自分の学歴を英語で言ってみよう!学校について話す英語表現15選!
自己紹介の一つとして、自分の経歴を語ることってありますよね。
特に学歴への関心はかなり高いはず。
今回はそんな時に使える、自分の「学歴を語る英語フレーズ」を紹介します!専門分野や出身校が一緒の時は、その後の会話も盛り上がること間違い無し!
現在学生の場合
I’m in college.
大学生です。
ざっくりと「大学で勉強をしている」ことを伝えたい場合は、この英語フレーズを使えばOKです。
ところで”college”と”university”の違いってご存知でしょうか?
ここではアメリカでの常識をご紹介します!
“college”も”university”も両方学校ですので、”school”と呼ぶことができます。両校とも、高校である”high school”の最終学年(12年生)を終えると通い始める教育機関ですね。
college
“bachelor’s degree”(学士号)のみを提供している4年制の大学
university
4年制大学の学部卒業でもらえる”undergraduate degree”の後に、大学院卒業で”graduate degree”を提供している教育機関
これが大まかな差になります!
いわゆる”university”の学部生として通っている場合でも、大学生であれば”I’m in college”という英語で伝えるのが自然。自分の話をサラッとする時に、あまり”university”という表現は使わないので覚えておきましょう。
こんな英語表現もありますよ!
I’m going to college next fall.(次の秋から大学生になります。)
*アメリカの学校は通常秋からスタートします。
ちなみに2年制で提供している学位は”associate’s degree”(準学士)と呼ばれます。卒業後に受け取れるものは、学校の形態によって変わってきますので注意しましょう!
I’m studying ○○.
○○の勉強をしています。
勉強をしている分野を伝える時は、この英語表現を使いましょう。基本的に学問の名前は、単語の頭を大文字にすることを覚えておいてくださいね!
What do you study?
(何の勉強をしてるの?)
I’m studying English Literature.
(英文学を勉強しています。)
勉強をしている学校名をいれるなら、”at”を使いましょう!
I’m studying Law at Waseda University.(早稲田大学で法律を勉強しています。)
I’m a junior at ABC University.
ABC大学の3年生です。
アメリカで自分の学年を伝える時は、以下の英語表現を使います。
freshman(1年生)
sophomore(2年生)
junior(3年生)
senior(4年生)
アメリカでは高校と大学の両方とも4年制です。そのため高校生・大学生の場合にもこの英語が使われますので、覚えておきましょう!”I’m a sophomore.”(私は2年生です。)というように、”a”をつけるのをお忘れなく。
数字を使って表現したい場合は、こんな風に伝えてみましょう。
I’m in my second year at New York University.(ニューヨーク大学の2年生です。)
I’m a ○○ major at ABC University.
ABC大学で○○を専攻してる生徒です。
自分の専攻を話す時は、「○○を専攻している生徒」として英語で紹介することができます。この場合も”a”を忘れないようにしましょう。
I’m a junior Women’s Studies major at Stony Brook University.
(ストーニー・ブルック大学で女性学を勉強している3年生です。)
他にも「○○を専攻している」という方法で伝えることができますよ!
I’m majoring in Philosophy.(哲学を専攻しています。)
I’m doing a master’s degree in ○○.
○○の分野で修士号を取っています。
現在修士号を取得中の場合は、こんな英語フレーズを使ってみましょう!”degree”が省略されて、”I’m doing a master’s in ○○”と言う人もいるので、あわせて覚えておきたいですね。
I’m doing a master’s degree in Law.
(法律の修士号を取っています。)
それより上の博士号は”doctorate”と呼ばれ、”Ph.D.”の略で使われることが多いです。
I’m doing a PhD in Chemistry.(化学で博士号を取っています。)
ちなみに”master’s (M.A.)や”doctorate”(Ph.D.)は、どちらも4年制大学の後に取得できる”graduate degree”の種類ですよ!
過去の学歴を伝える場合
I’ve just graduated.
卒業したばかりです。
学校を出たてで卒業ホヤホヤ感を出す場合は、この英語フレーズを使ってみましょう。
I’ve just graduated from college last month.
(先月大学を卒業したばかりです。)
学歴として勉強内容の詳細を語るなら、こんな英語表現でもいいですね。
I’ve just finished my degree in Linguistics.(言語学の過程を終えたところです。)
I’m a college graduate.
大卒です。
4年制大学を卒業したら、あなたは「大学卒」の学歴があることになります。それを短く伝えてくれるのが、この英語表現です!
I got my diploma today. I’m officially a college graduate!
(今日学位記をもらったよ。正式に大卒になれた!)
I went to ○○.
○○に通いました。
学歴として手短かに自分の通った学校名を伝える際は、こんなシンプルな英語表現でOKです!
