天気予報の英語表現!「晴れのち曇り」や「曇り時々雨」は何て言う?
特別な予定がある時ほどより気になってしまうのが天気予報!空模様がどう変化するかは多くの人にとって大切な情報です。
そんなお天気のトピックですが、天気予報について話すのは天気予報士だけとは限りませんよね。朝のニュースで見た情報をもとに話したり、空の様子を見て予想したりするなど、日常会話において一般人でも普通に扱う内容のはず。
ということで今回は「天気予報の英語表現」について見ていきましょう!意外にも知らなかったフレーズが出てくるかもしれませんよ!
天気予報の英語表現(晴れのち曇り/曇り時々雨/等)
それでは早速「天気を予報する英語表現」を見ていきましょう!「晴れのち曇り」や「曇り時々雨」といった細かい表現は英語で何ていうのでしょうか?
It’s going to rain tomorrow.
明日は雨が降るでしょう。
まずは基本中の基本から!
天気予報のように「これから明らかにそうなる」という状況では、”be going to”の未来形を使って予想を伝えるのが定番。気象予報士が学術的観点からしっかり予報を出しているので、高い確率で天気の変化を予測できますもんね!
“rain”、”snow”などの動詞を使う場合は、”to”の直後にそのまま原型でいれましょう。
It’s going to snow today.(今日は雪が降るでしょう。)
“rainy”、”snowy”、”sunny”といった形容詞の場合は、”to be”とセットにしてください。
It’s going to be snowy tomorrow morning.(明日の朝は雪でしょう。)
天気の英語表現について詳しく知りたい場合は、コチラの記事もチェック!
英語で天気を語る表現をマスター!日常会話に役立つフレーズ17選!
Today, we’ll see sun, followed by clouds.
今日は晴れのち曇りでしょう。
さてここから少し凝った天気予報の英語フレーズをご紹介!
「晴れのち曇り」にあたる英語表現にはいくつかありますが、代表的なものがこの“sun, followed by clouds”!”followed by”は「その後に○○が来る」を表す英語なので、”followed by clouds”は「後ほど雲がかかる」ということになります。
“followed by”を使って色々アレンジができそうですね!
Today will see sun for the first part, followed by clouds.(本日は前半は晴れですが、後に曇りでしょう。)
We’ll see rain, followed by clouds and eventual clearing.(雨の後、くもりになり、やがて晴れるでしょう。)
Tokyo will see morning clouds, followed by afternoon sun.(東京は朝方曇りで、午後は晴れるでしょう。)
「○○の天気から△△の天気に変化」という状況では、シンプルに一日を時間帯に分けて予報を伝えることで、ある意味「○○のち△△」と同じ内容が伝えられますよね。
It’ll be sunny most of the time, but cloudy this afternoon.(だいたい晴れですが、午後から曇りでしょう。)
ちなみに今回の英語フレーズでは “be going to”ではなく “will”が使われていましたが、それでももちろん問題ありません。”will”は単なる予測で「そうなるだろう」と未来について話す時に使われます。
天気に関しては確実な答えはないので、こういった “will”の使い方もよくされるんですね!そういう意味では “be going to”よりもやや確率が低い印象になります。
Tomorrow’s weather should be cloudy with occasional rain.
明日の天気は曇り時々雨のはずでしょう。
「曇り時々雨」は英語で “cloudy with occasional rain”で表現されます!
そもそも “occasional”が「たまの」や「時折の」を意味し、不定期に何か起こることを意味する言葉です。そのため「基本は曇りだけと、たまに雨が降るかもしれない」というこの状況を表すのにピッタリというわけ!
また”should”は「○○すべき」という印象が強いかもしれませんが、実は「○○のはずだ」という推量の意味でもよく使われます。雲の動きなど様々なデータをもとに予報を出しているので、こういった英語表現も適切です!
「明日の天気」を明確に英語にして “tomorrow’s weather”を主語にしてもいいですし、先ほどのように “it”を主語にしても同じような内容にできます。
It should be cloudy with occasional rain tomorrow.(明日は曇り時々雨のはずでしょう。)
It will occasionally rain today.
