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「控えめ」は英語で?謙虚な人/量が少なめを伝えるフレーズ10選!

 

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相手と話していて「謙虚だなあ。」と思った時、レストランで「辛さを抑えめにしてほしい。」と伝えたい時、日本語ではどちらも「控えめ」を使いますよね。

では、英語でどのように言ったらよいのでしょう?

今回は2つのシチュエーションに分けて、「控えめ」の英語フレーズをご紹介します!



性格・態度が控えめ

まずは謙虚、遠慮がち、慎ましやかなど、性格や態度に対して使えるフレーズを見ていきましょう。

You’re modest.

控えめだね。

“modest”は英語で「控えめ」「謙虚な」「慎み深い」という意味です。

褒め言葉なので、良い意味で「控えめだね。」と言いたい時に、ぜひ使ってみてください。プライベートだけでなく、ビジネスでも使えますよ。

A: You’re modest.
(控えめだね。)
B: I just don’t like to stand out.
(目立つのが好きじゃないだけだよ。)

「控えめすぎるよ!」「謙虚すぎる!」と言いたい時は、「○○すぎる」の意味の”too”をつけます。

You’re too modest!(控えめすぎるよ!)

You’re a modest person

控えめな人だ!

先ほどと同じ“modest”を使った別の表現です。

英語で「人」を意味する“person”を付け加えることで、「控えめな人だ!」と強調することができますよ。

A: Thank you so much for your help!
(手伝ってくれて本当にありがとう!)
B: It’s nothing. I just had plenty of time!
(どうってことないよ。時間がたくさんあっただけだよ!)
A: You’re a modest person!
(控えめな人だ!)

He’s humble.

彼は謙虚だ。

“humble”は「謙虚な」「つつましやかな」という意味です。

“modest”と似ていますが、“humble”には卑屈さを含むこともあります。注意して使ってくださいね。

A: He says he doesn’t want anything in return.
(彼、お返しはいらないって言ってるよ。)
B: He’s humble.
(彼は謙虚だ。)

“humble”を使って「謙遜しすぎないで。」と言いたい時は次のように言いましょう。

Don’t be so humble. (謙遜しすぎないで。) 

He’s shy.

彼シャイだね。

“shy”は「恥ずかしがりの」「内気な」「人見知りする」という意味。

「恥ずかしがり」は「無口」「おとなしい」と同義語なので、“shy”を使って「控えめだね。」と言うことができます。

ただしネガティブな意味合いなので、使う相手に気をつけてくださいね。

A: How is the new member?
(新人さんはどんな感じ?)
B: He’s shy. I wish he were more active.
(彼シャイだね。もう少し積極的だといいんだけど。)

She’s reserved.

彼女控えめだなあ。

“reserved”は人の性格や態度に対して使われると、「人や態度が控えめ」「遠慮がち」という意味になります。

「消極的」「心を開かない」という意味合いが強い単語なので、ネガティブなニュアンスになるので気をつけましょう。

A: I’ve never seen Mary laughing aloud.
(メアリーが大笑いしてるの見たことないよ。)
B: She’s reserved.
(彼女控えめだなあ。)

She’s always quiet.

彼女はいつも静かだね。

“quiet”は「静かな」「平穏な」という意味の他にも、「控えめな」「おとなしい」も表します。

「いつも」という意味の英語、“always”を加えて強調したフレーズです。

A: She’s always quiet.
(彼女はいつも静かだね。)
B: I wonder what she’s thinking.
(一体何考えてるんだろう。)


量・加減が控えめ

次は、量や加減を適切に抑えるときに使う英語フレーズをご紹介します。

I love this cake because it’s not too sweet.

甘さ控えめだから、このケーキ好きなんだ。

“not too sweet”で「甘すぎない」「甘さ控えめ」という意味のフレーズです。

解説がやや短すぎるかなと思いました。“not too <形容詞>”で、「<形容詞>過ぎない>」という意味になるところから説明しても良かったかもしれません。

A: I thought you don’t eat cakes.
(ケーキは食べないんだと思っていたよ。)
B: I love this cake because it’s not too sweet.
(甘さ控えめだから、このケーキ好きなんだ。)

「辛すぎない」と言いたい時は次のように言ってくださいね。

I love this soup because it’s not too spicy.(このスープ辛すぎないから好き。)

Less spicy, please.

辛さ控えめでお願いします。

こちらはレストラン等で役立つ英語フレーズです。

“less”は「(量が)より少なく」という意味なので、“Less spicy, please.”は直訳すると「より辛くなくお願いします。」となります。

このまま使えるので丸ごと覚えてくださいね!

A: Less spicy, please.
(辛さ控えめでお願いします。)
B: Sure.
(わかりました。)

「○○控えめでお願いします。」と伝えたい時は、”Less○○, please.”と言えば大丈夫ですよ。

Less sweet, please.(甘さ控えめでお願いします。)

Less salty, please.(塩分控えめでお願いします。)

Go easy on the salt.

塩分は控えめにね。

“Go easy on ○○.”は「○○を控えなさい。」「ほどほどにしなさい。」という意味の英語フレーズになります。

相手にやんわりと注意する時に使える便利な表現ですよ。

A: Go easy on the salt.
(塩分は控えめにね。)
B: You’re right. I’ll be more careful.
(君の言うとおりだ。気を付けるよ。)

「ビール・砂糖などを控えて。」と言いたい時は次のように使ってくださいね。

Go easy on the beer. (ビールは控えめにね。)

Go easy on the sugar. (砂糖は控えめにね。)

I’m cutting down on sweets.

甘いものは控えているの。

“cut down on ○○”は「○○を控える」「減らす」という意味のフレーズです。

「ダイエット中だから食べられない。」という状況を相手に伝えることができますね!

A: Why don’t you eat that chocolate? It’s so nice!
(そのチョコレート何で食べないの?美味しいのに!)
B: I’m cutting down on sweets.
(甘いものは控えているの。)

塩分を控えていると言いたい時は、次のように言うことができますよ。

I’m cutting down on salt.(塩分控えめにしています。)

 


おわりに

いかがでしたか?

今回は「控えめ」を表す英語フレーズをご紹介しました。

シチュエーションによって、様々な表現がありましたね。

いくつか覚えやすいものを選んで、ぜひ英語で言ってみてくださいね!

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