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「うっかり」の英語!ついついやってしまった時のフレーズ15選!

 

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忙しいと、どうしてもついうっかりしてしまうことってありますよね。ミスをしてしまったり、忘れてしまったり、寝てしまったり…。そういう時、英語の会話ではどういった表現があるのでしょうか?

そこで今回は、「うっかり○○」という時の英語表現を4つのカテゴリーに分けてご紹介します!



うっかりミスしちゃった!

間違い編:ついミスしてしまった時の英語フレーズをご紹介します。 

I made an honest mistake!

うっかり間違えちゃった!

honest” は「正直な」という意味の英語ですが、” honest mistake” は、「そのつもりはなかったけど、ついやってしまったミス」、「単純な間違い」、「害のないミス」、という英語表現です。

A: Hey, did you make this file?
(ちょっと、このファイル作ったのあなた?)
B: Yes, I did. Is there any problem with it?
(そうです。何か問題でも?)
A: Unfortunately, yes. You got a member’s name wrong. It’s Nakajima, not Nakashima.
(残念ながら、問題ありだね。メンバー1人の名前が間違ってるよ。この方はナカシマではなくてナカジマさんだよ。)
B: Oh, no! I’m so sorry! I made an honest mistake!
(まさか!すみません!うっかり間違えてしまいました!)

I made an innocent mistake!

やっちゃった!

innocent” は「純粋な」「無垢な」という意味の英語で、innocent mistake” は「そのつもりはなかったけど、ついやってしまった純粋なミス」、「故意ではない失敗」、「悪意のないミス」という英語表現です。

A: Mom, my lunch didn’t have egg omelet like you promised last night!
(ママ、お昼に卵焼き入れてくれるって昨日の夜約束したのに、入ってなかったよ!)
B: What? That is strange. I did pack it up when I prepared…
(え?おかしいわね。確かに卵焼き詰めたんだけど…)
A: But it wasn’t in there! I was looking forward to that today!
(でも入ってなかったもん!今日楽しみにしてたのに!)
B: Oh, no! I made an innocent mistake! I packed your lunch to your dad’s!
(あら、やだ!やっちゃった!お父さんの方に入れちゃったみたい!)

 I made an unwitting mistake!

うっかりやってしまった!

“unwitting” は「知らないうちに」「気付かないうちに」「意図的ではない」「偶然に」という意味の英語で、” unwitting mistake” は「無意識的なミス」を表す英語フレーズです。

A: Hey, I heard you are having a rough time with your boyfriend at the moment?
(ちょっと、聞いたよ、最近彼氏とうまくいってないんだって?)
B: Yes… he doesn’t even answer my call.
(そうなの… 彼電話にも出てくれなくて。)
A: What happened?
(何があったの?)
B: Well, I made an unwitting mistake! I called my ex-boyfriend’s name in my sleep.
(それが、うっかりやってしまったの!私寝てるときに元カレの名前を呼んだみたいなの。)

 I failed to ○○!

うっかり○○し損ねちゃった!

“failed to” は「し損ねる」「欠く」という英語で、” I failed to ○○ は「○○をし損なう」「○○をしそれる」という意味でよく使われる英語フレーズです。今回の「うっかりミス」の中では失敗度の一番高い表現です。

A: It has been really nice getting together with you guys today! Though I thought Rachel was coming as well.
(今日はあなたたちと会えて良かったよ!でも、レイチェルも来ると思ってたんだけど。)
B: Well, to be honest with you, I failed to let her know! I will invite her next time for sure.
(それがね、正直言うと、彼女にうっかり連絡しそびれちゃった!次は絶対に誘うから。) 

I inadvertently ○○.

うっかり○○しちゃった。

“inadvertently” は「不注意に」「ふと」「思わず」「何気なく」「うかつにも」という意味の英語で、” I inadvertently ○○は「うっかり○○してしまった」という時に使われる英語フレーズです。

A: Hey, you are late! What happened?
(あら、遅かったじゃない!何かあったの?)
B: I’m sorry I’m late. I inadvertently went beyond a couple stops on the train.
(遅くなってすみません。電車でうっかり何駅か乗り過ごしちゃって。)


うっかり忘れてしまった!

ど忘れ編:油断して忘れてしまった時の英語フレーズをご紹介します。 

○○ went completely out of my mind!

○○のことすっかり忘れてた!

go out of”は「出て行ってしまう」という意味で、“go out of ◯◯’s mind” は「◯◯の記憶から出て行ってしまう」「忘れてしまう」という英語表現です。

A: Hello, is this Ms. Miyasaka’s residence?
(こんにちは、宮坂さんのお宅でしょうか?)
B: Yes. This is Miyasaka speaking. May I ask who is calling?
(はい、宮坂ですが。どちら様でいらっしゃいますか?)
A: Hello, this is Kaga, your daughter’s homeroom teacher. Today was teacher, parent, and student conference day, but you weren’t present.
(どうも、お嬢さんの学級担任の加賀と申します。本日は3者懇談だったのですが、いらっしゃらなかったので。)
B: Oh my gosh! Was that today? I am so sorry! It completely went out of my mind!
(あらやだ!今日でしたっけ?すみません!すっかり忘れてしまっていました!) 