今日は時々雨でしょう。
先ほど「曇り時々雨」をやりましたが、ただ単に「時々雨」と言いたい場合は副詞の “occasionally”を天気の動詞とセットで活用使えばOK!
“occasionally”は「時たま」や「時々」を表す英語です。振ったり止んだりな気まぐれの天気の時に使いたいですね。
他にもこんな英語表現を使って似たような言い方も可能!
There will be some rain today.(今日は時々雨でしょう。)
It’ll be partly sunny tomorrow.
明日はところどころ晴れるでしょう。
「ところどころ晴れ」は “partly sunny”と言います。 “partly”は「部分的に」や「一部で」を表す英語なので、ある部分だけ晴れという状態を的確に伝えています。
エリア内を100%晴れと言い切れない、ところどころでは別の空模様の可能性があるといった状態にオススメです!
「ところどころ曇り」の場合はコチラ。
It’ll be partly cloudy today.(今日はところどころ曇りでしょう。)
There is a chance of rain.
雨が降る可能性があります。
「雨が降る可能性」がある場合は、 “a chance of rain”と言ってみましょう!”chance”は「可能性」を表します。
にわか雨の場合は “showers”に置き換えましょう!
There is a chance of showers.(にわか雨が降る可能性があります。)
パーセンテージの数字と共に「降水確率」を伝えたい時は、こう言い換えればOKです。
There is a 70% chance of rain.(降水確率は70%です。)
そもそも「天気予報」は英語で?
ここまで天気予報を伝える少し凝った英語フレーズをご紹介しましたが、そもそもテレビなどでやっている「天気予報」自体は英語で何て言うか知っていますか?
「天気予報」= “weather forecast”
天気予報は英語でずばり “weather forecast”です。それぞれの単語に分けると、こんな意味を持っています。
weather =天気/天候
forecast =予報/見通し
上記を見ても分かるように、まさにそのまま!非常に覚えやすいかと思います。「天気予報士」に関しては、そのまま最後に “er”をつけて “weather forecaster”と言うんですよ!
他の英語表現も!
“weather forecast”が最もメジャーだと思いますが、他にもこんな英語表現がされています。
①forecast
②weather report
③weathercast
天気について話していることが明確であれば、①のように “weather”を省いても通じます。また③は “weather”と “forecast”をくっつけて1単語にした造語です。
天気予報を見た上で話題にする英語表現
最後に”weather forecast”を見た後で使えそうな英語フレーズをお伝えします!
The weather forecast says it’ll be sunny tomorrow.
天気予報では明日は晴れだと言ってるよ。
天気予報で見た情報であることをハッキリさせたい場合は、お天気の英語フレーズの前に “The weather forecast says ○○.”をつければバッチリ!
自分自身が空模様を見て予想したわけではないことが明確になります。
I heard it’ll rain this afternoon.
今日の午後は雨が降るって聞いたよ。
誰かから聞いた情報として天気について話をする場合は、“I heard ○○.”の形を使ってみましょう。こちらの英語フレーズでは「天気予報」というワードは使っていませんが、大体の場合テレビやネットなどが情報元になると思います。
According to the weather forecast, it’s going to be cloudy tomorrow.
天気予報によると、明日は曇りでしょう。
どこから聞いた情報なのかを明確にしたい場合は、“According to ○○, △△.” という英語表現がオススメです。”according to”は「○○の言うところによれば」を表すので、天気以外のトピックでも話の参照元を紹介する時に便利ですね。
番組名を出してもアリ!
According to Mezamashi News, it’s going to be sunny today.(目覚ましニュースによると、今日は晴れでしょう。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「天気予報の英語表現」についてご紹介しました。
難しいものではないですが、馴染みがないと日常会話の中でもパッと表現として出てこないものです。天気の話題で一歩先を行くなら、こういった予報の言い方について覚えておくといいですね!
また練習として海外のニュース番組のお天気コーナーをチェックしてみるのもオススメ!今回習った英語の多くを聞き取れるようになるはずです。