灼熱地獄!「暑い」を英語で言うには?使い分けたいフレーズ17選!
日本の梅雨から夏にかけての猛烈な湿気と暑さで体調を崩してしまう人も多いのでは?そんな不快指数マックスな「暑い!」を英語で言うにはどうしたらいいのでしょう?日本語同様、英語にも様々な「暑い!」の表現があります。今回は「暑い!」の英語表現と暑さによる体の変化の表現をご紹介します。
「暑い」「蒸し暑い」の基本フレーズ
皆さんご存知の「暑い!」はそう、 “Hot”ですね。また、合わせて覚えておきたいのが「蒸し暑い」の英語表現。まずはこの基本フレーズをマスターしましょう!
It’s hot!
暑い!
天候を表現するのには、”it’s~.”の基本文法を使用します。例えば、「曇っている」を英語にすると、 “it’s cloudy.”になります。この基本文法に一つ修飾語を加えるだけで、フレーズにこなれた感じが生まれます。ではこの暑さの度合いを表現する修飾方法を見て行きましょう。
① It’s kinda (kind of) hot in this room. この部屋暑いかも。
② It’s very hot outside. 外はとても暑い。
③ It’s really hot in my car. 車の中が本当に(超!)暑い。
④ It’s too hot today! 今日暑過ぎる!
⑤ It’s melting hot this summer. 今年の夏は暑くて溶けそう。
⑥ It’s ridiculously hot. この暑さバカげてる。
⑦ It’s burning hot. 燃えるように暑い!
暑さの段階順に例文を用いてご紹介いたしました。単語を一つ加わるだけで印象が変わりますね。
It’s humid.
蒸してるわ。
不快指数の原因、湿気。湿気を英語にすると “humidity”です。そして、「むしむしする」、「湿気のある」には”humid”が頻繁に使われます。類似語では、”wet” や“moist”などがありますが、天気を表す場合は”humid”がピッタリです。
I heard Tokyo is really hot and humid this summer. Please take care.
今年の夏、東京はとても蒸し暑いって聞いたわ。体を大切にね。
「暑さ」をうったえる応用フレーズ
It’s like I’m in a sauna.
サウナにいるみたい。
“It is like~.”は、「まるで〜の様な」と言う英語表現でよくネイティブの会話に登場します。今回は、「サウナにいるみたいに」という表現で使われていますが、こちらのフレーズは使い回し可!”It’s like I’m in the middle of desert”(砂漠のど真ん中にいるみたい!)でも、暑さは伝わりますね!
Today is really hot, it’s like I’m in a sauna all day.
今日本当に暑い!一日中サウナにいるみたい。
I can’t take this heat anymore!
もうこの暑さ、耐えられない!
“I can’t take~.”の表現には「〜がもう我慢できない」のニュアンスがあり、こちらも良く日常会話に登場します。”Heat”は「熱い」という意味ですが、ニュアンスは「暑い」同じですね。また、”anymore”を文末に付けることで、「もう我慢できない!」と熱さに対するイライラが強調されます!
Summer in Tokyo is ridiculous, I can’t take this heat anymore!
東京の夏って信じられない!もうこの熱さ、耐えられない!
暑さからの「体の変化」を表現
I feel dizzy.
くらくらする。
暑い中、外に長い時間いると、くらくらする・・・そんな時は大事に至る前に体の不調を訴えましょう。 “dizzy”は「めまい」、「くらくらする」といった意味で使えます。
I’ve been outside since 2pm, and I started feeling dizzy now.
2時から外にいるからなんだかくらくらしてきた。
I’m dehydrated.
脱水症状。
“hydrate”は「水和させる」つまり「水分補給ができている」状態を表します。“hydrate”の対義語にあたるのが、 “dehydrate”になり「脱水する」、「乾燥する」の意味があります。言葉通り、脱水状態にあること、もしくはのどが乾いている時にこの英語フレーズが使われます。
I just ran 3 miles, and I’m dehydrated. Someone give me water!
3マイル走って、のどカラカラ!誰か水ちょうだい!
I’m sweating like crazy.
めちゃくちゃ汗かいてる。
シンプルに”I’m sweating.”と言うと、「汗をかいている」になります。でもすごい湿度と暑さの中だと汗も止まらない!そんな時は“like crazy”を文末に追加してみましょう。 この場合の“like”は「〜の様な」との意味で使われ、 “crazy”は「(頭の)イカれた」という意味になります。つまり、自分でコントロールできないくらい汗だくな状態なことを表すフレーズになります。
Oh my god, I’m sweating like crazy right now.
あーもう、今超汗だくでヤバい!
I got heatstroke.
熱中症になった。
日本の夏のような湿度と暑さで体を壊す人も多いのでは?夏のニュースで必ず取り上げられる「寝中症」。英語では “heatstroke”と表現します。
Stacy fainted because she got heatstroke.
ステイシーが熱中症で倒れた。
「暑い、涼しくしてほしい」ときの表現
Someone take me to the North Pole!
誰か北極につれてって!
暑くてもう我慢できない!涼しいところへ行きたい!そんな気持ちを大げさに表現したのがこちら。命令形の文法から、切羽詰まっている様子が読み取れます。
It’s too hot! Someone take me to the North pole, I’d rather get eaten by a polar bear!
あーもう暑過ぎ!誰か北極につれてってよ!もうシロクマに食べられる方がマシ!
I need to cool off.
涼まなくっちゃ。
暑くて暑くて、もう限界!エアコンの効いた涼しい部屋に避難する時はこちらのフレーズを。 “cool off”には「冷やす」という意味があります。この場合は暑さで火照った体を冷やす、という意味で使われていますが、「頭を冷やす」などの意味でも使われます。
Oh my god, you are burning up! You need to cool off, get inside!
体めっちゃ熱いよ!涼まなくっちゃ、中に入って!
Turn on the AC to the max!
エアコンマックスに入れて!
夏の救世主、エアコン。”turn on”は「(スイッチなどを)入れる」の意味があります。また、 “AC”は“Air conditioning”(エアコン)の略。今回のフレーズのポイントは「風量マックスで!」ですね。シンプルに文末に “to the max (maximum)”(マックスまで)を付けるだけでオーケーです。
Finally, I’m home! Please turn on the AC to the max!
やっと家に付いたー!お願い、エアコンマックスで入れて!!
おわりに
いかがでしたか?今回は暑い夏を乗り切るための英語表現をご紹介いたしました。基本の”hot”だけでも、少し単語を加えるだけで、がらっと雰囲気が変わりましたね。上手に使い回して、暑い夏を乗り切りましょう!