I totally forgot ○○!

○○忘れちゃってたよ!

“forgot” はそのまま「忘れた」という英語で、 “totally” は「完全に」「全体的に」「すっかり」「全く」「全てを」という意味で、強調を表現する英語です。

” totally forgot” は「度忘れした」というフレーズで、忘れていることを誰かに指摘されて気付いた時などによく使われる英語表現です。

A: Hey! You were supposed to be in charge of cupcakes for this gathering!
(ちょっと!今回の集まりであなたカップケーキ担当だったじゃない!)
B: Oh! You are right! I totally forgot about that!
(あ!そうだった!うっかりそのこと忘れちゃってたよ!) 

I was completely oblivious of ○○!

◯◯のことうっかり忘れてたよ!

“oblivious of” は「記憶していない」「気付かない」「忘れがち」「忘れっぽい」という意味の英語表現です。何かに没頭していたり、忙しさから気付かなかったり忘れがちになってしまった時にピッタリ!

A: Hey, what happened yesterday? I was waiting for you for 2 hours!
(ちょっと!昨日はどうしたの?私2時間も待ってたのよ!)
B: What are you talking about? 
(何の話だよ?)
A: Uh, hello? You were supposed to take me out on a date!
(えぇ、もしもーし?デートに連れて行ってくれるはずだったじゃない!)
B: Oh, you were right! I was completely oblivious of the arrangement! I am so sorry!
(あ、本当だ!下準備してたのにそのことうっかり忘れてたよ!本当にごめんね!) 

I utterly failed to remember ○○!

うっかり◯◯のこと忘れてた!

既に登場しているfailed toの応用編ですね。”utterly” は「全く」「完全に」「徹底的に」「すっかり」という英語です。

A: Okay, class, today I’d like to start with handing in the assignment from last week.
(よし、みんな、今日は先週課題に出してた宿題を提出することから授業を始めるぞ。)
B: What are you talking about? What assignment?
(何のことですか?何の課題?)
A: What are you talking about? I did mention today was the due date.
(君こそ何言ってるんだ。今日が提出日だって言っておいたじゃないか。)
B: Shoot! I utterly failed to remember about the assignment!
(うーわ!うっかりこの課題のこと忘れてたよ!) 

○○ escaped my memory!

○○のことうっかり記憶から飛んじゃってたよ!

escaped my memory は「記憶から逃げた」「記憶に留まらなかった」という意味の英語表現で、「失念する」「忘れる」という時に使われるフレーズです。

A: Isn’t there anything you’d like to say about this day for us?
(今日のこの日に何か言いたいことあるんじゃないの?)
B: Oh! Yeah! …uhm, what was today?
(あ!勿論!…てか、今日って何の日だっけ?)
A: It’s our seventh monthsary, dummy! 
(私達の7カ月記念日でしょ、おばかさん!)
B: I am so sorry that our memorable date escaped my memory!
(ごめんね、記念日のことうっかり記憶から飛んじゃってたよ!)


うっかり寝てしまった!

うたた寝編:そんなつもりなかったのに!つい寝てしまった時の英語フレーズをご紹介します。

I passed out!

うっかり寝落ちちゃったよ!

“passed out” はもともと「意識を失う」「気絶する」という意味で使われる英語表現ですが、「酔い潰れる」「倒れる」「(ちょっとやそっとでは起きないくらい)ぐっすり眠る」という時にもよく使われます。

A: What did you do last night?
(昨日の夜何してた?)
B: I went straight home and cooked dinner for my family.
(直帰して家族に夕飯を作ったんだ。)
A: Nice. I was going to watch a movie at home, but I passed out right after I got home.
(素敵だね。俺なんか映画見ようと思ってたのに家帰ってすぐにうっかり寝落ちしちゃったよ。)
B: You must have been very tired!
(疲れてたんだね!)

 

I conked out!

うっかり寝入ちゃったよ!

“conk out” は「機能が停止する」「故障する」「疲労困憊する」「意識を失う」「突然寝入る」という英語表現ですが、急にパタンと寝落ちてしまう時にも使われます。

A: What happened last night? You suddenly stopped talking on the phone.
(昨日の夜はどうしちゃったの?電話口で急に話さなくなったね。)
B: Oh, I am sorry about that. I guess I conked out. I didn’t realize it until this morning.
(あぁ、ごめんなさいね。私うっかり寝入っちゃったみたいなの。そのまま朝まで気付かなくて。) 

I crashed out!

うっかり寝ちゃった!

crash out は「寝入る」「眠り込む」という英語表現で、「疲れてたり酔っぱらってたりして寝込む」というのから、ただ「寝る」という幅広い「眠る」を表す表現として使われる英語フレーズです。

A: Did you see the TV show’s season finale last night?
(昨日のテレビ番組のシーズン最終話観た?)
B: No! I really wanted to see it, but I crashed out!
(観れなかったの!超見たかったのにうっかり寝ちゃった!)

