「どういたしまして」を英語で言うには?使える言い回し15選!
英語の「どういたしまして」は”your welcome”だけだと思っていませんか?!日本語にも「どういたしまして」のニュアンスを含んだ「心配しないで!」や「大丈夫!」、「もちろん!」などの表現があるように、英語にもたくさんの表現があります。 今回は上手に使いこなしたい、”your welcome”以外の英語での「どういたしまして」表現をご紹介!
記事の目次
気にしないで!のニュアンスのある「どういたしまして」
No problem.
もちろん。
カジュアルな雰囲気で、「気にしないで、全然オッケー!」の意味で使いたいのがこちら。相手から頼まれたことをした際に言われる、「ありがとう」に対して使えます。”problem”は直訳すると「問題。」つまり、「問題なし!」の意味になります。
Don’t worry about it!
気にしないで!
相手に逆に気を使わせてしまったかも、そんな時にさらっと言いたいのがこちらの英語フレーズ。”Don’t worry”は「心配しないで!」の意味になり、”about it”は自分が相手のためにした行為などを指します。
No worries.
心配しないで!
先に紹介した、”don’t worry about it”と似たニュアンスがあるのがこちら。よりカジュアルな印象を与えます。”worries”は”worry”(心配事)の複数形で使われており、”no”が着き否定の意味になることから「心配しないで、気にしないで」のニュアンスで使われます。
大したことしてないよ!のニュアンスのある「どういたしまして」
No big deal!
大したことないよ。
”deal”にはさまざまな意味があり、「(問題などを)処理する」、「取引をする」などが代表的ですが、”big deal”は「重大なこと」や「大事なこと」の意味があります。こちらも否定の”no”が付くことで「大したことない」の意味になります。また、砕けた言い方として”big deal”を”biggie”と言う事もあります。
It’s nothing special.
そんな特別じゃないって。
“special”は直訳通り、「特別」ですね。こちらも、否定の意味のある”nothing”と一緒に使う事により、「特別ではない」の意味になります。相手に過剰に感謝されたり、褒められた際に「そんな特別なことはしていませんよ」と謙虚な姿勢で返答できる英語フレーズです。
That’s alright.
いいの、いいの。
かなり砕けた、相づちのようなフレーズがこちら。”alright”はスラングのように日常で使われますが、正式には”all right”になります。「大丈夫」、「分かった」などいろいろな意味で使われますが、基本的には「相手の言った事を否定しない」際に使われます。
It’s ok.
全然オッケーだよ。
先にご紹介した”That’s alright”とほぼ同じ意味で使われるのがこちら。日本語でもよく、感謝された際などに「全然オッケーだよ!」と言いますよね。英語も日本語もニュアンスは同じ。ただ語尾を上げればポジティブな印象になりますが、逆に語尾が下がると少しネガティブな印象を与えてしまいます。
あなたのためなら!のニュアンスのある「どういたしまして」
Anything for you!
あなたのためなら!
“anything”は、「なんでも」の意味で使われています。つまり、「あなたのためならなんでも(喜んで)やります!」と献身的な姿勢を示す英語フレーズになります。言った後から後悔しないように、気をつけて下さいね!
Glad to help!
手伝えてうれしいわ!
あなたの力になれて私も嬉しいわ、そんなニュアンスのある英語フレーズがこちら。アメリカなどボランティアが盛んな地域では、よく耳にするフレーズです。「人のためにいい行いができることが、自分の幸せに繋がる」なんて素敵ですね。
Anytime!
いつでも!
いつでも頼ってね!そんなニュアンスがあるのがこちら。ご近所さんなど気軽にお互いが助け合える関係などにはピッタリ。相手にはとてもフレンドリーな印象も与えることができます。
だって友達でしょ!友情を感じる「どういたしまして」
You’d do the same for me.
私にも同じ事をしてくれるでしょ!
申し訳なさそうにお願いごとをしてきた友達を励ますようなニュアンスも含むフレーズがこちら。お願いされた事で多少は自分にも負担がかかるものの、逆の立場でも同じことをしてくれるよね、そんな意味を含みます。
It’s the least I can do for you.
これくらいしかできないけど。
“the least”には「最小限」の意味がりますが、この意味が頭にあり、文法的にこのフレーズを解釈すると、「それがせいぜいできることです」(もうこれ以上はできない)、なのか「これが最小限のことです」(もっとできます)なのかチンプンカンプンになってしまうのでは?しかし、実際は「あなたのために私がやれることはやりましたよ」の意味になります。能力的にはまだできるが、総合的に判断して、ここまでやることにした、ということになります。日本語で言う、「そのくらいさせてよ!」に近いニュアンスがあります。
フォーマルな場面でも使える「どういたしまして」
It’s my pleasure.
どういたしまして。
お礼に対してのフォーマルな返答がこちら。”pleasure”の意味は「喜び」なので、直訳すると、「私の喜びです」と言っていることになります。つまり、「ありがとう」に対して「お役に立てて嬉しいです」と返事をしていることになります。
Not at all.
まったく(かまわないよ!)
“not at all”には「まったくない」の意味があります。特に”not ~ at all”の形でよく使われ、「まったく〜ではない」を意味します。”Thank you”の感謝の気持ちに対しての返答としての”not at all”は謙虚な印象を与えますが、最近はあまり使われないようです。
I’m glad that ~.
あなたが〜でうれしいです。
“I’m glad that~”は「〜であることをうれしく思って」の意味になります。プレゼントを渡したら、とても気に入ってくれた時などには、”I’m glad that you like it!”(気に入ってくれてうれしいわ!)と、このように使います。
おわりに
いかがでしたか?今回は様々な場面でつかえる”your welcome”だけではない「どういたしまして」の英語表現をご紹介しました。今回紹介したフレーズがさらっと使えると英語ができる!感じになりますよ!相づちをうつような気軽さでどんどん使ってみて下さいね!