「引越し」の英語!予定や挨拶を相手に伝えるフレーズ13選!
今日は、「引越し」のシーンで使える英語フレーズのご紹介!
お世話になった人への挨拶や、転勤や家族の事情などの理由について、英語ではどのように表現するのでしょう?国内外の移動に問わず、相手へ引越す事を伝える言い回しをいくつかまとめてみました。
状況によって使い分ける事が出来る内容は、必見!ぜひ英語習得の参考にして下さい。
「引越します」と伝える時
まずは、引越しを伝える表現からみてみましょう。シンプルで短いフレーズばかりなので、すぐに覚えられますよ!決まっている引越しや、引越す予定を相手に言いたい時に便利です。
I’m moving out.
引越します。
「引越します」を伝える定番の英語フレーズ。”move out”は「引越す」という意味です。
未来の予定を話す時、”I will”だと「起こるであろう事、起こる確率の高い予定」になるのですが、こちらのように”I’m ~ing”だと「ほぼ100パーセント起こる事が確実で、準備も出来ている」と相手に伝わります。
その時の状況によって、使い分けてみて下さい!
A: I haven’t seen you for a while!
(しばらく会ってなかったわね!)
B: I was gonna call to tell you something. I’m moving out to San Francisco next month.
(あなたに伝えたい事があって、電話しようと思ってた。私、来月サンフランシスコに引越すの。)
I’ll move to ○○.
○○へ引越します。
“move”は「移動する、引越す」という意味の英語。
「引越します」を伝える定番のフレーズです。”I’ll~” (~します)という未来を表す言い方を使う事で、数か月後や数年後に決まっている、少し先の予定についても伝える事が出来ます。
A: I’ll move to New York next year.
(来年、ニューヨークへ引越します。)
B: Really? I used to live there when I was a student.
(本当ですか?私、学生の頃そこに住んでいました。)
I’ll move back to Japan.
日本へ帰国します。
海外に滞在している人の中には、「日本へ帰国する」という引越しがありますよね!そんな時に便利な言い回しがコチラ。”move back to”で「~へ戻る、元居たところへ引越す」という意味になります。
近々、日本へ帰国予定のある方はぜひ参考にして下さい!
A: Are you going to stay in Canada for a while?
(カナダに、しばらくの間滞在するの?)
B: No. I’ll move back to Japan after I graduate this school.
(いいえ。この学校を卒業したら、日本へ帰国するの。)
「いつ引越すか」を伝える時
次に、引越しの具体的な予定を伝える英語フレーズをご紹介!「もうすぐ」という表現や、引越しをする大まかな時期など、その時に応じて使い分け出来る便利な言い回しをまとめてみました!
I’m moving out soon.
もうすぐ引越します。
数週間~数か月後など、「近いうちに引越します」と伝える英語フレーズ。
“soon”は「もうすぐ、近日中に、すぐに」という意味の単語で、英語の様々なシーンにおいて非常によく出てくる言葉です。表現とセットでぜひ覚えて活用して下さいね!
A: Your room looks empty! What’s going on?
(あなたの部屋、まるで空っぽね。どうしたっていうの?)
B: I’m moving out soon. I sent most of my things to a new place.
(もうすぐ引越すの。荷物は、ほとんど新しい部屋で送ったわ。)
I’ll move to ○○ next month.
来月、○○へ引越します。
引越す時期を具体的に伝える英語フレーズ。”I’ll move to~” (~へ引越す)という言い回しの後に、伝えたい時期を付け足すだけなので簡単です!
こちらでは”next month” (来月)とありますが、他にも”next week” (来週)、”next year” (来年)、”next spring” (来年の春)、”in three months” (3か月後)など、予定によって当てはまる言葉を使いましょう。
A: What is your news?
(ニュースがあるって、どうしたの?)
B: I’ll move to Tokyo next month. My husband has to move there for his work.
(来月、東京へ引越すの。夫が、仕事であっちへ行かなきゃいけなくて。)
I’ll move out in ○.
○月に、引越します。
「何月に引越すか」を伝える英語フレーズ。
“I’ll move out” (引越します)の後に”in + 月”と付け足す事で「~月に」と月単位で表す事が出来ます。より詳しい予定を聞かれた時や伝えたい時に、ぜひ使ってみて下さいね。
A: Do you know when you will move out?
(いつ引越すのか、わかってるの?)
B: I’ll move out in May.
(5月に、引越します。)
「引越す理由」を伝える時
引越しの理由は、単身赴任や家族の事情、海外転勤など、人によって異なりますよね!続いて、具体的な引越しの理由を相手に伝える英語フレーズをまとめてみました。
身近な人やお世話になった人へのコミュニケーションにも役立ちますので、ぜひ参考にして下さい!
I’ll move out for family reasons.
家庭の事情で引越します。
引越す理由の1つに、「家庭の事情」がありますよね。実家がある故郷へ帰る人、離婚や別居で住んでいる場所を離れる人など、様ざまな事情があると思います。
“family reasons”は「家庭の事情、家族の都合」を表す際にネイティブが使う表現。職場で使うのに適していますし、ありのままを言いたくない時のオブラートな言い回しとしても使えます!
A: You’ve been living here for more than 20 years. Why did you decide to move out?
