和製英語リスト【サ・タ行編】日本人が間違いやすい単語!
日本語の中にたくさん存在している和製英語。なんだか英語っぽいからそのまま使ってしまったけど、実は和声で通じなかったという経験をした方もいるかもしれませんね。
少しずつ学びながら、正しい表現を使えるようにしていきましょう!
今回の記事は、和製英語リスト【サ・タ行編】です!
和製英語リスト【サ行編】
サイン
autograph/signature
“sign”は「看板」や「標識」のことです。あるいは「サインをする」という動詞として使われます。
日本語で「サイン」というと、「有名人のサイン」または「署名」のどちらも表現できますね。
ところが、英語ではそれぞれ違う言葉で表します。
まず、「有名人のサイン」は”autograph”です。
I got an autograph from Keisuke Honda!
(本田圭佑からサインもらちゃった!)
次に、「署名」は”signature”と言います。
I need your signature here.
(ここにあなたのサインが必要です。)
サークル
club
日本語では「大学のサークル活動」などと言うときに使われる「サークル」ですが、“circle”は「円」や「輪」という意味でしかありません。
「サークル」を表現する言葉に適しているのは”club”です。
I’m in the tennis club at university.
(大学でテニスサークルに入ってるんだ。)
ジェットコースター
roller coaster
遊園地にある「ジェットコースター」も通じません。“roller coaster”と表現します。
I hate roller coasters.
(ジェットコースターがすごく苦手。)
シャーペン
mechanical pencil
「シャーペン」というのは「シャープペンシル」を略した言葉で、もともとはある会社の商品名で固有名詞だったんです。それが、一般的な言い方に変化していきました。
でも、これも和製英語のリスト入りです。“sharp pencil”と略さず言ったとしても、「鋭い鉛筆」や「先のとがった鉛筆」という意味になってしまいます。
「シャーペン」は”mechanical pencil”です。
Can I use your mechanical pencil?
(シャーペン借りていい?)
スキンシップ
physical intimacy/physical contact
この「スキンシップ」という言葉も、和製英語のリスト入りです。
英語で「スキンシップ」を表す表現には、2通りあります。
1つは「恋人同士のイチャイチャした感じのスキンシップ」を表す“physical intimacy”という言葉。
Physical intimacy is important to keep a romantic relationship.
(スキンシップはロマンチックな関係をキープするのに大切なことだよ。)
もう1つは「友達などとの軽い感じのスキンシップ」を表す“physical contact”という言葉です。
Her physical contact is too much.
(彼女のスキンシップはやりすぎだよ。)
スマート
slim/slender
“smart”は、日本語で使われる「痩せている」を表すニュアンスは持っていません。「頭がいい」を表現するときに使われます。
「痩せている」というニュアンスの「スマート」を表現するときには、”slim”または”slender”が使われます。
Why is she so slim even though she always eats a lot?
(いつもたくさん食べてるのに、なんであの子はあんなにスマートなの?)
スリーサイズ
bust, waist and hip measurements
続いても体型に関係した言葉です。「バスト・ウエスト・ヒップのサイズ」をまとめて「スリーサイズ」と言いますね。でも、これを海外で言っても通じません。
“bust, waist and hip measurements”と表現します。または、それぞれの頭文字を取って略して“BWH measurements”とも表現できますよ。
「スリーサイズ」と比べて、無駄に長い感じがしちゃいますね(苦笑)“measurements”とは「大きさ」とか「寸法」と言う意味です。
I wonder why women care about their bust, waist and hip measurements.
(なんで女ってスリーサイズを気にするんだろう。)
セロハンテープ
scotch tape
「セロハンテープ」は”scotch tape”と言います。代表的な商品名であったものが、そのまま一般的な呼び方として定着しています。短く”scotch”とだけ言う場合も。
How can I get scotch tape off a wall without peeling the paint off?
(どうやったら、壁紙が剥がれないようにセロテープをとれるかな?)
ソフトクリーム
soft serve/soft serve cone/soft serve ice cream
「ソフトクリーム」という言葉も和製英語のリスト入り。“soft cream”と言っても、ただの「柔らかいクリーム」という意味です。
「ソフトクリーム」を表現するときは、”soft serve”または”soft serve cone”と言います。“soft serve ice cream”ということも。
I have a sweet tooth, and especially I love soft serve.
(甘党で、特にソフトクリームが大好きなの。)
和製英語リスト【タ行編】
タレント
celebrity/TV personality
テレビに出ている芸能人を指すときの「タレント」も通じません。
“talent”という言葉はあるのですが、「才能」という意味で、日本語の「タレント」の意味合いとは違います。
「タレント」を表現するのに近い言葉の1つが”celebrity”です。「有名人」という意味で、バラエティタレントに限らず、歌手や俳優なども指して使える言葉。
「テレビに出てる」という部分を伝えたければ、他に“TV personality”という言葉を使うことができます。
Matsuko Deluxe is one of the most popular TV personalities in Japan.
(マツコ・デラックスは日本で人気のあるタレントの1人だよ。)
チーク
blush
化粧道具の1つである「チーク」も、和製英語のリスト入りです。
“cheek”という言葉はあるのですが、これは「頬」を指すだけの言葉。化粧の道具の1つである「チーク」は”blush”と表現するんです。
What color of blush is trending this season?
(この季節は何色のチークが流行ってるの?)
チャック
zipper
「チャック」というのも和製英語。日本語の「巾着」から来ている言葉なんです。チャック・ファスナー社が商標登録しています。
英語で「チャック」は”zipper”と言うんです。
This zipper is broken.
(このチャック壊れてるよ。)
デメリット
disadvantage
“demerit”という単語はあるのですが、「短所」という意味で、日本語で言う「デメリット」とは意味合いがちょっと違っています。
「デメリット」を表す言葉は”disadvantage”です。
What’s the disadvantage of living in an apartment?
(アパートに住むことのデメリットって何だろう?)
ドライヤー
hair dryer
髪を乾かすときに使う「ドライヤー」もリストの仲間入りです。
“dryer”でも通じないということもないのですが、“dryer”だけで言うと「洋服乾燥機」と勘違いされてしまうこともあります。
きちんと「髪を乾かすためのドライヤー」と伝えたいときには、”hair dryer”と言ったほうがいいですね。
I’d like a new hair dryer.
(新しいドライヤーが欲しいの。)
トランプ
cards/playing cards
「トランプ」もそれっぽいですが、和製英語リスト入りです。“trump”という言葉自体はありますが、「切り札」という意味。
「トランプ」は”cards”と表現し、「トランプをすること」を”playing cards”と言います。
Our children love playing cards.
(うちの子供たちはトランプするのが大好きなの。)
トレーナー
sweat shirt
“trainer”は「ジムなどのトレーナー」または「動物の調教師」などを表します。
洋服の種類を表す日本語の「トレーナー」は”sweat shirt”です。
It’s cold outside so you should wear a sweat shirt.
(外は寒いから、トレーナー着ていった方がいいよ。)
おわりに
今回は日本人が間違いやすい和製英語のリスト【サ・タ行編】を紹介しました。いかがでしたか?
「それもなの?」と驚くものもあったかもしれませんね。このリストを参考にしながら、正しい表現を学んでいきましょう!
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