英語の動詞の使い分け!「be動詞」と「一般動詞」の違いを身につける!
話し言葉でも書き言葉でも、英語で何かを表現するときに必ず必要になってくる「動詞」という存在。
英語の「動詞」は2種類あります。「be動詞」と「一般動詞」ですね。みなさんはこの2種類の動詞の使い分けはバッチリですか?
今回は、しっかりと英語の動詞の使い分けができるように、「be動詞」と「一般動詞」について紹介していきたいと思います!
「be動詞」について
「be動詞」の役割
英語の「be動詞」自体には、日本語でハッキリと表現できる訳はありません。では、なんのために英語の「be動詞」はあるのでしょうか?
それは「主語」と「主語を表す言葉」を結ぶためです。
例えば、以下の文を見て下さい。
I am a big fan of EXILE.
(私はEXILEの大ファンなの。)
「主語」は”I”で、その”I”がどういう人物なのかを表現する”a big fan of EXILE”とあります。
ただそれらを並べても、通じないということはないのですが、きちんとした英語の文としては成り立っていません。聞いてる相手にも不自然な響きに聞こえてしまいます。
なぜなら、英語のルールとして「主語」の次には「動詞」が来ないといけないからです。でも、この内容だと何か動きを表すような言葉は置くことができませんよね。
そこで、「動詞」の位置に置くことができて、さらに”I”と”a big fan of EXILE”を結ぶことのできる「be動詞」の”am”を使っているんです。
そして、この”am”も含めて英語の「be動詞」には全部で8種類しかありません。
原形の”be”、現在形の”am”、”are”、”is”、そして過去形の”was”と”were”、さらに現在分詞形の”being”と過去分詞形の”been”です。
時制などに合わせてそれらを使い分けていくのですが、現在形と過去形に関しては、「主語」に応じて「be動詞」の使い分けが必要になってきます。
上の例文は、「主語」の”I”に対して現在形の”am”を使っていましたが、他の言葉が「主語」のときには”am”を使うことはできません。
では、どのように使い分けていけばいいのか?
次の項目で、英語の「be動詞」の使い方を詳しく見ていきましょう。
「be動詞」の原形
英語の「be動詞」の原形は”be”です。だから「be動詞」って名前なんですね。
この「原形」というのは、主に「助動詞」とセットで使われます。「助動詞」というのは”can”や”will”などのこと。
もし「英語の助動詞ってなんだっけ?」という方は以下の記事を参考にしてみて下さいね。
①肯定文
肯定文では、原形の”be”は【「主語」+「助動詞」+”be”+「主語を表す言葉」】で使われます。
以下は、英語の「助動詞」の”will”と使った例です。
It will be a good movie.
(それはいい映画だろう。)
英語の「助動詞」の”will”の次に”be”を置くことで、「それは○○だろう」という予測を表す”It will”と「いい映画」を意味する”a good movie”を結んでいるんです。
これは、他の英語の「助動詞」と一緒に使う場合も同じ。
それぞれの「助動詞」が持つニュアンスが加わりますが、「主語」と「主語を表す言葉」を結ぶという働きに変わりはありません。
②否定文
否定文で使うときには、”be”の前に来ている英語の「助動詞」を否定形にすればOKです。【「主語」+「助動詞の否定形」+”be”+「主語を表す言葉」】という形ですね。
例えば、こんな風になります。
It won’t be a good movie.
(それはいい映画ではないだろう。)
“be”の形は全く変わらずに、ただ”It won’t”と”a bad movie”をつなぐ役割をしているだけです。
「それは○○じゃない」という意味の”It won’t”と、○○に当てはめたい”a good movie”を”be”で結んでいるんですね。
③疑問文
疑問文で使われる時は、【「助動詞」+「主語」+”be”+「主語を表す言葉」】の形で使われます。
Will it be a good movie?
(それはいい映画かな?)
疑問文になっても、”be”の役目は「それは○○なの?」を意味する”will it”と○○に当てはめたい”a good movie”を結ぶことです。
「be動詞」の現在形
次に英語の「be動詞」の現在形についてです。英語の「be動詞」の現在形は3種類あり、主語によって以下のように使い分けていきます。
“am”→「自分のことを指す”I”」が主語のとき
“are”→「自分を含めた複数の人たち」、「1人の相手や複数の相手を指す言葉」、「自分と相手以外の複数の人たちや物などを指す言葉」が主語のとき
“is”→「自分と相手以外の1人の男性や女性、1つのものなどを指す言葉」が主語のとき
①肯定文
肯定文では【「主語」+「be動詞」+「主語を表す言葉」】の形で使います。
それぞれの「be動詞」を使った例文を見ていきましょう。
I am disappointed.