I dozed off a few seconds there!

一瞬ウトウトしちゃった!

“dozed off” は「うたた寝する」「うつらうつらする」「うとうとする」「トロンとする」「まどろむ」「居眠りする」と、ちょっとまどろんでしまった時に使える英語表現です。

A: Hi, hello! Mr. Tanaka. Are you still with us?
(もしもし、こんにちは!田中さん、起きてらっしゃるかしら?)
B: …Yes! Absolutely! I am terribly sorry. I dozed off a few seconds there!
(…はい!勿論です!大変申し訳ありません。一瞬ウトウトしてしまいました!) 

I overslept!

うっかり寝過ごしちゃった!

over”は「超える」「過ぎる」 “slept”は「寝る」の過去形で、この組み合わせで “overslept”「寝過ごす」という英語表現になります。

A: Why didn’t you come to Biology class today? We had a quiz!
(今日の生物のクラス何で来なかったの?クイズあったのに!)
B: I’m sorry. I simply overslept.
(ごめん。ただうっかり寝過ごしちゃってさ。)

うっかり◯◯してしまった!

 

色んな行為を当てはめられる編:そんなつもりはなかったのに、ついやってしまった時の英語フレーズをご紹介します。 

I ○○ by mistake!

うっかり○○しちゃった!

by mistake は「誤って」「間違えて」「手違いで」という意味の英語で、そんなつもりはなかったのに「やってしまった」という時に使える英語フレーズです。

A: This curry tastes awfully sugary. Did you measure ingredients right?”
(このカレー妙に甘すぎるよ。ちゃんと材料計量した?)
B: I think so. I followed every step of the recipe. …Here! It says 2 cups of sugar!
(そのはずだけど。逐一レシピ見ながら作ったもの。ほら!砂糖2カップってあるでしょ!)
A: That is the measurement for the recipe on the next page!
(それは隣のページのレシピの計量じゃないか!)
B: Oops, I looked at the wrong recipe by mistake!
(あらやだ、うっかり違うページを見ちゃってたわ!)  

I ○○ by accident!

うっかり○○してしまった!

by accident は「偶然に」「たまたま」「思いがけなく」「間違って」「図らず」「事故で」という意味の英語表現で、不図した間違いや失敗を表す時に使われるフレーズです。

A: I heard you are assigned another night of late work from Mr. Kent.
(ケント氏にまた残業をあてがわれたって?)
B: Yeah. I run into him by accident at the bar last night. I was supposed to be sick in bed!
(そうなの。昨日の夜バーでうっかりケント氏に遭遇してしまったの。病気で寝込んでるはずだったのに!) 

I ○○ with gay abandon!

考えなしに○○しちゃった!

“with gay abandonは「不注意で」「考えなしで」という意味の英語表現です。

A: How did all these people know about such secret about the company?
(会社の極秘事項がなんでこんなに多くの人に広まっちゃったんだろう?)
B: It might be my fault. The other day I got drunk and I scattered some gossip about this company to my friends with gay abandon!
(私のせいかも。この間酔って友達に考えなしにこの会社のことベラベラ話しちゃった!) 

I ○○ in an unguarded moment.

油断してて○○してしまった。

in an unguarded moment” は「気を許した隙に」「うっかりしているときに」という意味の英語表現で、油断していてうっかりしでかしてしまったという時に使えるフレーズです。

A: You look awful. What happened to you?
(ひどい顔だね。どうしたの?)
B: I had my wallet stolen in an unguarded moment.
(油断してて財布をすられてしまったんだ。) 

I absentmindedly ○○.

うっかり○○してしまう。

”absent”は「欠席」、”mind”は「意識」という意味なので、「意識の欠席」ということで「無意識に」「ぼんやりと」「うわの空で」「うっかりと」というニュアンスの英語表現です。

A: Why were you sleeping under your desk this morning? Didn’t you go home?
(今朝何でデスクの下で寝てたの?昨日家に帰らなかったの?)
B: Well, I absentmindedly locked myself out of my apartment with the keys left inside.
(それがさ、部屋に鍵置いたまま内鍵かけちゃってアパートに入れなかったんだ。) 

I ○○ by oversight!

うっかり○○見過ごしてた!

by oversight” は「見落として」「見過ごして」「手落ちで」「うっかりしたミスで」という意味の英語で、故意ではないけれど誤ってしてしまったという時に使えます。

A: I just got a letter from the electricity company that our bill is overdue! Didn’t you make the payment last week?
(今支払期限過ぎてるって電機会社から通知が来てるんだけど!先週支払い済ませたんじゃなかったの?)
B: Shoot! I guess I missed it by oversight. I’ll take care of it right away!
(やべ!うっかり電気代見過ごしてたよ。今すぐ支払っておくからさ!))

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は「うっかり○○」という時の英語表現を4つのカテゴリーに分けてご紹介しました。

これらのフレーズで、より自然に英語での会話を楽しみながら表現の輪を広げることで、モチベーションの維持にも繋がるといいですね!

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