did you just achoo on me!? Ewwww.
(今私に向かってクシャミした!?おええええ。)
【豆知識②】くしゃみをしたら声をかけられる?
くしゃみをしたら、”Bless you.”と言われるかも!
英語圏でくしゃみをすると、近くにいた人に“Bless you!”と声をかけられるかもしれません。この英語表現は「神のご加護を」という意味なのですが、現地の人は比較的頻繁にこのフレーズをくしゃみをした人に対して使うのです。
「なんで!?」と気になった人は、是非この記事をチェックしてみてください!
「くしゃみを聞いたら言ってあげたい英語!ネイティブが使う表現!」
【豆知識③】英語圏の人はくしゃみの仕方が違う!?
そもそも英語圏のくしゃみは音が全然違う!
考え過ぎじゃないかと思われそうですが、英語圏の人がするくしゃみと日本人がするそれは、かなり音が違って聞こえます。
そもそも擬音語が英語と日本語で違うというのは、やはり異なる言語を使うわけですから納得がいきます。例えばニワトリは日本語ですと「コケコッコー」と鳴きますが、英語では”cock-a-doodle-doo”となりますよね。同じ鳴き方なのに、表記方法が異なるのです。
しかし人間にとって同じ生理現象であるくしゃみ関しては、擬音語の表記だけでなく、元々の音が違うのです。
例えば日本人の場合は、息を吸い込む段階の音「ハッ」から始まり、「クシュン!」といった終わり方になります。それに比べ英語圏の人は、最初から母音の”a”がはっきり聞こえる形で、「アッチュー!」と叫ぶのです。
生理現象の音でさえも、母国語に影響を強く受けていることが分かりますよね。英語圏に行ったら、「あの人のくしゃみおかしい…笑」と思わず、それですらも外国語と捉えるようにしましょう!
おわりに
いかがでしたか?
くしゃみというトピックだけでも、英語圏と日本の文化差を感じて頂けたかと思います。
意外にもくしゃみをする機会というのは、日常生活の中で多くあるものです。今回学んだことを踏まえて、是非「くしゃみ」英語表現を使ってみてくださいね!