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英語で「気をつけて」は何て言う?見送り・注意で使えるフレーズ10選

 

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「気をつけて」と英語で言いたいのだけど、どんなフレーズがあるかな・・・。
「体に気をつけて」、「危ないから気をつけて」、「夜道には気をつけて」等、色々あるけど・・・。
今回は様々な「気をつけて」の英語フレーズを紹介します。シチュエーションに合わせて表現を使い分けてみましょう!



別れ際の「気をつけて」

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誰かを見送る時の表現は「いってらっしゃい」ですね。実はこれ、英訳するとHave fun!なのです。一日を楽しみを持って過ごしてね、そんなニュアンスです。ですが、送り出す相手の無事を願う英語フレーズはズバリ、これなんです…。

Take care.

気をつけて(行ってらっしゃい)。

これから家を出ようとしている相手がいます。「怪我やトラブルの無いように」と伝えたいですね。その時の定番英語フレーズがTake care.です。Careは「注意・気がかり・世話」という意味がありますが、ここでは責任がある相手に対しての気配りです。ちなみに「体に気をつけて」はTake care of yourself.です。

<親が子に対して>
It’s time to go to school. It’s windy out there, so take care, honey.
(学校に行く時間よ。外は風が強いから気をつけてね。)
<妻が夫に対して>
Darling, you will be in a heavy traffic jam from now on. Please take care on a highway.
(あなた、これから渋滞に巻き込まれるわよ。どうか高速に乗ったら気をつけて。)
<先生が生徒に対して>
Be sure to go home safely. Take care, everybody.
(家に無事に帰れよ。皆気をつけて。)


身を守るための「気をつけて」

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自分で自分の身を守る、これを教えたい時にはどのように英語で表現すればよいのでしょうか?
一言で言えば「気をつけて」でも、シチュエーションによってフレーズを変えてみませんか?そうすればよりネイティブに近い会話ができますよ。

Be careful.

(危ないから)気をつけて!

危険な場所を通る時や、一歩間違ったら怪我するような行動を取っている相手に使う、お馴染みの英語フレーズです。Careをful(いっぱいに)して、「怪我だけはしないで」・・・という思いで使いましょう。

<親が子に対して>
Here are your scissors. Be careful not to cut your fingers.
(はい、はさみよ。手を切らないように気をつけてね。)
<お巡りさんが子どもたちに対して>
Watch your both side and be careful. Now, you can go through the pedestrians’ crossing.
(左右を見て安全を確認して。では横断歩道を渡って良いです。)

Watch out!

危ない!気をつけろ!

誰かの危険な行動を、今すぐに止めたい時に使います。思わず大声で叫んでしまいそうですね。ネイティブの間でもよく使われる英語フレーズです。まさかのアクシデントにも、そして相手の暴言・暴動を注意する時にも使えます。

<後ろから車が来た時>
Watch out! A car will go through really fast.
(気をつけて!車がスピードを出して来たから。)
<目下の相手の暴言を指摘する時>
You should watch out for your *tongue.
(言葉には気をつけなさい。)
*tongueは「舌」だがここでは「言葉」の意味

Watch your step!

足元に気をつけて!

これは足元に限定された表現です。つまづいて怪我するのが目に見えていたり、段差がある際によく使われます。若者がお年寄りに対して、また大人が子どもに対して使われるパターンが多いです。

<目の前の階段を駆け上ろうとしている人に対して>
Don’t go up the stairs so fast. Watch your step!
(そんなに早く駆け上らないで。つまづくよ!)
<案内人がお客に段差があることを知らせる時>
Please watch your step here. We’d like you to go one step down, and enter this door.
(どうか足元にお気をつけください。一歩段を降りてお入りください。)

Give人a caution

人に警告する

Cautionは、一言で言えば「厳重注意」です。絶対にすべきことではない、と取り締まるニュアンスです。規則を守りなさい、という注意によく使われます。

<警察官が取り締まる時>
The police officer gave him a caution for exceeding speed.
(その警官は彼をスピード違反で取り締まった。)


大事な事に「気をつけて」

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トラブルが起こらないように、重要な情報を知っておこう!そのためには目を開いて耳を澄まして・・・神経を集中!と伝えたい時にはどう表現するのでしょうか?

Give a notice of~

~の通知をする

Noticeは「通知・予告」という意味です。Give a notice of で決まり文句として覚えましょう。あまり良くない知らせに対して使われることが多いです。

<期限切れの場合>
The restaurant gave me a notice of the expiry of the meal coupon.
(そのレストランは、食事券の期限切れを通知してきた。)

Pay attention to ~

~に傾聴する・注意を払う

これも重要な英語イディオムです。大切なことに気配りをしているニュアンスで使ってみましょう。
目上の人の話を聞く時や、大事な説明を聞く時などに最適な表現です。

<著名人の講演を聞く時>
We should pay attention to every single word from that famous professor.
(あの有名な教授の一言一句を聞き洩らさないでおこう。)
<研修をしっかり聞こうとする時>
Let’s pay attention to the demonstration of the speaker, because we have to try that by ourselves later.
(話し手の説明をしっかり聞いておこう、だってあとで自分達だけでやらなきゃならないから。)

Keep an eye on~

~を注視する・目や心で追う

ただ見ているだけでなくしっかりと見張る、見届けるといったニュアンスです。
直訳すると、「~の上に目を置きっぱなしにする」ですので、「目を離さずに気をつけておく」という意味になりますね。

<母親が幼子を置いて出かける時>
Please keep an eye on our baby while I’m out.
(私の外出中、子守をよろしく頼みます。)
<荷物番を頼む時>
Would you please be sure to keep an eye on my suitcase?
(私のスーツケースを見張っていていただけますか?)

Be on one’s guard

眉に唾を付ける

一見しただけで騙されないように気をつけて・・・そんな思いを表現する英語フレーズです。「まゆつばもの」という日本語がありますが、これは信用できないことを指しますね。「これってどうなの?」と感じたら、自分の周りのガード(guard)を固めて、簡単に手は出さない・・・そんなニュアンスで覚えても良いでしょう。

<新製品の質を疑う時>
We should be on our guard in trying that new products. Some say it can be broken so easily.
(その新製品に騙されないで。簡単に壊れるって言う人もいるよ。)
<物騒な世の中を警戒する時>
Women should be on their guard when they walk out alone, especially at night.
(特に夜は、女性は一人で出歩く時に警戒しなくてはならない。)

Beware of~

~にご用心

厄介なものに対して「気をつけて」、と言いたい時にぴったりの英語表現です。良く見かける看板としては「スリにご用心」、「猛犬にご用心」、「火事にご用心」などなど・・・。うっかりミスはダメですよ、と伝えるフレーズですね。

<路面凍結にご用心と言う時>
Beware of the freezing road!
(凍結注意!)
<盗難にご用心と言う時>
Beware of robbing!
(置き引き注意!)

おわりに

いかがでしたか?今回はいろんな「気をつけて」の英語フレーズをご紹介しました。何に注意し、警戒するのかによっても使われる表現が違ってきます。今回は、大切な人に対して使える表現がたくさん出てきましたので、ぜひ実践してみてくださいね。

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