「選ぶ」は英語で?人に選んでもらう時&選択する時の表現9選!
「好きなものを選んで」
「これにしよう」
日々の生活は選択の連続。私たちは日常生活のなかで、色々なものを選んで決めています。では、この「選ぶ」という表現、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は、相手に「選んで」と頼む時や、「これにする」と自分で選ぶ時の英語フレーズをご紹介したいと思います!
選んでもらう時
まずは、人に「選んで」と頼む時の英語フレーズを見ていきましょう!
You can choose whatever you want.
何でも好きなものを選んでいいからね。
“choose”は「選ぶ」という意味の代表的な動詞です。
どれがいいかちゃんと考えて選ぶ時に使えます。
A: You can choose whatever you want.
(何でも好きなものを選んでいいからね。)
B: Really? But I can’t decide only one.
(本当?でも1つだけなんて決められないよ。)
You have to make a choice between these two options.
この2つの選択肢から選ばないといけないよ。
“make a choice”は「選ぶ」という意味の英語表現です。動詞“choose”の名詞が”choice”=「選択」ですので、「選択をする」というフレーズになります。
“option”は「選択肢」という意味です。日本語でも「オプション」と言いますので覚えやすいですね。
A: You have to make a choice between these two options.
(この2つの選択肢から選ばないといけないよ。)
B: Hmm, I can’t decide which to choose.
(うーん、どちらを選んだらいいか決められないや。)
Please pick a card.
カードを1枚選んでください。
“pick”には「選ぶ」「選び取る」という意味があります。
特に、比較的軽い決断をする時やあまり深く考えずに直感で選ぶような時にぴったりの表現です。
A: Please pick a card.
(カードを1枚選んでください。)
B: Is it okay to place the card face up?
(表を上にして置いても大丈夫ですか?)
Take your pick.
どれか選んで。
“Take your pick.”は、相手に対して「どれか自分で選んで!」という英語の決まり文句です。
ここでの“pick”は「選り抜いたもの」という名詞として使われています。そのまま覚えてしまいましょう。
A: Which do you want? Take your pick.
(どれがほしい?どれか選んで。)
B: Hmm, everything looks so good.
(うーん、全部よく見えるよ。)
“pick”を“choice”に置き換えても同じ意味のフレーズになります!
Take your choice.(どれか選んで。)
選ぶ時
次は、自分で選ぶ時の英語フレーズをご紹介します!
If given a choice, I’ll take coffee.
もし選べるのなら、コーヒーにします。
「取る」という意味でよく知られる”take”ですが、ここでは「選ぶ」「それにする」という意味で使われています。例えば、レストランで注文する時などにも大活躍するフレーズです。
例文の“if given a choice”は「もし選べるのなら」「選択の余地があるのなら」という英語フレーズで、使い勝手がいいのであわせて覚えてくださいね。
A: What would you like to drink?
(飲み物は何がいいですか?)
B: If given a choice, I’ll take coffee.
(もし選べるのなら、コーヒーにします。)
I prefer quality to quantity.
量よりも質を選ぶよ。
“prefer A to B”で「BよりもAを好む」という英語フレーズになります。
ですので、2つの選択肢を比べて、どちらがよりいいか、より重視するか伝えることができる表現です。
A: I prefer quality to quantity.
(量よりも質を選ぶよ。)
B: For me, quality is more important. As you know, I eat a lot.
(私にとっては、量のほうがもっと重要。ご存知のとおり、よく食べるからね。)
We’ve selected 5 candidates for further consideration.
次のプロセスに進む候補者を5人選びました。
“select”は「選ぶ」「選抜する」という意味の動詞です。
最も良いものを慎重に選び抜くニュアンスがあります。また、選択肢が2つしかないような場合ではなく、たくさんある時に使ってくださいね。
A: We’ve selected 5 candidates for further consideration.
(次のプロセスに進む候補者を5人選びました。)
B: OK. Let’s meet those people face-to-face.
(わかりました。その人たちと直接会ってみましょう。)
We elected him as our leader.
私たちはリーダーとして彼を選びました。
“elect”は「選ぶ」「選出する」という意味の動詞です。例文は”elect +人+ as ~”で「人を~として選ぶ」という表現になっています。
選挙などで、代表者や役職者を選出する場合に使われる表現です。
A: We elected him as our leader.
(私たちはリーダーとして彼を選びました。)
B: I’m sure he’s the right person.
(私も彼が適任だと確信しています。)
After graduating the university she opted for a career in finance.
大学を卒業して彼女は金融の道を選んだ。
“opt for ~”は「~を選ぶ」「選択する」という意味の英語フレーズです。
将来の進路や未来のことなど、自分自身のことをこれからどうするか自分で決めるシチュエーションで使われる印象があります。「選択肢」という意味でご紹介した名詞”option”の動詞が”opt”です。
A: Do you know what she’s doing now? I haven’t seen her for a while.
(彼女が今何やっているか知ってる?しばらく会ってないんだよね。)
B: I don’t know much, but after graduating the university she opted for a career in finance.
(そんなに知らないけど、大学を卒業して彼女は金融の道を選んだよ。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「選ぶ」の英語フレーズをご紹介しました。
選択肢の数や選択する際の真剣さの度合いなど、表現によって、微妙なニュアンスの違いがあることをわかっていただけたと思います。
ぜひ、それぞれのシチュエーションにぴったりの表現を使い分けてみてくださいね。