(僕はガッカリしてるよ。)
主語が”I”なので、「be動詞」は”am”を使います。この“am”というのは、”I”に対してしか使われません。
そして、「ガッカリしている状態」を表す”disappointed”とつないで「僕はガッカリしている」という内容の文を作っているんですね。
“I am”を短縮して、このようにいうこともできます。
I’m disappointed.
では、次は”are”を使う例を見ていきましょう。
My wife and daughter are disappointed.
(僕の妻と娘はガッカリしてるよ。)
“My wife and daughter”という主語は「自分と相手以外の複数の人」を表しているので、「be動詞」は”are”を使い”disappointed”と結びつけているんです。
“are”は、主語が”they”や”we”などの代名詞の場合には、短縮して以下のように言うことができます。
They’re disappointed.
Willy is disappointed.
(ウィリーはガッカリしてるよ。)
この文での主語は”Willy”ですね。「自分と相手以外の1人の人」を指すので、”is”を使って、”disappointed”とつないでいます。
“is”も、主語が”he”や”she”などの代名詞のときには、短縮形を使うことができますよ。
He’s disappointed.
②否定文
現在形の英語の「be動詞」を使った否定文は、【「主語」+「be動詞」+”not”+「主語を表す言葉」】の形で作ることができますよ。
I am not disappointed.
(僕はガッカリしてないよ。)
否定文になっても、当然”am”の役割は変わりません。“I”と”not disappointed”をつないでいます。
ちなみに、「be動詞」の”am”で否定文を作ったときの短縮形は以下の通りです。
I’m not disappointed.
“are”の場合も、同様に後ろに”not”をつけます。
My wife and daughter are not disappointed.
(僕の妻と娘はガッカリしてないよ。)
ちなみに、”are not”は”aren’t”と短縮できます。
My wife and daughter aren’t disappointed.
主語が”they”などの「代名詞」であれば、以下のような形も可能です。
They’re not disappointed.
“is”を使った否定文は以下のようになります。
Willy is not disappointed.
(ウィリーはガッカリしてないよ。)
こちらも”isn’t”と短縮できます。
Willy isn’t disappointed.
そして、「代名詞」が主語であれば以下のような短縮の仕方も可能です。
He’s not disappointed
③疑問文
英語の「be動詞」の現在形を使った疑問文は、【「be動詞」+「主語」+「主語を表す言葉」】の形で表現します。
「be動詞」が先頭に来るので、肯定文や否定文と比べて結ぶというイメージがしずらいかもしれませんね。
ですが、「be動詞」を先に置くことで「(これから言う○○と△△を)つなげるかな?」という合図をしてると考えるとイメージしやすくなるかと思います。
Am I disappointed?
(僕、ガッカリしてるかな?)
まず、“am”を先頭に持ってきて「つなげるかな?」という合図を出して、その後につなぎたい「主語」の”I”と「主語を表す言葉」の”disappointed”を持ってきてますね。
若干不自然な例文になりましたが、形の違いを比較しやすいように肯定文と否定文で使ったものを例文にしてみました。
他の英語の「be動詞」の例は以下の通りになります。使う言葉は違っても考え方は一緒です。
Are my wife and daughter disappointed?
(僕の妻と娘はガッカリしてるかな?)
Is Willy disappointed?
(ウィリーはガッカリしてるかな?)
「be動詞」の過去形
英語の「be動詞」の過去形は、”was”と”were”です。この2つも主語に応じて、以下のように使い分けていきます。
“were”→「自分を含めた複数の人たち」、「1人の相手や複数の相手を指す言葉」、「自分と相手以外の複数の人たちや物などを指す言葉」が主語のとき
“was”→「自分のことを指す”I”」、「自分と相手以外の1人の男性や女性、1つのものなどを指す言葉」が主語のとき
①肯定文
「be動詞」の過去形が使われるだけで、肯定文の形は現在形のときと同じで【「主語」+「be動詞」+「主語を表す言葉」】です。
Mike’s parents were teachers.
