「からい」は英語で?ピリッと舌を刺激する色々な味覚フレーズ11選!
唐辛子、わさび、胡椒など「からい」の種類にも色々ありますよね。また、激辛から少しからいものまで、からさの程度も様々です。
では、このような「からい」の色々な表現を英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回は「からい」の英語フレーズをご紹介します!
唐辛子などの刺激的なからさ
まずは、ピリッと刺激的な唐辛子に代表されるからさの英語フレーズを見ていきましょう!
Are you okay with spicy food?
からい食べ物は大丈夫ですか?
唐辛子などのピリッとするからさを表す代表的な言葉が“spicy”です。
”spice”=「スパイス」が元になっているように、ピリッとスパイスがよくきいている時に使えます。ですので、シナモンやクローブなど唐辛子以外のスパイスがきいている時にも使える表現です。
日本語でも「スパイシー」と言いますから覚えやすいですね。
A: Are you okay with spicy food?
(からい食べ物は大丈夫ですか?)
B: Yes. Actually, I love spicy food.
(はい。実はからい食べ物大好きなんです。)
I’m craving hot and spicy food.
からくてスパイシーなものが無性に食べたい。
「熱い」という意味でよく知られる“hot”は、刺激的なからさを表す場合にも使えます。
“hot”だけで「からい」という意味があるのですが、ご紹介した”spicy”と相性がよく、”hot and spicy”=「からくてスパイシー」のセットで使われることも多いです。
“crave~”は「~に飢えている」という意味の動詞で、「無性に食べたい」と言いたい時にぴったりの口語表現ですので、ぜひあわせて覚えてください。
A: I’m craving hot and spicy food.
(からくてスパイシーなものが無性に食べたい。)
B: There’s a good Korean restaurant. Do you want to go there?
(美味しい韓国料理屋があるよ。そこ行ってみる?)
Who wants to eat some fiery chili chicken?
激辛チリチキン食べたい人~?
“fiery”には「ひりひりからい」「激辛の」という意味があります。
“fire”=「火」から派生した言葉ですので、舌を焼くような激辛のものを表す時にぴったりの英語表現です。
A: Who wants to eat some fiery chili chicken?
(激辛チリチキン食べたい人~?)
B: I want it!
(ほしい~!)
Could you make it medium-hot please?
少しからくしていただけますか?
“medium-hot”は「少しからい」の英語表現です。
“medium”には「中くらいの」「中間の」という意味がありますので、「からい」という意味でご紹介した”hot”とあわせて「中くらいのからさで」となります。
A: Could you make it medium-hot please?
(少しからくしていただけますか?)
B: Certainly.
(かしこまりました。)
This piquant sauce goes well with steak.
このピリ辛ソースはステーキによく合うよ。
“piquant”は「ぴりっとからい」という意味の形容詞です。
食べだすと止まらない食欲をそそるからさを表すことができます。
A: This piquant sauce goes well with steak.
(このピリ辛ソースはステーキによく合うよ。)
B: I want to try it.
(それ食べてみたい。)
I like this tangy tartar sauce.
このピリ辛タルタルソース好きだな。
“tangy”は「ピリッとする」という意味の形容詞です。「タンギー」と発音してくださいね。
特に柑橘類などの酸味を伴う辛味を表せるので、エスニック料理にぴったりの英語表現です。
「パンチのある」味に出会った時は使ってみてください。
A: I like this tangy tartar sauce.
(このピリ辛タルタルソース好きだな。)
B: I’m glad you like it.
(気に入ってもらえて嬉しいな。)
色々なからさ
次は、わさびが鼻に抜ける時のからさや、その他の色々なからさを表す英語フレーズを見ていきましょう!
Wasabi burns my nose.
わさびがからくて鼻がツーンとする。
“burn one’s nose”は、鼻がツーンとするのを表すのにぴったりの英語表現です。直訳すると「(誰々の)鼻が燃える」となります。
わさびを入れすぎて鼻がツーンとするあの感覚を表す時は、この英語フレーズが伝わりやすいと思いますので、ぜひ使ってみてください。
A: Hey, you have teary eyes. What’s wrong?
(ちょっと、目が涙目だよ。どうしたの?)
B: Phew, wasabi burns my nose.
(ふー、わさびがからくて鼻がツーンとする。)
This salami is peppery.
このサラミは胡椒がきいていてからい。
“peppery”は「胡椒がきいている」という意味の形容詞です。
胡椒は”pepper”から派生した言葉ですので、覚えやすいですよね。
A: This salami is peppery.
(このサラミは胡椒がきいていてからい。)
B: Yeah, this is good with beer.
(うん、ビールにあうね。)
I prefer dry wines.
辛口のワインのほうが好きです。
「乾いた」という意味で知られている”dry”には、お酒が「辛口の」という意味があります。
ワインや日本酒、ビールなど色々なお酒に使えますので、辛口がお好きな方はぜひ覚えてくださいね。
A: Do you like sweet wine?
(甘口のワインは好きですか?)
B: Actually, I prefer dry wines.
(実は、辛口のワインのほうが好きです。)
This soup is salty.
このスープは塩からいね。
“salty”は「塩からい」という意味の形容詞です。
「塩」という意味の“salt”から派生した言葉のとおり、塩分が強いことを表します。
A: This soup is salty.
(このスープは塩からいね。)
B: Really? It’s just right for me.
(本当?僕にはちょうどいいよ。)
I like sweet and spicy chicken.
甘辛チキンが好きなの。
「からい」という意味でご紹介した”spicy”と「甘い」という意味の“sweet”をあわせれば、「甘からい」を表現できます。
甘からい照り焼きのような味は、アジア料理をイメージする代表的な味付けとして海外でも非常に人気です。
A: What do you want to eat?
(何食べたい?)
B: Can I order this? I like sweet and spicy chicken.
(これ頼んでもいい?甘辛チキンが好きなの。)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「からい」の英語フレーズをご紹介しました!
美味しいものを一緒に食べて幸せに感じるのは万国共通ですよね。食事の際に使えるフレーズも増やして、ぜひ実際に使ってみてください。