そうやって言うんだ!「ダサい」を英語で伝えるフレーズ9選!
ついつい友達との会話で使ってしまう「ダサい」という言葉。でもこんな英語は学校の教科書では習わなかったはず…。
今回は意外と知られていない「ダサい」を英語で表す言葉を紹介したいと思います!一度認識すれば、日常会話で頻発されていることに気づくかも!?
定番の表現
That’s lame.
ダサいね。
直訳とまではいきませんが、日本人が使う「ダサい」に一番近い英語が”lame”でしょう。「時代遅れの」や「つまらない」というニュアンスがあり、ファッション、発言、行動などに使うことができます。
独創性がなくてイケてないものに対して使うのが適していますね。
アメリカでよく使われる英語で、侮辱になる言葉なので使う相手には気をつけたいところ。ただし友達との間ではよく聞かれる表現です。日本語で「ダサいよ。」というと少しきつく感じますが、英語だとそこまで厳しくなりません。
特にアメリカでは”teasing”(からかうこと)が友達と仲良くする文化として根付いていることが理由の一つかもしれませんね。
A: I heard Jess got a butterfly tattoo on her lower back.
(ジェスが腰にバタフライのタトゥーをいれたって聞いたけど。)
B: Seriously? That’s so lame.
(本当に?すごいダサいじゃん。)
名詞として使うこともできますよ。その時は”a”をつけることをお忘れなく!
He’s such a lame.
(あいつって本当にダサいよな。)
名詞の時は、”lame-o”なんて表現をする時もあります。
He dressed like a lame-o last night.
(昨日の夜、あいつダサいやつみたいな格好だったよ。)
That’s tacky.
ダサいね。
こちらも定番の英語で、主に相手のスタイルやファッションなどがイケてない時によく使われます。何もしていない状態というよりかは、オシャレのつもりでわざわざやったものがダサかった時に適した表現ですね。
A: What do you think of my prom dress?
(私のプロムドレスどう思う?)
B: Honestly, I don’t like it. The dress is so tacky.
(正直好きじゃないわ。そのドレスダサいよ。)
人にもよると思いますが、欧米の人は友達に対して割とハッキリ意見を言うことが多いです。出かける前の服装があまりにもダサかった場合は、それを教えてあげることが優しさと思っている部分もあるので、親切心から言う人もいます。
先ほどと同様、このフレーズは英語で言うとそこまでキツい印象を与えないので、「それはどうなんだろう…」と絶句するようなセンスを見かけたら友達に伝えてあげるといいかもしれませんね。
「酷い」で表現
That’s hideous.
ひどいわ。
これもかなり直接的な表現ですが「趣味の悪い」「とてもひどい」という意味の英語なので、何かが絶望的にダサかった時に使えるフレーズです。
ただし人に対して直接使うと、「○○は醜い」「おぞましい」といった容姿をけなす表現になってしまうので注意しましょう。あくまでのファッションなどを対象に使った方が良さそうです。
A: I had to wear this hideous yellow dress because nothing else fits me.
(どれも服が入らなくて、このひどい黄色のドレスを着るほかなかったわ。)
B: I guess it’s time to lose some weight.
(少し体重を落とすタイミングかもね。)
That’s ugly.
醜いよ。
“ugly”は外見や容貌が「醜い」ことを表す英語です。これを服やものを対象に使えば、造形物として美しくない=ダサいという意味を出すことができます。
I see many Japanese people wearing Crocs. I don’t understand it. Seriously, those shoes are so ugly.
(クロックスを履いてる日本人を多く見るんだけど。理解できないや。正直、あんなのダッサいだろ。)
「時代遅れ」の表現
That’s out of style.
時代遅れだね。
直訳すると「スタイルからはずれた」という英語で、まさに流行から遅れたファッションを表すのにピッタリ。何が流行っているかを察知できないということはイケてないので、「ダサい」と似たような感覚で使えるかもしれません。
服装だけじゃなくても、発言や行動なども「流行遅れ」と見なせるものであれば、様々な対象に使うことができます!
Ed Hardy clothing is so out of style.
(エド・ハーディーの服ってすごい時代遅れ。)
That’s frumpy.
適当な格好だね。
時代遅れでボサッとした服装に対して使われるのが、この”frumpy”という英語。これに関しては主にファッションのみに用いられる表現ですので、注意しましょう。
「流行なんかどうでもいい!」「どうやって見られるか気にしない!」そういった服装を表す英語としてピッタリです。スウェットパンツやダボダボのTシャツがいい例ですね。
I woke up late this morning, so I dressed frumpy today.
(今朝は遅く起きたので、適当な格好を今日はしています。)
「かっこわるい」で表現
That’s loserish.
かっこわるい。
“loserish”は若者が使うスラングで、辞書には乗っていない英語です。「負け犬っぽい」「かっこわるい」「バカみたい」という感覚で使われている新しい言葉なので、人や行動に対して「ダサい」と思った時に適した表現ですね。
I feel a little loserish drinking alone on a Friday night.
(金曜の夜に一人で飲んでるなんて、自分が少しかっこわるい気がする。)
That’s uncool.
野暮ったい。
「かっこいい」という意味で使われる”cool”というスラングの反対なので、「野暮ったい」「かっこわるい」という英語表現になります。人、行動、発言、スタイルなど、様々なものを対象に使うことができますよ。
Don’t cheat on a test because that’s uncool.
(かっこわるいからテストでズルなんかするなよ。)
That’s wack.
かっこわるい。
ヒップホップ業界でよく使われている”wack”は、何かに対してネガティブな評価を与える時に便利な英語です。
意味は様々なニュアンスを持っており、「かっこわるい」「残念すぎる」「イケてない」といったものを表す時に若者の間で使われています。
Guys don’t offer to take girls on dates anymore, but they just ask to chill. That’s wack.
(男性は女性を正式にデートに誘うんじゃなくて、ただブラブラしようって誘うだけになっちゃった。なんてかっこわるいんだろう。)
おわりに
いかがでしたか?
今回はスラングの数が多かったですね。やはり「ダサい」という言葉自体が比較的最近のものなので、英語でも同じ感覚で新しい単語が生まれてくるのかもしれません。
なかなか使ったことの無い表現が多かったかと思いますが、是非覚えて英語のレパートリーを増やしてみてくださいね!