「報告する」を英語で!ビジネスで使える状況&結果を伝える表現10選
ビジネスシーンではこまめに状況や結果を報告することが大切!しっかり情報を伝えておくことで、チームの連携を高められますよね。仕事ができる人ほど、周りが見えているものです。
このように情報を共有するためには、「報告」をしっかり英語でできるようになる必要があります!
今回はビジネスで役立つ「報告する」英語フレーズを学んでいきましょう!
報告する旨を伝えるオープニング表現
ビジネスで報告する前には、その旨を伝える一言がいるもの。そんな時に便利なお決まりフレーズをご紹介します!
I would like to report on ○○.
○○について報告させて頂きます。
丁寧な “would like to”(させて頂きたい)という英語表現を使ったこちらのフレーズは、ビジネスシーンにピッタリ!”report on”は「についてレポート(報告)する」を意味します。
かしこまったトーンなので、メールや会議に使えますね!
I would like to report on the new summer project.
(新しい夏のプロジェクトについて報告させて頂きます。)
チームとして報告をしたい時は、主語を “we”に変えましょう!
We would like to report on our new summer project.(新しい夏のプロジェクトについて報告させて頂きます。)
Let me give you an update on ○○.
○○の最新情報(進捗)をお伝えします。
会議など口頭でサラッと始めたい時は、この英語フレーズがオススメ!”give ○○ an update”で、「○○に最新の情報を与える」という意味になります。進捗を報告する時に最適な言い方ですね!
Let me give you an update on the store remodel plan.
(店舗の改装計画についての進捗をお伝えします。)
先ほど登場した “report on”を使ってもいいですね!
Let me report on the store remodel plan.(店舗改装計画の報告をお伝えします。)
Here’s a report on ○○.
こちらが○○の報告です。
紙の報告書やパワーポイントを使ったプレゼンなど、何らかの形で報告をまとめた際は、この英語表現がしっくりきます!「どうぞ」と相手に情報を渡しているような感覚ですね。
もちろん口頭で情報を述べるだけの時にも使う事が可能です。
Here’s a report on the last campaign meeting.
(こちらが先日のキャンペーンミーティングの報告です。)
This is an update on ○○.
○○の最新情報(進捗)を報告致します。
情報を提示する際は、シンプルに “This is ○○.”の形を使って紹介することがよくあります。ハッキリを主旨を伝えたい時こそ、簡潔な英語フレーズを使いたいですよね!
This is an update on where we are now.
(現在の状況をお伝えします。)
口頭でサラッと手短かに済ませたい時は、”quick”という一言を足してみましょう!
This is a quick update on where we are now.(現在の状況を手短にお伝えします。)
実際に報告する表現
それでは実際に報告する際に便利なビジネス英語表現を見ていきましょう!
We are making progress.
順調に進行しています。
“make progress”は「進行する」や「進展する」を表す英語。これを現在進行形で使うことによって、問題なく事柄が進んでいることを伝えることができます!
We are making steady progress towards the launch.
(立ち上げに向けて着実に進行しています。)
順調に進んでいることを報告する、他の英語フレーズも見てみましょう!
We are on schedule so far.(今のところスケジュール通りに進んでいます。)
We are having difficulties.
苦戦しております。
報告する内容は、必ずしも順調なものだけとは限りません。ビジネスが予定通りに進まず、厳しい状況に置かれている場合もありますよね。そんな時は”have difficulties”(困難を感じる)という英語を使ってみましょう!
We are still having technical difficulties with the new app.
(未だに新しいアプリで技術的問題点を抱えています。)
順調に進んでいない時の英語フレーズは、他にもこんなものが!
We are under difficult circumstances.(厳しい状況に置かれています。)
We are behind schedule.(予定より遅れています。)
We have been working on ○○.
○○に取りかかっています。
“work on”はビジネスで非常に便利な英語で、「取り組む」や「着手する」を表す言葉です。とにかくその事に関して何らかのアクションを取っていれば “work on”という表現が使えるので、報告するときに便利!
また「以前からやっていて、今もやっている」という状況を表したいので、時制は現在完了進行形がベスト。
We have been working on this project for about 3 weeks now.
(このプロジェクトに取りかかって約3週間になります。)
また現在進行形でこんな英語表現も使えますよ!
We are currently working on this project.(現在、このプロジェクトに取りかかっています。)
○○ is in progress.
○○が進行中です。
“in progress”は「進行中で」を表す英語です。この表現を使う事で、現在何が進んでいるのかを簡潔に報告することができます!進行中のものを名詞形にして使うようにしましょう。
The final design review is in progress.
(最終設計審査が進行中です。)
似たような英語表現にこんなものも!
The final design review is ongoing.(最終設計審査が進行中です。)
The final design review is under way.(最終設計審査が進行中です。)
報告を終わらせるクロージング表現
最後に報告を締める時の英語フレーズをお伝えします!
I will keep you updated.
随時報告致します。
これからも報告する姿勢を見せる時のお決まりフレーズ!進捗報告などの場でよく使われる英語表現です。
“updated”は「更新した」、「最新の」を表します。その状態を “keep”(保つ)わけですから、常に相手に新しい情報を届けるという約束になるんですね!
I will keep you updated with the progress.
(進行状況を随時報告致します。)
こんな英語フレーズもアリ!
I will keep you informed.(随時お伝え致します。)
That’s all I have at this moment.
現時点では以上となります。
報告する内容を全て伝え終えたら、締めの言葉としてこの英語表現を使ってみましょう!直訳すると「現時点で持っている物はこれで全てです。」となり、「以上です。」を意味する言い方になります。
会議で報告する際、最後の言葉として使ってみましょう!
“at this moment”をアレンジしてみてもいいですね!
That’s all I have for now.(今のところ以上となります。)
That’s all I have for today.(本日は以上となります。)
おわりに
いかがでしたか?
今回はビジネスシーンで「報告をする時の英語フレーズ」をご紹介しました!
相手に伝える内容は毎回違くても、報告の形式や定番フレーズはある程度パターン化できるものです。仕事の効率化を図るためにも、しっかり自分の中のフォーマットを確立させておきましょう!