「迷う」の英語例文!戸惑いや悩むを表現するフレーズ20選!
「どうしよう」、「どちっちにしよう」、そう思った時英語でどのように表現するのでしょう?
ここでは、迷った時の英語フレーズをふんだんに紹介します。迷う理由やシチュエーションが、ぴったりくるフレーズがあるです。早速使ってみてくださいね。
戸惑いを隠せない時に使いたい英語フレーズ12選!
「どうしたらよいのか」と、ただただ戸惑う時の英語表現を以下に紹介します。
くねくねと続く迷い道を進んでいる心境…先行きの見えない事柄に直面した時にぴったりの英語フレーズが盛りだくさんです。
I wonder.
どうかなあ?
「どうかしら…と思う」という訳がぴったりの英語、wonderをまず紹介します。不確かなことに、なかなか確信が持てず迷う時や、正解が解らない時は「どうするべきか?」「これでよいのか?」と迷います。そんな時是非以下のようにwonder ifを使ってみてください。
Mathew went fishing in spite of the stormy weather. I wonder if he is OK.
(マシューは荒天の中釣りに出かけたよ。彼は大丈夫かな?)
What’s wrong with you? You look depressed.
(どうしたの?落ち込んでるわね。)
I’m just wondering if she could accept my apologies.
(彼女に言い訳をしてしまったんだけど受け入れてくれるかな。)
また、似た表現にI don’t know ifがあります。
I don’t know if it is sunny tomorrow.
(明日は晴れるかな。)
I hesitate to do that.
それはいかがなものか。
hesitateは、「躊躇する」という意味の英語です。不定詞句を導くことで「~することをためらう」というフレーズになります。はっきり結論が出ず、うやむやな状態でいるニュアンスですね。またhesitate overで「~で迷う」と表現することもできます。
I hesitate to pry into his affairs.
(彼のプライベートを詮索するのは良くないのでは?)
I’m hesitating over my baby’s chicken pox.
(私の赤ちゃんが水疱瘡に罹ってしまってどうしようかしら?)
I am completely at a loss.
困り果ててしまいました。
at a lossは「困って」という意味のイディオムです。当惑してアクションがなかなか起こせない状態です。「どうしたらよいだろう…」と迷う時の気持ちをズバリ表す英語フレーズです。
He was at a loss for the answer.
(彼は答えに窮した。)
Mary was at a loss about how to tell her husband that he had got a lung cancer.
(メアリーは夫が肺がんを発症していたということをどのように告げるべきか悩んでいた。)
I’m not certain of that.
うーん、どうでしょうか。
certainは「確かな」という意味の英語ですが、否定形で使われると、「確かではない、未定の」という意味になり、「さあ…」「どうかな…」と迷うニュアンスを持ちます。確信が持てないことを尋ねられて、「迷いの段階で、現状定かではない。」という場合に使います。
Is she going to come back to the theater?
(彼女は舞台復帰するのでしょうか?)
We are not certain at this point.
(現段階では何とも申し上げかねます。)
I’m wavering.
気持ちが揺らいでいます。
waverは「揺れる・ためらう」という意味の英語で、一度決断したことなのに迷う気持ちを表現するのに最も適した英単語です。あまり目にすることのない言葉ですが、洗練された表現になりますのでぜひ使ってみましょう。
Our trust has never wavered.
(われわれの信頼は不変です。)
I was wavering on answering you.
(あなたへの返事にためらっていました。)
I doubt whether it is true.
それって本当かしら?
doubtという英語、発音すると「ダウト」です。こう言えば耳にしたことがある人多いのでは・・・?「疑う」という意味ですが、もう少し広い意味で「懸念する」と取れます。また動詞ではなく名詞として「疑い」と訳し、以下の例文のように確信が持てず迷う時にも使えます。
I’m in doubt about the new policy of the government.
(政府の新政策に懸念を抱いている。)
He *threw a doubt on that old man of murder.
