「嫌味」の英語!さりげなく悪口を言いたい時のネイティブ表現17選!
イライラ&ムカムカするけど、ストレートな悪口は気が引ける…でも気が済まないから、さりげなく悪口を言ってやりたい!そんなシチュエーションってありませんか?
今回はそんな時にピッタリな「嫌味の英語フレーズ」をご紹介!よく考えると嫌な感じな英語をまとめてみました。教科書では学べないネイティブの表現方法を学んでいきましょう!
あえて感謝をする
本当はすごく迷惑だったり大失敗なのに、あえてそれに対して「やってくれてありがとう!」と言うと、非常に嫌味な印象になりますよね。皮肉を言いたい時に効果的な方法なので、是非やってみてください!
Thanks a lot!
本当にありがとう!
実際は迷惑しているのに”a lot”をつけて「本当に感謝している」と伝えることで、とっても嫌味な返し方をすることができます。特に”a lot”の部分を強調して言えば、よりいやーな感じに!
A: Alex, I cleaned your room while you were away.
(アレックス、今日あなたが居ない間に部屋を掃除しといたわ。)
B: Mom…THANKS A LOT! Don’t ever come into my room.
(お母さん…本当にありがとう!二度と部屋に入ってこないで。)
Thank you for your help!
手伝ってくれてありがとう!
余計なお世話というやつで、逆に手伝ってくれたことで悲惨な結果になることってありますよね。結果的に最悪だったことをしっかりと認めつつ、あえて「手伝ってくれてありがとう!」と言うことで、非常に嫌味な発言をすることができますよ!
A: Sorry, I didn’t mean to break it. I was just trying to help you!
(ごめん、壊すつもりじゃなかったんだ。ただ君を手伝おうと思って!)
B: Well, thank you for your help! That was fantastic!
(そうね、手伝ってくれてありがとう!素晴らしかったわ!)
Thanks for nothing!
何にも感謝してません!
“Thanks for ○○”で始めているので、一瞬何かに感謝しているように聞こえるこの英語表現。しかし感謝の対象は”nothing”で「何もない」ということですから、結果的には何にも感謝をしていないという意味になります。
やって欲しいと思ったことをやってくれなかった時や、全く手伝おうとしていない時に使える嫌味なフレーズです。役立たずな相手にピッタリ!
You were supposed to bring me food! Thanks for nothing!
(私に食べ物を持ってきてくれる約束だったでしょ!何にも感謝できないわ!)
Thank you for making my life just perfect!
私の人生を完璧にしてくれてありがとう!
最悪な結果を引き起こされた時は、この英語フレーズを使って嫌味を言いましょう。本来であればうまくいって素晴らしい人生になるはずなのに、それを妨害してくれたことに感謝をするという、何とも皮肉な表現です。
人生とはいうものの、そんな壮大なイベントだけに使わなくても大丈夫。日常のちょっとした失敗に対しても使える英語フレーズですよ!
Are you kidding me!? Thank you for making my life just perfect!
(冗談だろ!?俺の人生を完璧にしてくれてありがとう!)
Thank you for being so condescending.
とっても見下してくれてありがとう。
やたらと説教をしてきたり、ライフレッスンを教えてくれようとする人っていますよね。偉そうなことを言われてイライラした時は、この英語フレーズを使って嫌味をいってやりましょう。
“condescending”は「恩着せがましい」や「見下ろすような」という意味の英語。上から目線で指摘をしてきたり、教えてこようとする人にピッタリの言葉ですね!
Thank you in advance.
前もって礼を言います。
日本人は「宜しくお願いします」という意味でこの英語フレーズを使いたがりますが、実はこれは嫌味な表現なので要注意!特に上司が部下に使った場合は、非常に上から目線な言い方になります。
英語圏でコレを使う時は、大体相手がしたくないことや大変なことを押し付ける時。相手の許可を得る前に「やってくれるよね、ありがとう」と言っているようなものなのです。
感謝の言葉は必ずその場や後で言うもの!前もって感謝しておくのは、実に嫌な感じであることを覚えておきましょう!
You’re welcome.
どういたしまして。
感謝の反対ではありますが、相手の反応を待つ前に”You’re welcome.”(どういたしまして。)と言うのも、嫌味な感じがして面白いですよね。
「こんなことやっといてあげたよ」、「私は感謝されるべき」、「私はなんて優しいんだろう」という態度で、相手が何も言う前に”You’re welcome.”と発言するのがポイント!
