「目立つ」を英語で!すぐ目につく様子を表すフレーズ11選!
「背が高いから、君は人ごみでもよく目立つよね。」
「この服は汚れが目立ちやすい。」
など、人や物がはっきりと目に入る様子を表す時の「目立つ」という表現、英語でなんて言うのかわかりますか?
今回は、「目立つ」の英語フレーズを3つのシチュエーションにわけてご紹介します。
汚れ/傷が目立つ
まずは、洋服や車など、物の汚れや傷がはっきりと目につく様子を表す英語フレーズを見ていきましょう。
A white shirt can get dirty easily.
白いシャツは汚れがすぐ目立つ。
“get dirty”は英語で「(物が)汚れる」という意味。”easily”は「簡単に」となります。
白い服って汚れが付くとすぐにわかりますよね。「すぐに汚れる」「汚れが目立ちやすい」といったニュアンスで使えるフレーズです。
A: Which one do you like better?
(どっちの方がいいかな?)
B: I think the blue one is better because a white shirt can get dirty easily.
(白いシャツってすぐ汚れが目立つから、僕は青い方がいいと思うよ。)
You can easily see dirt on this sweater.
このセーターはほこりが目立つ。
英語”dust”は「ほこり」「小さなゴミ」といった意味です。”easily”はすでに紹介しましたが「簡単に」でしたね。
セーターや黒い服など「ほこりがよく見える」と言いたい時に使えます。
A: Oh, that looks so pretty on you!
(わぁ、それすごく似合ってるね!)
B: Thanks! But I think you can easily see dirt on this sweater. I’m not sure if I should get it…
(ありがとう!でもこのセーター、ほこりが目立つと思うんだよね。買おうかどうか迷うな…。)
There’s a small but noticeable scratch.
小さいけど、目立つ傷がある。
“scratch”は英語で「切り傷」「引っかき傷」という意味です。”noticeable”は「簡単に気づく」というニュアンスの形容詞で、物が目立っている様子を表せますよ。
この英語フレーズでは、小さいけど目立つ傷があると伝えています。
A: You got a new cellphone?
(新しい携帯、買ったの?)
B: Yes, I got a discount because there’s a small but noticeable scratch.
(うん、小さいけど、目立つ傷があって、割引き価格で買えたんだ。 )
A: Really? You can barely notice it.
(本当?全然目立たないよ。)
There’s significant damage.
目立つダメージがある。
“damage”は「損害」「ダメージ」という意味です。”significant”は「かなりの」「著しい」という意味の英語で、程度が大きいことを表せます。
物に相当大きなダメージがあると言いたい時に使えるフレーズですよ。
A: I’m wondering if anyone would want to buy my car…
(誰か僕の車、買ってくれないかな…。)
B: I guess you can only sell it at a very low price as there’s significant damage on the body.
(車体に目立つダメージがあるから、すごく安くしか売れないと思うよ。)
注目を集める
続いて、人や物が周りの注目をひく様子を表せる英語フレーズを紹介します。
She stands out in the crowd.
彼女は大勢の中で目立つ。
“stand out”は英語で「目立つ」という意味です。
「(良い意味で)注目を集める」といったニュアンスがあって、人の容姿や服装、能力、雰囲気、オーラなど、周りの人から注目されるような何かを持っている人に対して使えますよ。
“crowd”は「大勢の人」「人ごみ」という意味です。
A: There is something about her.
(彼女には、何だか引きつけられるよ。)
B: Yeah, I agree. She stands out in the crowd.
(うん、わかるよ。大勢の中にいても目立つよね。)
Your dress stands out.
あなたのドレス、目立ってるね。
「目立つ」という意味の”stand out”は、人だけでなく物に対しても使うことができます。
他の物と比べてとても際立っている、良い意味で目立っていると言いたい時に使えるフレーズですよ。
A: Wow, your dress stands out.
(わぁ、あなたのドレス、目立ってるね。)
B: Thank you. That’s sweet of you.
(ありがとう。そう言ってくれるなんて優しいね。)
He is outstanding.
彼はずば抜けている。
“outstanding”は英語で「(程度が)ずば抜けている」という意味です。
人の能力やパフォーマンスについてよく使うフレーズで、周りと比べて遥かに優れていて目立っている様子を表せます。
A: He is outstanding among all players on his team!
(彼はチームの全選手の中でずば抜けているね!)
B: Yeah, I’m sure he’ll be picked for the national team this year.
(ほんとだね、今年はナショナルチームにも絶対選ばれると思うよ。)
It’s eye-catching.
人目をひくね。
“eye”は「目」、”catch”は「捕まえる」という意味なので、”eye-catching”は英語で「人目をひく」「目立つ」というニュアンスになります。
デザイン、広告、洋服などが、並外れて素晴らしく、注目を集める様子を表せますよ。
A: Did you design this logo? It’s very eye-catching!
(このロゴをデザインしたの、君なの?すごく人目をひくね!)
B: Thank you.
(ありがとう。)
他にも、こんな言い方ができますよ。
It’s an eye-catching design. (人目をひくデザインだ。)
悪目立ちする
最後に、人が悪い意味で目立つ様子を表せる英語フレーズを紹介していきます。
He stands out in a bad way.
彼は悪目立ちしている。
“stand out”はすでに紹介しましたが、「目立つ」という意味でしたね。
たいていは良い意味で使うフレーズなので、悪目立ちしている場合は、”in a bad way”「悪い意味で」と付け加えると伝わりやすいですよ。
A: He stands out in a bad way.
(彼って、悪目立ちしているよね。)
B: Yeah, he should just shut his mouth.
(うん、口を開かなきゃいいのに。)
She sticks out like a sore thumb.
彼女は場違いな感じだ。
“stick out”は「はみ出す」「突き出る」という意味で、場面によっては「目立つ」というニュアンスでも使われる英語です。
“a sore thumb”は「痛む親指」と直訳できますが、”stick out like a sore thumb”というフレーズ全体で「悪目立ちする」という意味になります。
親指をケガした時の痛みは小さいかもしれませんが、よく使う部分でもあるので無視できない、という様子から、「周りに溶け込めていない」「悪い意味で目立ってしまう」「場違いな感じ」というニュアンスで使える英語フレーズです。
A: Why is she dressed so casual? She sticks out like a sore thumb.
(なんで彼女あんなにカジュアルな格好してるの?彼女すごく場違いな感じ。)
B: I bet nobody told her this is a formal party. I feel bad for her.
(フォーマルなパーティーだって誰も教えなかったのかな。なんか気の毒。)
He is notorious for having a big mouth.
彼は口が軽いことで有名だ。
“notorious”は英語で「悪名高い」という意味。人や物事が悪いことで有名な場合に使えるフレーズです。
“have a big mouth”は「おしゃべり」「口が軽い」といったニュアンスになります。
A: Please don’t tell this to Kevin. He is notorious for having a big mouth.
(この事ケビンには言わないでね。彼は口が軽いことで有名なんだから。)
B: Got it.
(わかった。)
おわりに
いかがでしたか?
「目立つ」というフレーズも、シチュエーションによって色々な言い方がありましたね。ポジティブな表現からネガティブな表現まで、場面によって使い分けてくださいね!