Where did you go to school?
(学校はどこに行ったの?)
I went to Columbia University.
(コロンビア大学に行きました。)
I got my degree in ○○ from ABC University.
ABC大学で○○の分野の学位をもらいました。
どの分野の学歴があるかをざっくりと伝える場合は、この英語フレーズを使ってみましょう。”degree”自体は「学位」という意味で、大卒・大学院卒等を特定しません。学歴の差を強調したくない時にも気軽に使えますね!
I got my degree in English from Stanford University.
(スタンフォード大学で英語の学位をもらいました。)
I graduated from ABC University in ○○○○.
○○○○年にABC大学を卒業しました。
この英語フレーズなら、何年に卒業をしたかを伝えることができます。「何年卒ですか?」の質問に、シンプルに”In 2001″だけで短く回答するのもいいですね。
When did you graduate from college?
(いつ大学を卒業したの?)
I graduated from Keio University in 2008.
(2008年に慶応大学を卒業しました。)
“class of 2010″で「2010年卒」という表現にもなるので、学歴の表現として一緒に覚えておきましょう!
I did ○○ as my undergraduate degree.
○○で学士号を取りました。
何の教科で学士号の学歴があるかを示したい時は、この英語表現を使ってみましょう。
I did Mathematics as my undergraduate degree.
(数学で学士号と取りました。)
学位を変えれば、大学院などの場合にも応用がききます!
I did History as my master’s degree.(歴史で修士号を取りました。)
先ほど紹介した”I’m doing a master’s degree in ○○.”を、そのまま過去形にしてもいいですね。
I did my master’s degree in History.(歴史で修士号を取りました。)
その他学歴に関する英語フレーズ
I’m taking a gap year.
ギャップイヤーを取っているんだ。
学校を卒業してから、あえて1年間進学をしないで過ごす期間を”gap year”と言います。この期間に世界を旅するなどして、遊学に使うことができるんです!
次の教育機関に入学する資格を保ったまま時間を自由に使えるので、非常に魅力的ですよね。日本とは違って、学歴に「謎の空白時期」があっても就職でとやかく言われないから素晴らしい!
オーストラリアやイギリスではギャップイヤーを取る生徒が多いですが、アメリカではそこまでではないそうです。大学卒業後に多額の学生ロー返済が待っているので、アメリカ人は「早く働こう」という意思が強いのかもしれませんね。
I didn’t go to university.
大学には行ってないんだ。
「大学には行っていない」という事実を伝える時は、この表現を使いましょう。
日本は厳しい学歴社会と思っている人が多いですが、世界の先進国を見渡すとそこまでではありません。特にアメリカは日本以上に学歴に厳しいです。4年制大学を卒業しても、就職が難しいと言われています。
そんな学歴重視の環境ですから、ある意味「大学に行くのは当然」といった風潮があります。金銭面で余裕がない家庭でも、奨学金や学生ローンを利用して大学に進学する学生が多くいます。日本のような先進国で、大学進学以外の道が多くあるのは割と珍しい方でしょう。
こういった背景がありますので、大学に行っていると推定した上で会話が進むこともしばしば。そんな時に役に立つフレーズですね。
言い換えてこんな風に言ってみても。
I never went to college.(大学に行ったことはないんだ。)
I left school.
学校を中退した。
自主的に途中で学校を辞めた場合は、この英語表現を使いましょう。”at”をつけると、中退した年齢をいれることができます。
I left school at 16.
(16歳で学校を中退しました。)
他にもこんな言い方ができますね。
I left UC San Diego before graduation.(卒業を待たずにUCサンディエゴを中退した。)
「ついていけなかった」というニュアンスで学校をやめた場合は、”drop out”を使いましょう。
I dropped out of college.(大学を中退した。)
I lied on my resume.
学歴を詐称した。
学歴詐称のことを英語で”academic fraud”と言います。ですが日常会話で学歴に関して嘘をつく場合、多くのケースは履歴書をごまかした時でしょう。
欧米では日本のように決まった形式の履歴書があるわけではなく、自分で一からレジュメを作ります。就職活動で提出したレジュメで学歴をよく見せようとして嘘の情報を書いた場合は、立派な学歴詐称なります。絶対にやってはいけません。それでももしこんな愚かな行為を告白する時は、この表現で伝えましょう。
おわりに
いかがでしたか?
学歴に関する英語は、馴染みがないとパッと出てこない表現が多かったかもしれません。一度覚えてしまえば、自己紹介でずっと使い続けることができるので、この機会に学習してしまいましょう!
学歴に対する常識は、文化によって大きく変わってきます。自国の常識を押し付けて考えるのではなく、広い視野を持って学歴について語れるといいですね。