(マイクの両親は教師だった。)
主語の”Mike’s parents”は「自分と相手以外の複数の人たち」を指す言葉なので、「be動詞」は”were”ですね。
その”were”によって、“Mike’s parents”と”teachers”を結び、それも過去のことだという意味を持たせることができるんです。
以下は”was”を使った例ですね。
Sarah was a teacher.
(サラは教師だった。)
この文の主語は「自分と相手以外の1人の人」を指す”Sarah”なので、「be動詞」は”was”を使っています。
そして、“were”と同じように過去のことであるという意味を持たせながら”Sarah”と”a teacher”を結んでいるんです。
②否定文
否定文も「be動詞」が過去形になるだけで、文の作りは現在形のときと一緒です。【「主語」+「be動詞」+”not”+「主語を表す言葉」】ですね。
Mike’s parents were not teachers.
(マイクの両親は教師ではなかった。)
“were”で”Mike’s parents”と”not teachers”を結び、過去のニュアンスを表現していますね。
“were not”の部分は短縮することができます。ただし、形は”weren’t”のみです。
現在形の”they’re”のように、主語と「be動詞」での短縮はできません。
Mike’s parents weren’t teachers.
They weren’t teachers.
“was”の否定文は以下の通りです。言葉が違うだけで、もちろん考え方は一緒です。
Sarah was not a teacher.
(サラは教師ではなかった。)
こちらも“was not”の部分を短縮することができますが、現在形の”he’s”などのようにすることはできません。
Sarah wasn’t a teacher.
She wasn’t a teacher.
③疑問文
疑問文に関しても、「be動詞」を過去形にするだけで、形は現在形のときと同様に【「be動詞」+「主語」+「主語を表す言葉」】になります。
過去の意味になるだけで、考え方は現在形のときと同じです。
肯定文と否定文で使った内容を疑問文にすると、以下のようになります。
Were Mike’s parents teachers?
(マイクの両親は教師だったの?)
Was Sarah a teacher?
(サラは教師だったの?)
英語の「be動詞」に関しては、以下の記事もぜひ参考にしてみて下さいね。
ちなみに、英語の「be動詞」の「現在分詞形」の”being”や「過去分詞形」の”been”については、文法項目の中での使われ方を見た方が分かりやすいと思います。以下の記事をぜひ参考にしてみて下さい!
「受動態」の英語の使い方!「される」を表現する文法を覚える!(「完了形」、「進行形」の項目)
「一般動詞」について
「主語」の「動作・行動」を表す
英語の「一般動詞」は基本的に「主語」が行う「動作」や「行動」を表します。
ということで、ご存知の通り、英語の「一般動詞」の数は数え切れないほど多くあるんです。
ただ使い方は至ってシンプルで、「主語」が行う「動作」や「行動」を表す「一般動詞」を「主語」の次に置けばいいだけ。
表現したい内容によって「助動詞」などの言葉が加わることもあります。ですが、基本は【「主語」+「一般動詞」】という順番で、「○○が△△する」という内容を表すことができるのです。
あとは、時制によって使い分けていくだけです。それでは、詳しい使い方を確認していきましょう!
現在形(原形)
現在形で英語の「一般動詞」を使うときには、基本的に原形ですが主語によっては、ちょっぴり注意が必要なものもあります。
①肯定文
肯定文の場合は、【「主語」+「一般動詞」】という形でが、この「一般動詞」が「主語」によって少し形が変わる場合があります。
まずは、そのまま原形を使うことができる「主語」というのが”I”、”you”、”we”、”they”の4つの「代名詞」、そして「自分を含めた複数の人」や「相手を含めた複数の人」あるいは「自分と相手以外の複数の人たちや物など」を表す具体的な言葉です。
例えば、以下のように使います。
I watch this news show after dinner.
(夕飯の後はこのニュース番組を見てるよ。)
My sister and I meet once or twice a year.
(姉と私は年に1,2回会います。)
They belong to the local volleyball club.
