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「任せる」は英語で?「君次第」「頼んだ!」と託す時の表現12選

 

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何かを決めたり判断したりする時に、相手に任せてリードしてもらいたいことってありますよね。

「君次第」「頼んだ!」と託す時の英語表現ですが、実はフレーズによって、相手に与える印象や使えるシチュエーションが違うんです。

今回は、相手に「任せる」時に使える英語フレーズを、シチュエーションやニュアンスの違い別にご紹介します!



基本の「任せる」

まずは、様々なシチュエーションで使える基本的な英語のフレーズを見ていきましょう。

It’s up to you.

任せるよ。

「それは君次第だよ」という意味になります。「それは」にあたる”It”は、相手に決めてほしい内容を指しています。

A: What time shall we meet?
(何時に会おうか?)
B: It’s up to you.
(任せるよ。)

“It’s”を省略してカジュアルに使いこなしたい場合はコチラ!
Up to you. (任せるよ。)

I’ll leave it to you.

あなたにお任せします。

ここで使われている動詞の“leave”は、誰かに「託す」、「委ねる」という意味を持っています。日常会話でも少しかしこまったビジネスシーンでも使うことのできる英語フレーズです。

A: We need to persuade him.
(彼のこと説得する必要があるね。)
B:  I’ll leave it to you.
(あなたにお任せします。)

“to you”の部分を変えて、こんな英語表現も!
I’ll leave it to your imagination. (あなたの想像にお任せします。)

You decide.

決めて。

この表現は、相手が親しい間柄の時に使われるフレーズです。命令形の文章なので、言い方によっては、ぶっきらぼうで攻撃的な印象を与えてしまうかもしれません。

表情をにこやかに、言い方に気を付けて使ってみてください。

A: What do you want for lunch?
(ランチ何食べたい?)
B: You decide.
(決めて。)

The choice is yours.

決めるのは君だよ。

直訳すると「選択は君のものだ」=「決めるのは君だよ」となります。シチュエーションによっては、あまりよくない選択となるとしても、結局決めるのは君自身だからしっかりしてね、というニュアンスが伝わる英語フレーズでもあります。

A: Should I quit my job? What do you think?
(仕事辞めるべきかな?どう思う?)
B: The choice is yours.
(決めるのは君だよ。)

It’s your pick.

好きなのを選んで。

ここでの“pick”は、「選り抜いたもの」という意味を持つ名詞として使われています。相手に自由に選んでほしいことを伝えるのにぴったりの英語表現です。

A: Wow, there’re lots of ice cream flavors.
(わぁ、アイスクリームのフレーバーがたくさんある。)
B: It’s your pick.
(好きなのを選んで。)

Be my guest.

好きにしてね。

直訳すると「私のお客さんになってください」=「どうぞご自由に」、「好きにしてね」という意味になります。ホームパーティーなど、相手をもてなしている状況で使ってみてくださいね。

A: Did you cook all this? Everything looks so good. Can I eat this and that too?
(これ全部作ったの?全部美味しそうで選べないや。これとあれも食べて良い?)
B: Be my guest.
(好きにしてね。)


相手の決断を尊重する丁寧な「任せる」

次は、相手の決断を尊重していることが伝わる丁寧な英語フレーズを見ていきましょう。

I appreciate your decision.

ご決断を支持します。

この動詞“appreciate”は、「よさがわかる」、「高く評価し支持する」という意味で使われています。

直訳すると「あなたの決断を支持します」という意味になるので、たとえどんな決断であっても相手を尊重する姿勢が伝わり、決断を委ねられた相手に心強いと感じてもらえるフレーズです。

A: I’m thinking of starting a business with the company. What do you think?
(その会社と取引を始めようと思っているんだけど、どう思う?)
B: I appreciate your decision.
(ご決断を支持します。)

I trust you.

任せるよ。

直訳では「あなたを信じています」なので、信じているから託すよ、というニュアンスを伝えることのできるフレーズです。信頼関係を築きたい相手に使ってみてください。

任された相手は頼りにされていると感じ、きっとやる気と責任感が生まれるはずです。

A: Could you approve my proposal?
(提案を承認していただけますか?)
B: Yes, I trust you.
(うん、任せるよ。)


少し突き放した「任せる」

ここでは、責任を押し付ける感じや無関心な感じを与える可能性のある、注意して使いたい英語フレーズをご紹介します。

It depends on you.

君次第だよ。

“depend”は、「〜次第だ」、「~による」という意味を持つ動詞です。全ては相手の状況や決断にかかっている、というニュアンスを伝えるフレーズです。

A: How much longer do we need to finish this?
(これを終わらすのにあとどれくらい時間がかかるでしょうか?)
B: It depends on you.
(君次第だよ。)

Do what you like.

好きにすれば。

この”what”は関係代名詞で、”what you like”で「あなたが好きなこと」という意味になり、直訳すると「あなたが好きなことをしなさい」となります。

命令形の文章なので、親しい間柄であることを前提に使いましょう。

A: My ex wants to meet me, should I go for it or not?
(元彼が会いたがってるんだけど、会うべきかな、やめるべきかな?)
B: Do what you like.
(好きにすれば。)

It’s on you.

任せたよ。

“on you”で「あなたの責任だ」、「あなたの負うべき負担だ」という意味があります。特に、金銭面での負担を表すシチュエーションでよく使われる英語の表現です。

A: Who pays for that?
(そのお金は誰が払うの?)
B: It’s on you.
(任せたよ。)

It’s now your responsibility.

任せるよ。

“responsibility”は「責任」という意味の名詞で、直訳すると「それは今やあなたの責任です」となります。上司が部下に対して、自分の裁量で責任を持ってやってみて、と伝えたい場合にぴったりな英語フレーズです。

しかし言い方によっては突き放した印象を与えてしまうので、君に期待しているんだよ、ということを感じさせながら使ってみてくださいね。

A: Who should we call to the next meeting?
(次回の会議は誰を招集しましょうか?)
B: It’s now your responsibility.
(任せるよ。)

おわりに

いかがでしたか?

今回は「任せる」と伝えたい時の英語表現をご紹介しました!

相手に頼ったり委ねたりするのは、信頼しているからこそできることですが、言い方によっては責任を押し付けるように聞こえてしまうこともあります。

どのフレーズも表情や言い方に気を付けながら、ぜひ使い分けてみてくださいね!

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