(あなた、もうここに20年住んでいるのよね。なぜ、引越そうと決めたの?)
B: I’ll move out for family reasons.
(家庭の事情で引越すの。)
I’ll be transferred to ○○.
○○へ転勤します。
国内、海外問わず転勤が理由で引越す際に使えるフレーズ。
“transfer”は英語で「移動する、転勤する」という意味で、”I’ll be transferred to~”は「~へ転勤します」を表す言い回し。ビジネスマンにとって役立つ一言となると思うので、ぜひ参考にして下さい!
A: I’ll be transferred to Okinawa.
(沖縄へ、転勤するよ。)
B: Okinawa is one of my favorite places! Is your family coming with you?
(沖縄って、私のお気に入りの場所の1つよ!ご家族も、一緒に行くの?)
I’m moving in with my boyfriend/grilfriend.
彼氏/彼女と、同棲します。
「付き合っている相手と同棲する」というhappyな理由を伝えるフレーズ!
“move in”は「新しい場所に移り住む」という意味の英語。「同棲する」という表現で、ネイティブの英語会話で実際によく使われます。覚えておくと、英語慣れしてるような自然なスピーキングが出来るので、ぜひ使ってみて下さいね!
A: I’m moving in with my boyfriend!
(彼氏と、同棲するの!)
B: That’s so exciting! Let me know when you throw a home party!
(ワクワクするね!ホームパーティ―する時は、教えてね!)
引越し前に「お世話になりました」と伝える時
続いて、お世話になった近所の人、職場の人、友人に使える引越しの挨拶フレーズを見てみましょう!お別れや、お礼のシーンにも役立ちそうな言い回しなので、ぜひ参考にして下さい。
Thank you for everything.
色々と、お世話になりました。
英語には「お世話になりました」を直訳する言葉がないのですが、最もそれに近い表現が使えるのがコチラ。
「色々と、全てにおいてありがとうございました」と伝わるので、「お世話になりました」の挨拶はもちろん、感謝を伝えたい人とのお別れや、お礼のシーンでも使える便利なフレーズです。
A: You’re moving out soon! I’ll miss having you at work.
(もうすぐ引越しですね!あなたが職場から居なくなると、寂しいです。)
B: Me too. Thank you for everything.
(私もです。色々と、お世話になりました。)
It’s been great to have you as my neighbor.
あなたがご近所の方で、とても良かったです。
引越しの時、近所の人へ挨拶を言いたい時に使える英語フレーズ。
“It’s been great to have you as my~”で「あなたが私の~で居てくれてとても良かった、嬉しかった」という表現に。引越し以外のお別れの挨拶としても役立つ言い回しですよ!
”my neighbor” (私のご近所さん)の代わりに、”my colleague” (私の同僚)や”my teacher” (私の先生)など相手によって言葉を変えてみて下さい!
A: We’re moving out today. It’s been great to have you as my neighbor.
(今日、私達引越します。あなたがご近所の方で、とても良かったです。)
B: I feel exactly the same. Let’s keep in touch.
(私も、全く同じ思いです。連絡取り合いましょうね。)
引越し後に「お世話になります」と伝える時
最後にご紹介するのは、引越し先で「お世話になります」と伝える挨拶のフレーズ。
英語に、「お世話になります」と表す直接の言い回しはないのですが、それに代わってネイティブが使う表現をまとめてみたので、ぜひ参考に!
I just moved here from ○○.
○○から、つい先日引越してきました。
「引越してきました」をシンプルに伝える英語表現。
“I moved here from~” (~から引越してきました)に”just”を加える事で、「つい先日、ほんの少し前」と表す事が出来ます。特に挨拶のシーンでは、「引越し後にすぐ伺いました」という印象で伝わるので、ぜひ使ってみて下さいね!
A: Hello. I haven’t seen you around here. Did you just move in?
(こんにちは。この辺りで見かけない方ですね。最近入居されたんですか?)
B: Yes. I just moved here from Kyoto.
(はい。京都から、つい先日引越してきました。)
I’m your new neighbor.
新しい、近所の隣人です。
日本では普通、「私はあなたの新しいご近所です」などという言い方はしないですよね!
少し不自然に感じるかもしれませんが、英語では、”I’m your new~” (私はあなたの新しい~)という表現を普通に使います。ニュアンスとして、「新しく~に加わる事になりました」と覚えると使う時に抵抗がないかも!
“neighbor”(近所の人)の他にも、”colleague” (同僚)、”partner” (仕事上のパートナー)、”classmate” (クラスメート)などシーンに応じて英語を入れ替えて使ってみましょう!
A: Hello. Nice to meet you. I’m your new neighbor.
(こんにちは。初めまして。新しい、近所の隣人です。)
B: Nice to meet you! Welcome to the neighborhood.
(始めまして!この近所へようこそ。)
おわりに
「引越し」がテーマの英語、いかがだったでしょうか?
挨拶はもちろんですが、予定や理由を伝える言い回しは引越し以外のシーンでも応用出来ますよね!色々な会話のシーンで繰り返し使ってみると、自然にフレーズが頭の中に入ってスラスラと出てくるようになりますよ!
引越しの予定がある方もない方も、今後の英語習得に向けて参考にして頂けると幸いです。