(彼女たちは地域のバレーボールクラブに所属してるんだ。)
どの「一般動詞」も原形のままで使われ、それぞれの「主語」の「動作・行動」を表現しています。
そして、上に挙げた以外の言葉が主語のとき、つまり”he”、”she”、”it”の3つの「代名詞」または「自分と相手以外の1人の人や1つのものを指す言葉」が主語のときには、動詞に”s”、”es”などをつけなくてはいけません。
そうです。学校などで習う「3単現の”s”」っていうやつです。それでは、いくつか例を見ていきましょう。
My grandfather walks around the park every morning.
(うちのおじいちゃんは毎朝公園の周りを歩いている。)
My sister washes her car at least once a week.
(うちの妹は最低でも週1回は洗車をしてるよ。)
Time flies.
(時が経つのは早い。)
「一般動詞」を使った現在形の文で動詞が変化するパーターンは大きく分けて3つです。
“walk”→“walks”のように“s”をつける
“wash”→“washes”のように“es”をつける
“fly”→“flies”のように「子音+”y”」で終わる単語の”y”を”i”に変えて”es”をつける
②否定文
否定文の形は、【「主語」+”don’t/doesn’t”+「一般動詞」】です。
否定文では、英語の「一般動詞」の形は主語に応じて使分ける必要はありません。ただし、否定を表現するための”don’t”と”doesn’t”の使い分けが必要になってきます。
まずは、”don’t”を使った例を見ていきましょう。
I don’t watch TV after dinner.
(夕飯の後はTVを見ません。)
My sister and I don’t meet so often.
(姉と私はそんなにたくさん会いません。)
They don’t belong to any clubs.
(彼女たちはどのクラブにも所属してない。)
“I”、”you”、”we”、”they”の4つの「代名詞」、または「自分を含めた複数の人」や「相手を含めた複数の人」あるいは「自分と相手以外の複数の人たちや物など」を表す具体的な言葉が主語のときには、“don’t”を使います。
そして、”doesn’tを使うのは、それ以外が主語のときですね。例文を見てみましょう。
My grandfather doesn’t walk around the park when it rains.
(うちのおじいちゃんは雨が降ったときは公園の周りを歩かない。)
My sister doesn’t wash her car every day.
(うちの妹は毎日車は洗わないです。)
Time doesn’t fly.
(時が経つのは早くないよ。)
主語が”he”、”she”、”it”の3つの「代名詞」または「自分と相手以外の1人の人や1つのものを指す言葉」の場合には、上の例文のように“doesn’t”を使うんですね。
③疑問文
英語の「一般動詞」を使った疑問文の形は、【”Do/Does”+「主語」+「一般動詞」】です。そして、ここで使い分けが必要なのは”Do”と”Does”になります。
それでは、例文を確認していきましょう。
Do you watch this news show?
(夕飯の後はこのニュース番組を見てるの?)
Do your sister and you meet frequently?
(お姉さんとあなたは頻繁に会ってるの?)
Do they belong to the local volleyball club?
(彼女たちは地域のバレーボールクラブに所属してるの?)
“Do”を使う主語は、“I”、”you”、”we”、”they”の4つの「代名詞」と「自分を含めた複数の人」や「相手を含めた複数の人」あるいは「自分と相手以外の複数の人たちや物など」を表す具体的な言葉です。
では、”Does”の場合はどうでしょうか?
Does your grandfather walk around the park every morning?
(あなたのおじいちゃんは毎朝公園の周りを歩いているの?)
Does your sister wash her car every day?
(あなたの妹は毎日洗車してるの?)
Does time fly?
(時が経つのって早い?)
“Does”が使われているのは、“he”、”she”、”it”の3つの「代名詞」または「自分と相手以外の1人の人や1つのものを指す言葉」が主語のときですね。
過去形
英語の「一般動詞」の過去形には2つの種類があります。それぞれ「規則動詞」と「不規則動詞」と呼ばれるものです。
まず、「規則動詞」というのは、過去形にするときに、その動詞に”ed”、”d”をつけるか、語尾の”y”を”i”に変えて”ed”をつける動詞のことです。
“play”→“played”
“like”→“liked”
“study”→“studied”
例外的に、最後の子音字を重ねて”ed”をつけるものもあります。
“stop”→“stopped”
「不規則動詞」は動詞の形が変わってしまう動詞のこと。いくつか例を挙げますね。
“eat”→“ate”
“go”→“went”
“see”→“saw”
“swim”→“swam”
こんな感じで、原形と形が違っています。ここに挙げたのはほんの一握りで、不規則動詞も結構な数あります。大変かもしれませんが、これはそれぞれ身につけていくしかありません。
では、過去形の文の形を見ていきましょう。
①肯定文
過去形の肯定文の形は【「主語」+「一般動詞の過去形」】です。「主語」が過去に行った「動作・行動」について表現できます。
英語の「一般動詞の過去形」特に「不規則動詞」を覚えるのは大変ですが、過去形の楽(?)なところは、どの「主語」でも動詞は一緒というところです。主語に応じて使い分ける必要はありません!