(彼はその老人が殺人犯ではないかと考えた。)
*throw a doubt on~(~に疑いをかける)
I’ve lost my way.
道に迷いました。
ゴールまでの道がわからなくなった時、あるいは自分の進むべき道を見失った時、このように表現しますが、my wayを省略するとより比喩的になります。loseは「失う」という意味の英語。人生はまるで迷路だ…なんていう思いに駆られたら、このフレーズ、是非使いたいですね。
It’s really foggy at the mountainside. We’ll be lost the way if we keep walking.
(山腹のあたりは霧がかかってるね。歩き続けたら道に迷うよ。)
Never get lost no matter what happens to you.
(何があろうとも自分を見失うな。)
I’m puzzled.
途方に暮れています。
puzzleという英語、そのまま発音すれば、あの何ピースもあるパズルです。「謎・難問」という意味もありますが、ここでは動詞で「難題に頭を悩ませる・当惑させる」という意味ですので、英語で表現する時は、受け身の形で!「私は悩まされている=途方に暮れている」となります。
I’m puzzled over my students’ behaviors.
(私の生徒達の振る舞いを見て途方に暮れた。)
That’s perplexing.
ややこしい問題ですね。
perplexという英語、初めて目にした方、多いのではありませんか?動詞で「混乱させる、悩ませる」という意味ですが、その形容詞形のperplexingは「ややこしい」です。つまり悩まされた結果、何が正しいのか迷う羽目になり、「ややこしい」と感じているのですね。
That’s exactly what we are perplexed.
(それがまさに私達の問題なのです。)
Please don’t perplex this complicated situation.
(この込み入った事態をややこしくしないでくれ。)
I’m bewildered.
うろたえてしまいます。
「当惑させる・まごまごさせる」、これは英語でbewilderです。これも普段聞きなれない単語ですが、知っておいて損はありません。面喰って、迷わざるを得ない・・・そんな時さらっと使えれば驚かれること間違いなしですね。
We were bewildered by his alcoholism. He should get hospitalized soon.
(彼のアルコール中毒症状にうろたえてしまうね。すぐに入院して治すべきだよ。)
I have the second thought about that.
再検討しています。
second thoughtは「二番目の考え」すなわち「再検討」です。迷うから再検討しているのであって、ここでは代案という意味の英語ではありません。「結論はまだです。」という意味としても使えます。
I have second thought about studying abroad. The countries where I will stay are so various.
(留学については迷うよ。ステイ先が色々ありすぎて…。)
I have a terrible dilemma.
板挟みで苦しいです。
ジレンマは日本語にもなっていますが、「板挟み」という意味の英語ですよね。あちらを立てればこちらが立たず…結局何を取ればよいのか迷う…そんな状況です。「帯に短し襷に長し」ということわざがありますが、これにピッタリの表現です。
I can’t give up my dream to be a broadway musical star, but my father is getting old and I have to take care of him. I can’t leave him alone. I have a terrible dilemma.
(ブロードウェイのミュージカルスターになる夢をあきらめられないんだけど、父が年老いて世話をしなきゃならないんだ。置き去りにできないし。本当に板挟みだよ。)
We have strayed into dangerous place.
危険な森に迷い込んだ。
道に迷って一晩野宿する…そんなマンガのようなシチュエーション、あまり経験することがないかも。「山や道や森で迷い子になる」をズバリ英訳するとstrayですが、そのまま形容詞としても使えますし、比喩的にも「悩む・迷う」という意味で使えます。
I fed a strayed cat yesterday.
(昨日野良猫に餌をあげたよ。)
She looks like *a stray sheep.
(彼女はまるで迷える子羊だ。)
*羊は元来迷いやすい動物。100匹のうち1匹が迷っていなくなっても、たった1匹の魂でさえ大切にしなくてはならないという聖書からの引用。
選択や結論で迷った時に使いたい英語フレーズ7選!
