「そろそろ」の英語表現!タイミングを伝えられるフレーズ10選!
「あと少しだね」
「もう行かないと」
「近いうちにやらなくっちゃ!」
このような場面では、「そろそろ」という言葉を使ってタイミングを表現することがよくありますよね。
日本語では何気なく使うこの表現、英語ではどのように言えばよいのでしょうか?
今回は、そんな「そろそろ」の英語フレーズを紹介します!
It’s about time.
そろそろだね。
何かを始める時間、あるいは終わる時間になりつつあることを、一言で表現出来るフレーズです。
“about”には「約」とか「大体」という意味があります。
なので、このフレーズを直訳すると「大体時間だね」となり、つまり「そろそろだね」というニュアンスを表現出来るんです 。
「もうすぐ」という意味の”almost”を”about”の代わりに使って、同様の意味合いを伝えることも出来ます。
It’s almost time.
It’s about time to 〇〇.
そろそろ〇〇する時間だよ。
ある事をする時間が近づいている時に使える英語フレーズ。
先に紹介した”It’s about time”に、”to 〇〇”を加えた言い方です。
単に「そろそろだね」と言うだけでなく、具体的に何をするのかも伝えれれます。
〇〇の部分に、その行動を表す動詞の原形を入れて使いましょう。
It’s about time to have dinner.
(そろそろ夕飯を食べる時間ですね。)
こちらのフレーズでも、”almost”を”about”の代わりに使うことが出来ますよ。
It’s almost time to have dinner.
It’s about time 〇〇 △△.
そろそろ〇〇は△△をしていい時だよ。
こちらは、本来やっていなきゃいけないことが後回しになってしまっている時に「そろそろ」の気持ちを込めて使う言い方です。
先に紹介した”It’s about time to”が単に先の行動を表しているのにたいして、こちらは「やるのが遅いかも」というニュアンスも含まれています。
〇〇には「その行動をすべき人物を表す言葉」、△△には「その行動を表す動詞の過去形」を入れましょう。
内容としては、今現在のことを話しているのですが、文法上のルールとして△△には「動詞の過去形」を入れるのが正しい形です。
It’s about time you made up with your boyfriend.
(そろそろ君は彼氏と仲直りしていい時ですよ。)
〇〇 will △△ anytime now.
そろそろ〇〇が△△する頃だよ。
ハッキリとした時間は言えないけど、近いうちに誰かが行うことや何かが起こることを表現出来る「そろそろ」の英語フレーズです。
〇〇には主語になる人や物ごとを表す言葉、△△にはその主語が行うことなどを表す言葉を入れましょう。
She will come here anytime now.
(そろそろ彼女がここに来る頃だよ。)
〇〇 will △△ any moment.
そろそろ〇〇が△△する頃だよ。
こちらも”anytime now”を使ったフレーズと同様に、近いうちに何かがあることを示す表現です。
“any moment”には「もうすぐ」とか「まもなく」といった意味があります。
このフレーズでも〇〇には主語を表す言葉、△△にはその主語がすることを表す言葉を入れてくださいね。
The package will be arrived any moment.
(そろそろ荷物が届く頃だよ。)
I have to 〇〇 now.
そろそろ〇〇しなくちゃ。
こちらの「そろそろ」を表現する英語フレーズは「今何かしなくちゃいけない」というニュアンスを込めて使えます。
“I have to”は「しなくてはいけない」という意味で、状況的にその行動をすることが迫られている感じです。
そこに”now”を加えると「今やらないといけない」という意味合いなります。
少し切羽詰まった感じで「そろそろ」を伝えたい時にピッタリです。
I have to call her now.
(そろそろあの子に電話しなくちゃ。)
I want to 〇〇 sometime soon.
そろそろ〇〇したいんだ。
自分が何かしたいと思っていて、もうそれを実行してもいい頃かなと考えている場合などに使える言い方です。
“I want to 〇〇”でしたいと思っている行動を伝えます。
「いつか」という意味の”sometime”、「すぐに」という意味の”soon”をつなげて言うと、「近いうちのいつか」となり、つまり「そろそろ」というニュアンスを表現出来るんです。
I want to quit my job sometime soon.
(そろそろ仕事を辞めたいんだ。)
I gotta get going.
そろそろ行くね。
帰る時間が迫ってきている時に使える「そろそろ」のフレーズです。
正しい文法の形では”I have got to get going.”または”I’ve got to get going.”ですが、口語ではこのような言い方をするのが自然です。
“I have got to”や”I’ve got to”の部分を”I gotta”と砕けた言い方にしています。
I gotta get going. See you!
(そろそろ行かないと。またね!)
“gotta”の部分を”should”に変えて、使うことも出来ます。”should”を使う方が、少々柔らかい印象になりますね。
I should get going.
I’m gong to crash.
そろそろ寝るよ。
こちらは、寝る時間が近づいていることや寝たいという気持ちを表現する時にピッタリの表現です。
“crash”と聞くと「衝突する」とか「崩壊する」といった意味を思い浮かべることが多いかと思いますが、実は「寝る」という意味もあります。
それを「〇〇するつもり」という意味の”I’m going to 〇〇.”の〇〇の部分に当てはめると、「寝るつもり」となり、つまり「そろそろ寝る」ということを伝えられるんです。
It’s 11:00. I’m going to crash.
(11時だ。そろそろ寝るね。)
I’m going to catch some Z’s.
そろそろ寝るよ。
このフレーズも”I’m going to crash.”と同じように、「そろそろ寝る」ということを伝える英語フレーズ。
“catch some Z’s”は、直訳すると「いくつかのZを捕まえる」で、「寝る」という意味になります。
漫画などで人が寝ている絵の横に”ZZZ…”と書かれているのを見たことある人も多いかと思います。
実は、このフレーズで出てくる”Z’s”は、その”Z”のことで、人が眠っていることを表す”Z”なんです。とっても面白い表現ですね。
I’m getting sleepy. I’m going to catch some Z’s.
(眠くなってきちゃったから、そろそろ寝るよ。)
おわりに
今回は、「そろそろ」を伝える英語フレーズを紹介しました。いかがでしたか?
「そろそろ」という何気ない言葉ですが、英語で表そうとすると色々な言い方が出来るんですね。
場面に合わせた「そろそろ」のニュアンスを上手に伝えられるように、表現をたくさん練習しましょう。