英語で「かゆい」は?気になるかゆみを表現するフレーズ8選!
「かゆすぎる!なんとかしてー!」
一度気になるとイライラしてしまう「かゆみ」。なかなか我慢できなくて困りますよね。しかも日本では夏の蚊にさされだけでなく、春・秋の花粉症、梅雨のダニ、冬の乾燥肌など、年中「かゆさ」と戦わなくてはいけません。
この「かゆみ」には様々な種類や度合いがあると思いますが、英語でどう表現するかご存知ですか?意外にすぐ出てこない人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなかゆい所に手が届くような便利フレーズ、「かゆみ」を伝える英語表現を紹介します!
“itch”を使った英語表現
My nose itches.
鼻がかゆい。
日常会話で「かゆみ」を英語で表す時は、”itch”が一番よく使われます。このフレーズの中では動詞として使われ、かゆい箇所が主語となるのがポイントです!
My nose itches so bad.
(鼻がものすごくかゆい。)
日本では「虫さされ」によるかゆみが多いかもしれません。
My bug bite itches like crazy every time I wear shoes.
(靴を履くたび、むちゃくちゃ虫さされがかゆい。)
ちなみにただの虫ではなく、蚊にさされた場合は英語で”mosquito bite“と言いますよ!また日本ではダニのケースが多いですが、欧米では寝具に潜みひどい被害を与えるトコジラミが有名です。それにさされた場合は”bedbug bite“と呼ばれますので、一緒に覚えておきましょう!
My eyes are itchy.
目がかゆい。
“itch”は形容詞型にして、”itchy”として使われることも多くあります。「かゆい」、「ムズムズする」という意味で、日常会話でよく耳にする英語表現ですね!
花粉症の季節はくしゃみだけではなく、目がかゆくなる人も多いですよね。
I hate this allergy season! My eyes are so itchy.
(このアレルギーシーズン大嫌い!目がすごくかゆいよ。)
“have”や”feel”を使って、このような言い換えも可能です。
I have itchy eyes this morning.
(今朝は目がかゆい。)
My eyes feel itchy.
(目にかゆみを感じる。)
かゆむ箇所だけでなく、かゆくさせる物を対象に”itchy”を使うこともできます!「腕がかゆい」、「服がかゆい」というように、日本語と似たような感覚で使うことができるのですね!物が対象の場合は「チクチクする」、「ムズムズする」というニュアンスで覚えておきましょう。
My Halloween costume is too itchy.
(私のハロウィンコスチュームかゆすぎる。)
ちなみに外国人の方が日本語を学ぶ際、「1」の読み方は”itchy”に似ているという覚え方で習うそうです。確かに音が似ているかもしれませんね!
I have an itch.
かゆみがある。
“itch”は名詞で使われると「かゆみ」、「むずかゆさ」という意味になります。
I have an itch on my back.
(背中にかゆみがある。)
ちなみに”itch”には「かゆみ」以外に「○○したくてたまらない」、「○○が欲しくてたまらない」とウズウズする意味もあります。かゆみが我慢できないように、欲求に対しても使われるのですね!
I have an itch to play a video game right after school.(学校が終わったらすぐにゲームがしたくてたまらない。)
I’m itching for an adventure.(冒険が欲しくてたまらない。)
“scratch”を使った英語表現
I can’t stop scratching it.
掻くのをやめられない。
“scratch”とは「引っ掻く」という意味の英語ですので、かゆい部分を掻く時に使われる表現です。「掻くのをやめられない」という英語フレーズを使えば、「かゆさが我慢できるものではない」=「かゆくて堪らない」という解釈をすることができますよ!
My leg won’t stop itching. I can’t stop scratching it.
(脚のかゆみがおさまらない。掻くのをやめられないよ。)
背中を掻いて欲しい時は、こうお願いしましょう。
Can you scratch my back? I can’t reach it!
(背中掻いてくれる?自分で届かないんだよ!)
It’s scratchy.
チクチクする。
“scratch”は形容詞の形にすると、「チクチクする」という英語の”scratchy”になります。風邪やアレルギーで喉がチクチクかゆい場合も、洋服のタグがチクチクしてかゆくなる場合にも使えて便利ですので、是非覚えておきましょう!
I can’t handle the itchy eyes and scratchy throat anymore…
(この目のかゆさとチクチクする喉にはこれ以上対応できないよ…。)
I like this new T-shirt, but the tag is so scratchy!
(この新しいTシャツ好きだけど、タグがすごいかゆいの!)
欧米の洋服はタグが特にゴワゴワしているような気がするので、「欧米人はタグをかゆく感じないのかな?」と思いがちですが、意外にも日本人と同じ悩みを持っているんですね…。タグの切り落とし方に失敗すると、余計にかゆくなりますので気をつけましょう!
“irritate“を使った英語表現
It irritates my skin.
肌をヒリヒリさせる。
「イライラさせる」という意味でよく知られている”irritate”ですが、実は「ヒリヒリさせる」という動詞でもあるんですよ!不快感や痛みを伴うかゆさの場合は、この英語がピッタリです。
This new face-wash irritates my skin.
(この新しい洗顔、私の肌をヒリヒリさせるの。)
My skin is irritated.
肌がヒリヒリする。
もちろん受動態の形にして使うこともできますよ!この場合「刺激された」、「ヒリヒリするような」という意味になります。
My skin gets irritated after shaving.
(剃った後は肌がヒリヒリになる。)
I have irritation.
炎症がある。
名詞の”irritation”になると「炎症」という訳になり、ただのかゆみではなく痛さが強調される英語表現になります。基本的に数えられる名詞とされているため、”a”の冠詞がつかないケースが多いですよ!
I have a little irritation in my right eye.
(右目に少し炎症がある。)
おわりに
どうでしたか?
「かゆーい!」と思った時にその気持ちを英語で表現できないとムズムズしてしまいますよね。虫さされや花粉症などで生じる通常のかゆみは”itch”や”itchy”等で表すのが一般的ですので、この英語はしっかりとおさえておきましょう!