「二つに一つ」、「勝つか負けるか」、「白か黒か」…色々な選択の表現がありますが、結論を出さずにうやむやなままで良い時もあれば、究極の選択を迫られる時もあります。
人生の分かれ道に直面したら、苦しい方を選びますか?楽な方を選びますか、それとも結論を眠らせますか?
I am unable to make a decision.
決めかねています。
「結論を下す」という英語はmake a decisionです。様々な選択肢の中から一つを選び取れない時のフレーズです。I can’t decide.やI can’t chooseと言っても同じことですが、make a decisionを使うと洗練された表現になります。
The prime minister was unable to make a decision over the military law amendment.
(軍事法の改正について首相は決断を下せなかった。)
I’m torn between this and that.
これとあれのどちらかを選べません。
tearは「~を引き裂く」という意味の英語でtornは過去分詞。ここでは「引き裂かれた」と訳します。両腕を両者に引っ張られて、どっちつかずで迷う状態、それがまさにtornです。Between A and Bは必須イディオムで、皆さんご存知「AとBの両方」ですね。
I’m torn between going and not going to an election.
(選挙に行くべきか行かざるべきか。)
I am in two minds about both of you.
両者一理あります。
双方共に理に適っている時、どちらが正しいのか判断を迷うことがあります。正と正でぶつかる二人…例えば一日中仕事で疲労困憊の父親と育児でぐったりの母親とが夜に口論になったとします。「俺だってくたくたなんだ」、「私だってトイレに行く暇すらない…」こんな時仲裁するにはもってこいの英語表現ですね!
As for the leaking of the rest room, I am in two minds about both of you and the contractors. I hope you can get reconciled.
(トイレの水漏れに関しては、あなたにも業者側にも一理あります。和解出来れば良いのですが。)
I can’t decide which to choose.
どちらにしようかな。
双方が優れたもの・好みの物で、選ぶのが難しい…これこそまさに「迷う」時ですね。このフレーズは何のひねりもなく直訳して、「どちらを選ぶべきか決めることができない」ですから、シンプルで使い易いです。口語表現でよく出てきます。
The race on this wedding dress is so gorgeous, but that one has a luxurious stitch on the collarbone line. Oh, I can’t decide which to choose!
(このウエディングドレスは美しいけど、あれは鎖骨のラインの縫い目が豪華だわ。ああ、どちらにしようかしら!)
You are so irresolute.
あなたって優柔不断ね。
「優柔不断」…なかなかすぐに英訳できる四文字熟語ではありませんね。ズバリ一言で英語で表すならirresoluteです。レストランのメニューを見ながら注文に迷う男性、買う服をなかなか決められない女性…イライラしながらこう言っちゃいそうですね。
He was irresolute on getting married, or being single.
(彼は結婚するか独身でいるかどっちつかずでいる。)
You have to make up your mind.
決断の時だよ。
これ以上悩むのはだめだ、決断して前に進みなさい。そう誰かに言いたい時にぴったりのフレーズです。引きずって無駄にしている時間はない、時は金なり!そんな喝を入れるための一言でもあります。
You are not so young anymore. You must make up your mind to keep up the hard work on passing a bar exam, or to give it up.
(君はもう若くはないのだ。弁護士試験に受かるための努力を続けるか、あきらめるのか決断しなくてはならない。)
We should not vacillate in our lives.
人生で二の足を踏んではならない。
最後にとびっきり難しい英語を紹介します。「気迷いする・二の足を踏む」という意味のvacillateです。この単語をご存じな方は相当な英語通ではないでしょうか?迷い、惑い、憂うのが人間でも、限られた時間を有意義に使わなくては人生損しますね。
The chairman is vacillating between two opinions.
(議長は二つの意見のどちらを採択するか決めかねている。)
おわりに
今回は、「迷う」に関する英語表現をたくさんご紹介しました。へえ~こんな表現もあるんだ・・・と参考にしていただければ嬉しく思います。
戸惑い、躊躇、ジレンマ・・・いろんな迷いを感じたら是非一度使ってみてくださいね。