例文を見てみましょう。「動詞」の形に注目してみて下さいね。
I watched TV after dinner.
(夕飯の後はテレビを見た。)
My sister and I met last Saturday.
(姉と私は先週の土曜日に会いました。)
They belonged to the local volleyball club.
(彼女たちは地域のバレーボールクラブに所属してたんだ。)
My grandfather walked around the park yesterday morning.
(うちのおじいちゃんは昨日の朝公園の周りを歩いた。)
My sister washed her car two days ago.
(うちの妹は2日前に洗車をした。)
Time flew.
(時が経つのは早かった。)
上に挙げた例文だと、”met”と”flew”が「不規則動詞」の仲間ですね。それ以外は全て「規則動詞」です。
これらは主語を変えても同じように使われます。
②否定文
過去形も否定文ですが、形は【「主語」+”didn’t+「一般動詞」】です。「主語」が過去に行わなかった「動作・行動」について表します。
過去の否定を意味する”didn’t”を使うのですが、これはどの主語でも一緒です。
“didn’t”を使うことによって「過去」のニュアンスを出すことができるので、否定文での「一般動詞」は過去形を使う必要はなく原形のままです。しかも、主語が何であっても形は変わりません。
I didn’t watch TV after dinner.
(夕飯の後はTVを見ませんでした。)
My sister and I didn’t meet last Saturday.
(姉と私は先週の土曜日には会わなかった。)
They didn’t belong to any clubs.
(彼女たちはどのクラブにも所属しなかった。)
My grandfather didn’t walk around the park yesterday morning.
(うちのおじいちゃんは昨日の朝公園の周りを歩かなかった。)
My sister didn’t wash her car two days ago.
(うちの妹は2日前洗車はしなかった。)
Time didn’t fly.
(時が経つのは早くなかった。)
どの例文も”didn’t”と「一般動詞の原形」で否定文を作っていますね。
③疑問文
過去形の疑問文は、【”Did”+「主語」+「一般動詞」】で表現します。「主語」が過去に行ったことについて尋ねる形です。
主語が何であっても、”Did”を使うことができて「一般動詞」も原形のままで大丈夫です。
Did you watch TV after dinner?
(夕飯の後にテレビを見たの?)
Did your sister and you meet last Saturday?
(お姉さんとあなたは先週の土曜日に会ったの?)
Did they belong to the local volleyball club?
(彼女たちは地域のバレーボールクラブに所属してたの?)
Did your grandfather walk around the park yesterday morning?
(あなたのおじいちゃんは昨日の朝公園の周りを歩いたの?)
Did your sister wash her car two days ago?
(あなたの妹は2日前に洗車したの?)
Did time fly?
(時が経つの早かった?)
どの主語でも”Did”と「一般動詞」の原形が使われていますね。
ちなみに、英語の「一般動詞」にも「現在分詞」(動詞のing形)、「過去分詞」というものがあります。
これらも文法項目の中で見ていく方が分かりやすいかと思うので、以下の記事をぜひ参考にしてみて下さいね!
「現在分詞」の例
「進行形」の英語の使い方!「している」を表現するための英文法!
「過去分詞」の例
「受動態」の英語の使い方!「される」を表現する文法を覚える!
両方の例
英語の分詞構文の使い方!表現の幅を広げるための用法を説明!
おわりに
今回は英語の「動詞」について紹介しました。いかがでしたか?
「動詞」というのは、話し言葉でも書き言葉でも欠かせないものですよね。英語では2種類の動詞がありますが、それぞれの役割というのは全く違うものです。
始めのうちは使い分けに戸惑うこともあるかもしれませんが、自然と感覚が掴めるようになってくるものなので、たくさんの英語の文や表現を使って練習して上手に使い分けていきましょう!