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「ケチ」は英語で?財布の紐がかたい人を表す基本&スラング表現10選!

 

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お金の使い方は人それぞれ。無駄を省いて節約することはとても大事ですよね。ただちょっと行き過ぎてしまうと、人から「けちくさい」と言われてしまうかも。

さて、こんなお金を出し惜しむ人のことを、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?

今回は「ケチ」の英語フレーズを、口語表現も混じえてご紹介します!



基本編

まずは、財布の紐がかたい人を表す基本の英語表現を見ていきましょう!

Don’t be so stingy.

そんなにケチケチしないで。

“stingy”は「けちくさい」「みみっちい」という意味の形容詞です。「倹約家」のようなポジティブなニュアンスはなく、ネガティブな意味で使われます。

「スティンジー」と発音してくださいね。

A: That’s a waste of money.
(そんなのお金の無駄だよ。)
B: Don’t be so stingy.
(そんなにケチケチしないで。)

She’s really tight with money.

彼女は本当に財布の紐がかたい。

“tight with money”で「財布の紐がかたい」という意味のイディオムになります。

“tight”には元々「きつく結んだ」「かたい」という意味がありますので、まさに「財布の紐がかたい」という日本語の表現と似ていておもしろいですね。

A: She’s really tight with money.
(彼女は本当に財布の紐がかたいね。)
B: She said she rarely spends money on clothes.
(服には滅多にお金をかけないって彼女が言っていたよ。)

He’s mean with money.

彼はケチだ。

様々な意味を持つ“mean”ですが、実は「けちくさい」という意味も持っています。

“mean”のみでも通じますが色々な意味合いのある単語ですので、「お金に汚い」という意味が伝わりやすいように“mean with money”と言うといいでしょう。

A: He’s mean with money.
(彼はケチだ。)
B: I know. There’s no point buying poor quality products. They break easily, so it’s a false economy.
(そうだよね。品質が悪い製品を買っても意味がないのに。簡単に壊れるから、経済的じゃないよ。)

He’s a miser.

彼はお金に汚い人だ。

“miser”は「けちん坊」「お金に汚い人」という意味の名詞です。

「マイザー」と発音してくださいね。

A: He’s a miser. He’s mooching off of us, isn’t he?
(彼はお金に汚い人だ。私たちにたかってるよね?)
B: Yeah. I couldn’t agree with you more.
(うん。全くそのとおりだね。)

Let’s not scrimp on food.

食費は切り詰めないようにしよう。

“scrimp”は「切り詰める」「倹約する」という意味の動詞です。”scrimp on~”で「~を切り詰める」と言うことができます。

「切り詰める」という日本語の持つニュアンスどおり、「節約する」というポジティブなニュアンスも持ち合わせている英語フレーズです。

A: Let’s not scrimp on food.
(食費は切り詰めないようにしよう。)
B: Yeah. A balanced diet is important. There’re many other ways to save money.
(うん。バランスのとれた食事は大事だよね。お金を節約する方法は他にもたくさんあるし。)


スラング編

次に、お金を出し惜しむ人を表す英語の口語表現をご紹介します!

He’s so cheap.

彼って本当にケチ。

「安い」という意味でよく知られる”cheap”には「ケチ」という意味があります。

日常会話でよく使われる英語の口語表現ですので、覚えておいてくださいね。

A: He’s so cheap. He always wants to split the bill.
(彼って本当にケチ。いつも割り勘にしたがるんだよ。)
B: Well, he just doesn’t like to spend money.
(まあ、ただお金を使うのが嫌いなんだよ。)

What a cheapskate!

なんてケチなやつだ!

“cheapskate”は「けちん坊」を意味する英語の口語表現です。

例文の”what a/an 名詞!”は「なんて~なんだ」という意味で、感情を強調する感嘆文と呼ばれる文章になっています。あわせて覚えてくださいね。

A: I’m tired of him asking me to turn off the heating. He makes me feel guilty for what I do.
(彼が暖房を消せってうるさくてうんざりしているの。彼のせいで私がすることはみんな後ろめたく思っちゃう。)
B: What a cheapskate! You should stay away from him.
(なんてケチなやつだ!彼とは距離を置いたほうがいいよ。)

He’s such a tightwad.

彼はなんてケチなやつなんだ。

“tightwad”も「けちん坊」を表す名詞です。

“such”を使うと、「なんて~だ」「とても~だ」と後に続く名詞の内容を強調することができます。

A: Then he was like, “That’s just throwing money down the drain”.
(それで彼ね、「金をどぶに捨てるようなもんだ」って言ったんだよ。)
B: Wow, he’s such a tightwad.
(わー、なんてケチなやつなんだ。)

She’s really tightfisted.

彼女って本当にケチね。

“tightfisted”は「けちくさい」という意味の形容詞です。

“tight”は「かたい」、“fist”は「握りこぶし」「げんこつ」という意味ですので、お金をぎゅっとかたく握りしめているイメージで覚えてみてください。

A: She’s really tightfisted.
(彼女って本当にケチね。)
B: I think she’s just frugal.
(私は彼女のこと倹約家だと思うよ。)

He’s a real scrooge.

彼は本物のケチだよ。

“scrooge”は「けちん坊」「お金に汚い人」という意味の名詞です。

ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」と言うと、ピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。お金のことばかり考えている強欲な主人公の名前「スクルージ」が由来となっている英語の口語表現です。

A: He’s a real scrooge.
(彼は本物のケチだよ。)
B: Haha, I want to see him.
(あはは、会ってみたいなあ。)


おわりに

いかがでしたか?

今回は、お金を出し惜しみする「ケチ」な人を表す英語フレーズをご紹介しました。

人の性格や特徴を表すフレーズは、英語でも色々な言い回しがあっておもしろいですよね。

ぜひ楽しみながら覚えてください。

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