A: I ate your ice cream for you so that you won’t get any fatter than that. You’re welcome.
(あなたがそれ以上太らないように、あなたのアイスクリーム食べといてあげたよ。どういたしまして。)
B: ….
(…。)
嘘っぽく褒める
本当は真逆のことを思っているのに、あえて相手を褒めることで嫌味を言う方法もありますよね。そんな英語の皮肉フレーズをこちらで紹介します!
That’s very funny.
とっても面白いね。
相手が滑ったジョークを言った時や、事態が全くもって笑えない時に使いたいのがこの英語フレーズ。むしろ本当に面白い時は”That’s very funny.”とは言わないものなんですよね…。
もしくは乾いた感じでコレを言うのも嫌味っぽくていいですね。
HA HA HA HA HA, very funny.(ハハハハハ、とっても面白いね。)
It’s so nice of you.
あなたってとっても優しいのね。
いじわるなことをされたり、迷惑なことをされた場合に、あえてこの英語フレーズを使って褒めてみましょう。嫌味ったらしくて素敵です!
You really like ○○.
本当に○○のことが好きなんだね。
実際のところは大嫌いのものや人に対して、逆に「すごい好きなんだねー」と発言することで嫌味度が倍増!
A: I don’t wanna inhale the air she just exhaled.
(彼女が吐き出した空気を吸いたくないね。)
B: Wow, you really like her!
(わお、彼女のことが本当に好きなんだね!)
That’s great.
素晴らしいね。
本心では素晴らしいと思っていなくても、嘘っぽく「いいね!」と反応することで、わざと嫌味な印象を出すことができますよ。オーバーな感じで発音するのがポイント!
レベルの低さを強調する
相手を遠回しに小馬鹿にするような発言をして嫌味な印象を与えたいなら、この英語フレーズがオススメ!相手の知性の低さを強調する表現ですよ。
As you know, ○○.
君も既に知っている通り、○○。
情報や知識を披露する前にこの英語表現をつけると、「もう君も当然知っていると思うけど」という嫌な印象を与えることができます。難しい話題やきっと相手が知らないようなことを言う時に使うと、嫌味な感じに仕上がりますね。
Looks like I overestimated the number of your brain cells.
君の脳細胞の数を多く数え過ぎてたみたいだ。
自分の話を理解してもらえなかったり、相手が話についてこれなかった時は、この英語フレーズを言ってみるとかなり感じの悪い印象を出すことができますよ!
「君は賢いと思ってたけど、予想以上に脳が遅れているようだね、気づかなくてゴメン」という意地悪な英語表現になります。
Maybe it’s in your genes.
多分遺伝子レベルでそうなんだろうね。
相手が「どうして私はこれができないんだろう?」といった弱気発言をしていたら、すかさずこの嫌味な英語を言ってみましょう。「君ができないのは遺伝子にそう書いてあるからだよ」という内容を伝えることができます!
A: Why can’t I do this?
(どうしてこれができないんだろう?)
B: Maybe it’s in your genes.
(多分遺伝子レベルでそうなってるんじゃない?)
With your IQ, I don’t think you can understand.
君のIQだと、これは理解できないと思うよ。
相手の知性を真っ正面から否定するなら、この英語フレーズがオススメ。「君の思考レベルじゃ理解できないよ」と気を遣っている感じがいやらしいですね。
Are you okay?
大丈夫?
本来であれば相手を気にかけるフレーズですが、シチュエーションやトーンによってはかなり嫌味な印象に。体調もそうですが、精神状態や頭の状態を心配する時に使われます。
あたかも正常でないような扱いをすることで、時に相手を蔑むことができる表現です。
また”Are you okay?”を何度も繰り返して聞くと、馬鹿にしていると勘違いされることも。どのみち使い方には注意したい英語表現なんですね!
Does that make sense to you?
これって理解できる?
“make sense”は「意味をなす」、「うなずける」といった意味の英語。これを相手に聞くことで、「今私が言ったこと理解できる?」と確認することができます。
「私は理解できるけど、あなたは?」という印象があるので、聞き方によっては嫌味な印象になりますよね!
おわりに
いかがでしたか?
一瞬悪口には思えなくても、よく考えるといやらしいタイプの発言って色々ありますよね。どうしても相手に嫌味を言いたい時は、今回紹介した英語フレーズを是非使ってみてくださいね!
ただし嫌味の使い過ぎには注意ですよ!人間関係は平和が一番。